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アーサー・ランサム全集『シロクマ号となぞの鳥』対照表

 NIFTY-ServeのFSHIPでLMSさんが発表された『シロクマ号となぞの鳥』(1964.5.30第2刷)とアーサー・ランサム全集第12巻『シロクマ号となぞの鳥』(1999.6.7第19刷)を元に、次の比較一覧にまとめたものです。  英語版への参照にはPuffin BooksのGreat Northern?, impression of 1973を使いました。
 修正の表記については、真鵺道によりました。
高橋誠
頁 変更 内容 英語表記
旧 新 頁 内容
箱・表紙 箱・表紙 [表は青地にランサムによるイラストを散りばめてある。青の二重線の枠中に横書きの赤字で「シロクマ号となぞの鳥」。同じく黒字で「アーサー・ランサム作 神宮輝夫訳」。
箱および表紙イラスト配置図
ABC
Dシロクマ号となぞの鳥
アーサー・ランサム作 神宮輝夫訳
E
FG
HIJ
KL
MNO
P
QRSTU
  1. ディックが湖にむかって出かけていく
  2. 探照灯
  3. 陸路運搬
  4. おりたたみ式ボートの転覆
  5. 風笛(小)
  6. ディックのカメラ(小)
  7. カモメ?(小)(第26章末のイラスト)
  8. シロクマ号の船底掃除
  9. 毛ぶかい手がディックのえりがみを…
  10. ジマリング氏が船にあがってくる
  11. シロクマ号(小)
  12. 水深測鉛(小)
  13. さよならシロクマ号
  14. 大オオハム
  15. マクギンティととりこたち
  16. テロダクティル号(小)
  17. 双眼鏡(小)
  18. 塔の上の見張り(小)
  19. 大オオハムのたまご
  20. おりたたみ式ボート(小)
  21. ツノメドリ(小)
(小)は小イラストを表す

背は白地に縦書きの黒字で「シロクマ号となぞの鳥」。中央に青色の大オオハムの頭部のイラスト。その下に縦書きの黒字で「アーサー・ランサム作」「神宮輝夫訳」。最下段に横書きで「岩波書店」。裏は青地。中央を丸く白く抜いてあり,シロクマ号のイラストがある。右下隅に定価「¥600」。箱の天地は青で底に横書きの黒字で「シロクマ号となぞの鳥 ¥600」。本体もこれに準ずる。
/箱の表は太枠が灰色,中は白地に黄土色?の帆船が4列3段に並ぶ。下方に横書きの黒字で「シロクマ号と」「なぞの鳥」「アーサー・ランサム全集12」「神宮輝夫訳」。背は両側が白の太枠で中は黄土色地に白抜きの縦書きで「シロクマ号となぞの鳥」,黒字で「アーサー・ランサム全集」,白抜きで「12」,黒字で「岩波書店」。裏は同じく太枠が灰色,中の白地の部分に黄土色の帆船が4列3段に並んでいるが右上隅にはバーコードと「9784001150421」「1928397024005」の数字が重なっており,その部分の帆船は見えない。帆船のイラストの下に全12巻のタイトルが横書きで並ぶ。数字は黄土色,タイトルは黒字。「1 ツバメ号とアマゾン号」「2 ツバメの谷」(中略)「12 シロクマ号となぞの鳥」。最下方灰色の太枠の部分に横書きの黒字で「アーサー・ランサム全集12(全12巻)定価(本体2400円+税)」「ISBN4-00-115042-5 C8397 \2400E」。箱の天地は白帯の間に黄土色。底の黄土色の部分に横書きの黒字で「アーサー・ランサム全集 12 小学4年~5年以上 定価(本体2400円+税)」。本体の表はグレー地にオレンジ色の帆船が4列2段。黒字で「シロクマ号と」「なぞの鳥」「アーサー・ランサム全集12」「神宮輝夫訳」。]

扉 扉 シロクマ号のイラスト。縦書きで(以下同じ)「シロクマ号(ごう)となぞの鳥」「アーサー・ランサム作」「神宮輝夫訳」「岩波書店」/
シロクマ号を見送るマクギンティ少年のイラスト。ただし巻末のイラストとは左右逆。上方に「アーサー・ランサム全集12」「シロクマ号となぞの鳥」下方に「アーサー・ランサム作」「神宮輝夫訳」「岩波書店」。
[2][2]This book is published in Japan by [/(改行)]
arrangement[(改行)/] with Jonathan Cape, Ltd. London.
[/さし絵複製権所有]
口絵8と9の間口絵[2]と[3]の間題[シロクマ号(ごう)の船体掃除(せんたいそうじ)/]
人物の着色左から順に
帽子上下
黄/白白/青黄/茶
青/白白/茶青/緑
茶/肌白/肌黄/肌
白/青白/青緑/青
白/茶茶/茶茶/茶
[3][3][「もくじ」下方に折りたたみボートをあやつるディックのイラスト(第18章末と同じ)
/「もくじ」下方にツノメドリのイラスト(第10章末と同じ)]
4-5[4-5]第2章から第26章までの章の開始頁[n/n+1]
第27章から第29章までの章の開始頁[n/n+2]
20[影武者(かげむしや)/影(かげ) 武(む) 者(しや)]
22[包囲(ほうい)/包(ほう) 囲(い)]
[訳者(やくしや)のことば....475/訳(やく)をおえて....477]
[/アーサー・ランサムへの別(わか)れのことば....480]
[/装幀(そうてい) 江森瑛子(えもりえいこ)]
[7][7][/アーサー・ランサム作(さく) 神宮輝夫訳(じんぐうてるおやく)]
[下方に「霧の中を進むシロクマ号」のイラスト(第2章の「霧の中へ」の一部の裏焼き)/下方に「オオオオハム」のイラスト(第13章末のイラストの裏焼き)]
8[作者(さくしや)のまえがき
 おこった事件(じけん)はそのまま書いたが、シロクマ号(ごう)の船体(せんたい)を掃除(そうじ)し、船(ふね)の博物学者(はくぶつがくしや)の発見(はつけん)がおこなわれた正確(せいかく)な場所(ばしよ)は、せんさくずきな読者(どくしや)にわからないようにあらゆる努力(どりよく)をはらった。読者(どくしや)がこの本に書いてある以上(いじよう)のことを知りたいと作者(さくしや)をなやましても(そして、手紙に切手(きつて)をはった返信用(へんしんよう)の封筒(ふうとう)を同封(どうふう)してきても)それにお答(こた)えすることはできない。それから、もし、ヘブリデス諸島(しよとう)をとくによく知っている人が、大オオハムの巣(す)がある湖(みずうみ)を知って、鳥たちをさわがすようなことがあれば、その人は、ジョン、スーザン、ティティ、ロジャ、ナンシイ、ペギイ、ドロシア、ディックおよび作者(さくしや)から敵(てき)とみなされることになる。そんなことがおこれば、作者(さくしや)はこのできごとの記録(きろく)を書いたことをかなしまねばならない。/]
12 NOTE
Every effort has been made (short of falsifying the course of events) to prevent the inquisitive reader from learning the exact place where the Sea Bear was scrubbed and the Ship’s Naturalist made his discovery. Persons who pester the author for more information (whether or not they enclose stamped envelopes with their letters) will not be answered. Further, should anyone with particular knowledge of the Hebrides identify the loch where the Divers are nesting and be the means of distributing them, they will make enemies of John, Susan, Titty, Roger, Nancy, Peggy, Dorothea and Dick, as well of the author, who will in that case be sorry he has written this account of what happened.
  1. シロクマ号(ごう) (2001.2.16)
  2. 手さぐりで進(すす)む (2001.2.16)
  3. 船(ふね)が足で立つ (2001.3.14)
  4. 最初(さいしよ)の発見(はつけん) (2001.3.14)
  5. だれかにつけられてる (2001.3.14)
  6. はじめてアビを見る (2001.3.14)
  7. どっちだろう? (2001.3.14)
  8. あの船(ふね)がまだいる! (2001.3.14)
  9. くいちがう目的(もくてき) (2001.3.9)
  10. 船上(せんじよう)の反乱(はんらん) (2001.3.12)
  11. たまご収集家(しゆうしゆうか)やっつけられる (2001.3.7)
  12. チャンスを待(ま)つ (2001.3.12)
  13. 肩(かた)すかしをくわす (2001.3.12)
  14. 「かくれがをつくらなくては」 (2001.3.14)
  15. さまたげられた網(あみ)つくり (2001.3.15)
  16. りっぱな見張(みは)り (2001.3.19)
  17. 海にも敵(てき)、陸(りく)にも敵(てき) (2001.3.22)
  18. 夜の小島(こじま)へ行く (2001.3.23)
  19. ディックの敵(てき)をそらす (2001.3.26)
  20. 影武者(かげむしや) (2001.3.28)
  21. おとりたち (2001.3.30)
  22. 包囲(ほうい) (2001.3.31)
  23. 船(ふね)の博物学者(はくぶつがくしや) (2001.4.1)
  24. のぞまなかった救(すく)い手 (2001.4.2)
  25. ロジャのたいくつな一日 (2001.4.6)
  26. マクギンティが道理(どうり)に耳をかたむける (2001.4.7)
  27. おそすぎた! (2001.4.8)
  28. しかし、たまごはどうなった? (2001.4.10)
  29. はやく! はやく! (2001.4.11)
頁 変更 内容
旧 新
474 - 大オオハムのイラスト(新版第13章末のものと同じ)
475 - [訳者(やくしや)のことば
神宮輝夫(じんぐうてるお)
 アーサー・ランサムは一八八四年に、イギリスのリーズに生(う)まれました。リーズ大学の歴史学(れきしがく)の教授(きょうじゆ)だったおとうさんのシリル・ランサムは、つりがすきだったので、休(やす)みになると、むすこをつれて、イングランド北部(ほくぶ)の湖沼地方(こしようちほう)をおとずれたといいます。
 おとうさんの死後(しご)、ランサムは有名(ゆうめい)な私立高校(しりつこうこう)ラグビー・スクールにはいり、そこをおえると、わずかの間(あいだ)大学にはいった後(のち)、ロンドンの出版社(しゆつぱんしや)につとめたりしながら、「オスカー・ワイルド論(ろん)」や「エドガー・アラン・ポー論(ろん)」そのほかの評論(ひようろん)を発表(はつぴよう)しました。第(だい)一次(じ)世界大戦前(せかいたいせんぜん)に、新聞記者(しんぶんきしや)として二度(ど)ロシヤをおとずれ、ロシヤ語(ご)を勉強(べんきよう)して、ロシヤ民話(みんわ)を集(あつ)め、それを『ピーターおじさんのロシヤの昔話(むかしばなし)』(一九一六)にまとめました。
 第(だい)一次(じ)世界大戦(せかいたいせん)がおこると、ランサムは従軍記者(じゆうぐんきしや)として戦地(せんち)へ行き、ロシヤ革命(かくめい)、中国革命(ちゆうごくかくめい)の時にも、新聞特派員(しんぶんとくはいん)として現地(げんち)にでかけました。
 戦争(せんそう)がおわると、かねてから計画(けいかく)していた帆船(はんせん)つくりにかかり、一九二一年から二年にかけてできあがったラカンドラ号(ごう)で、ラトヴィアのリガからフィンランドのヘルシンキまで航海(こうかい)し、その時のことを『ラカンドラ号(ごう)最初(さいしよ)の航海(こうかい)』(一九二八)にまとめました。
 ランサムが子どもの文学(ぶんがく)に関心(かんしん)をもっていたことは、ロシヤ民話(みんわ)をあつめて子ども向(む)きに書いたことでも
476 - わかりますが、一九二六年にも『兵隊(へいたい)さんと死(し)』というロシヤ民話(みんわ)を発表(はつぴよう)しています。(これは最近(さいきん)すばらしい絵本(えほん)になって出ています。)しかし、本格的(ほんかくてき)に子どもの文学(ぶんがく)にのりだしたのは、一九三〇年の『ツバメ号(ごう)とアマゾン号(ごう)』からでした。ランサムは、少年時代(じだい)におとうさんといっしょにおとずれたウィンダミア湖(こ)へ、大人(おとな)になってからもたびたびおとずれ、そこで知(し)り合った、ある家族(かぞく)の小さな子どもたちの遊(あそ)びに刺激(しげき)されて、ウォーカー家(け)のジョン、スーザン、ティティ、ロジャの四人きょうだいと、ブラケット家(け)のナンシイとペギイ姉妹(きようだい)とが、帆走(はんそう)や海戦(かいせん)や宝(たから)さがしや、キャンプ生活(せいかつ)などをたのしむ夏休(なつやす)み物語(ものがたり)『ツバメ号(ごう)とアマゾン号(ごう)』をつくり出したのです。この物語(ものがたり)は、ごくふつうな夏休(なつやす)みの生活(せいかつ)の中で、子どもたちのたくましい冒険心(ぼうけんしん)を刺激(しげき)する事件(じけん)をつくりあげるという、当時(とうじ)としては、ひじょうに目新(めあたら)しい作品(さくひん)だったので、たちまち大評判(だいひようばん)になり、まね手がたくさんにあらわれました。中でもキャザリン・ハルとパメラ・フィットロックという女学生(じよがくせい)は、すっかりランサムに夢中(むちゆう)になり、ランサムの作品(さくひん)を全部(ぜんぶ)読んでしまうと、ふたりで話しあって『はるかなるアムダリア川』(一九三七)という作品(さくひん)を書きあげ、ランサムに「この本は、はじめからおわりまで生(い)き生(い)きしている」と激賞(げきしよう)されました。
 こうした直接(ちよくせつ)のまね手ばかりでなく、ランサムの本は、子どもを自然(しぜん)の中に解放(かいほう)し、力いっぱい活躍(かつやく)させる海洋物語(かいようものがたり)やスポーツ物語(ものがたり)などをたくさん生(う)みだすきっかけになったのでした。
 『ツバメ号(ごう)とアマゾン号(ごう)』の後(あと)、ランサムは『冬休み』『オオバン・クラブ』でディックとドロシアのカラムきょうだいをはじめて登場(とうじよう)させ、ウォーカー、ブラケット、カラム三きょうだいが活躍(かつやく)する『ツバメ号(ごう)の伝書(でんしよ)バト』、ブラケットとカラムだけが登場(とうじよう)する『ピクト人(じん)と殉難者(じゆんなんしや)』、ウォーカーの四人だけが、あらしの
477 - 海を航海(こうかい)する『海へ出るつもりじゃなかった』など、全部(ぜんぶ)で十二冊(さつ)の本を発表(はつぴよう)しました。『シロクマ号(ごう)となぞの鳥』は、その最後(さいご)の作品(さくひん)です。
 『シロクマ号(ごう)となぞの鳥』で、いちばん重要(じゆうよう)な役目(やくめ)を果(は)たすのは、大オオハムという鳥です。大オオハムは「外国(がいこく)に巣(す)をつくる……ふつう見られるのは一羽(わ)である……サンダース」「北アメリカ東部(とうぶ)、グリーンランド、アイスランドに巣(す)をつくる。」「夏の間中(あいだじゆう)、シェットランド諸島(しよとう)のまわりによくいるので、そこにも巣(す)をつくっているかもしれないが、現在(げんざい)まで確認(かくにん)されていない……カワード」というように、イギリス諸島(しよとう)では、ぜったいに巣(す)をつくらないはずの鳥なのです。その鳥がイギリス諸島中(しよとうちゆう)のある島(しま)で巣(す)をつくっているのを発見(はつけん)したディックが、鳥とたまごを手に入れて、その事実(じじつ)を証明(しようめい)しようとする、たまご収集家(しゆうしゆうか)の野心(やしん)とたたかって、鳥とたまごを守(まも)りながら科学的事実(かがくてきじじつ)の証明(しようめい)をするまでの、苦心(くしん)をえがいたのが物語(ものがたり)のすじです。
 『シロクマ号(ごう)となぞの鳥』は、物語(ものがたり)のできばえからいったら、ランサムの十二冊(さつ)のうち最高(さいこう)のものと思います。ランサムの作品(さくひん)には、白帆(しらほ)を張(は)って未知(みち)の大海(たいかい)におどりだし、はじめて陸(りく)を見る瞬間(しゆんかん)のよろこびの気持(きもち)のように、いつまでも人の心を躍動(やくどう)させる冒険精神(ぼうけんせいしん)がいっぱいあふれています。それと同時(どうじ)に、観察(かんさつ)するたのしさ、物(もの)をつくるよろこびなども、ゆたかに書きこまれています。『シロクマ号(ごう)となぞの鳥』は、大オオハムのなぞの解明(かいめい)が、つぎつぎにおこる事件(じけん)のきっかけになっていますから、観察(かんさつ)するという、ドロシアにいわせれば、もう一つの冒険(ぼうけん)のことがふんだんにかかれていますし、主役(しゆやく)も当然(とうぜん)、観察者(かんさつしや)ディックです。しかし、ディックとたまご収集家(しゆうしゆうか)ジマリング氏(し)の、鳥類(ちようるい)に対(たい)する態度(たいど)のちがい、島(しま)のゲール人(じん)たちの当然(とうぜん)の誤解(ごかい)などがからまって、偵察(ていさつ)、逃亡(とうぼう)などがはじまり、敵(てき)の目をごまかしたり、捕虜(ほりよ)になったりする、ふつうの冒(ぼう)
478 - 険(けん)もつぎつぎにおこります。船(ふね)のこと、鳥のこと、島(しま)のことなどを目に見るように、くわしくかきながら、そして、子どもたちを性格(せいかく)のままに行動(こうどう)させながら、はじめからおしまいまで、ぐいぐいと読者(どくしや)をひっぱっていくおもしろさをつくりだしている上に、どこにもむりがないのです。わたしは、この作品(さくひん)をいちばんよくできていると思います。(もっとも、これは、わたしのこのみもあるので、読者(どくしや)のみなさんの中には『ツバメ号(ごう)とアマゾン号(ごう)』がいちばんと考える人や、『ツバメ号(ごう)の伝書(でんしよ)バト』がいちばんと考える人もいるでしょう。)
 ところで、ランサムの最初(さいしよ)の作品(さくひん)から、『シロクマ号(ごう)となぞの鳥』までには、十七年の年月(としつき)が流(なが)れていますが、物語(ものがたり)の上では、四、五年しかたっていません。だから、最初(さいしよ)の物語(ものがたり)で登場(とうじよう)した時、七歳(さい)だったロジャが十一、二歳(さい)、ジョンが十五、六歳(さい)、ナンシイが十七、八歳(さい)くらいになるでしょうか。ロジャとナンシイの間(あいだ)に、ロジャのすぐ上のティティとドロシア、つづいてディック、スーザン、ペギイ、ジョンがはさまるわけです。
 なお、鳥のことについて一言(ひとこと)おつたえしますと、大オオハムは日本にはこない鳥なので和名(わめい)がないそうです。原名(げんめい)great northern diver(グレート ノーザン ダイバー)は、ある辞書(じしよ)には「アビ」、ある辞書(じしよ)には「大北方(だいほつぽう)アビ」などとあり、統一(とういつ)していませんので、山階鳥類研究所(やましなちようるいけんきゆうじよ)の黒田長久(くろだながひさ)先生におたずねして、「大オオハム」といたしました。黒田(くろだ)先生にあつく御礼(おんれい)申(もう)し上げます。
  一九六三年十月/]
- 477-479 上記「訳者(やくしや)のことば」にかえて、「訳(やく)をおえて」が追加された。
- 480-485 「アーサー・ランサムへの別(わか)れのことば」ルーパト・ハート=デービスが追加された。
[479] [487]

上半分に四角枠。その中に横書きで:
[/(アーサー・ランサム全集12)]
シロクマ号となぞの鳥 [アーサー・ランサム作、/]神宮輝夫訳
[478/485]p 23cm [小学5年以上/小学4、5年以上]

下半分 縦書き:
[/アーサー・ランサム全集12]
シロクマ号となぞの鳥 定価[六〇〇/七〇〇]円 ──────────────────────────────────
[一九六三年十一月二十九日/一九六八年三月十八日] 第一刷発行©
訳者 神宮輝夫
発行者 東京都千代田区神田一ツ橋二ノ三
岩波雄二郎
印刷者 長野市中御所二ノ三〇 田中忠
発行所 東京都千代田区神田一ツ橋二ノ三
株式会社岩波書店
本文印刷 大日本法令印刷株式会社
製本 株式会社三水舎
表紙・箱・口絵・見返印刷 錦印刷株式会社

[480] - 岩波書店の本の広告があります。
タイトルは横書きで、
*児童文学の名作を選んだ愛蔵版
菊判・クロース装・上製函入
次の本の題名・著者名・訳者名・挿絵作者名・定価があげられています。 (ここでは題名だけ紹介します。)
上段
  • クマのプーさん/プー横丁にたった家
  • わらしべ長者-日本の民話二十二編
  • 長い長いお医者さんの話
  • 星の王子さま
  • 風の又三郎-宮沢賢治童話集I
下段
  • 銀河鉄道の夜-宮沢賢治童話集II
  • シロクマ号となぞの鳥
  • 風に乗ってきたメアリー・ポピンズ
    帰ってきたメアリー・ポピンズ
  • たのしい川ベ-ヒキガエルの冒険
後ろ見返し 後ろ見返し 地図変更なし
裏表紙 裏表紙 [青地の中央に白抜きの円、その中にシロクマ号のイラスト(2章末にあるのと同じ)/灰色地に黄土色の帆船が4列2段に並ぶ。中央下に黒字で「岩波書店」]

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