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第3章 ふねが足で立つ

 NIFTY-ServeのFSHIPでLMSさんが発表された『シロクマ号となぞの鳥』(1964.5.30第2刷)とアーサー・ランサム全集第12巻『シロクマ号となぞの鳥』(1999.6.7第19刷)を元に、次の比較一覧にまとめたものです。  英語版への参照にはPuffin BooksのGreat Northern?, impression of 1973を使いました。
 修正の表記については、真鵺道によりました。
2001. 3.14 高橋誠
変更 内容 英語表記
内容
45 46 ねがえりを[/う]って 40
ふね掃除そうじにかかる時間[じかん/]や、
階段かいだん[上/あ]がりながら
[おどろきモモの木サンショの木!/おどろき、もものき、さんしょのき!] Jibbooms and bobstays!
みんな[どろ/どろ]のように
[しお/しお]になっても
なかなかの上陸場じょうりくば[/しよ] Nice bit of hard.
45 46 くるりとねがえって[、/]だなから出てみると[/、]ほかの子どもたちもみな、じぶんと[おな/おな]じことを
やっと階段かいだん半分[はんぶん/]ほどあがったとき
あと、四、五時間[じかん/]しかねむれないんだ。 41
高い[くも/]足早[/あしばや]ながれ、空はいっぱいの光[り/]だった。
もう一ねた[方/ほう]がいいわよ。
ふねを足で[た/立]たせる場所ばしよ
足で[た/立]たせる……
それに、ふねを足で[た/立]たすには
一日[中/じゅう]必要ひつようではないかも[知/し]れないし
一、二時間[じかん/]ふねはしーんとしずかになった。
[きあげ/ウィンチ]ががちゃがちゃ音を
石油せきゆストーブに[あたら/あたら]しく
47 48 だれかが「[エンジン/機関きかん]!」といいかえした。
ぼくがいくまで[エンジン/機関きかん][かける/うごかす]なよ。」
船室せんしつ[ちゅう/じゅう]をてらしていた。
きのうきり[め/目]かくしされた
[エンジン/機関きかん]鼓動こどうしている。
ごくゆっくり[すす/すす]んでいることが
ふね[/む]かっている
[ヵ/か]しよ土地[とち/]がこぶのように
海図かいずにある[たに/]をかくしていた。
ふねがすぐ下をとおった[時/とき][エンジン/機関きかん]の音をこだまさせた 42
おか[うし/うし]ろは高い尾根おねがあって
このわん南側みなみがわわん[/わ]ける
海に[/む]かって走っていたし、絶壁ぜつぺき[/む]こうの外海そとうみでは
ほんのちょっと[エンジン/機関きかん]うごかせばいいんだ。
48 49 そして[今度こんど/こんど]船首せんしゆからではなく
船尾せんびからついてくるのではなく[/、]いかりをつんで[、/]右舷うげん[横静索よこせいさく/シュラウズ]につながれていた。
[かじ/かじ]はスーザンが
すぐになにかほかのことを[や/す]るつもりにちがいなかった。
きり[/は]れるとすぐ見えたわ。
49 50 前端ぜんたん[横静索よこせいさく/シュラウズ]のそばのボールトで 43
物語ものがたりにはおあつらえ[/む]きの場所ばしよ
絶壁ぜつぺき[み/見]ながらいった。
いかりづなをくり出し[ていっ/]た。
50 51 わしが[かじ/かじ]をにぎって
シロクマごうきし[/む]かって進んでいた。 44
プロペラをまわさなくなった[エンジン/機関きかん]は、[きゅう/きゅう]鼓動こどう
わんの入口とその[/む]こうの外海そとうみ
シロクマごう[やりだし/ボースプリット]
もう[頃合ころあい/ころあい]だ。
フリント船長せんちよう[かじ/かじ]をはなれて
51 52 左右[さゆう/]から岸辺きしべまで
[エンジン/機関きかんを]うごかして 46
[エンジン/機関きかん]をとめろ。」
[エンジン/機関きかん]の音がとまり
52 53 いき[き/]らしながら
[今度こんど/こんど]のはごくかすかな
さあ、[今度こんど/こんど]は足をさげよう。
おろす時間[じかん/]は十分あるよ。
54 支柱しちゆう上端じようたんは、[横静索よこせいさく/シュラウズ]にしばりつけられた。
53 左舷さげん支柱しちゆうも同じようにして立[て/っ]た。 The same thing was done to the leg on the other side
竜骨りゆうこつ左右[さゆう/]の足で
ふく[方/ほう]がいいわよ。
みんながおかゆを[/た]べはじめたとたん
[全員ぜんいんが、/]前部甲板ぜんぶかんぱん[/のはしご]後部甲板こうぶかんぱん階段かいだんをどかどかのぼ[る音がし/って、全員ぜんいん甲板かんぱんに出]た。 47 There was a general stampede up the companion and up the fo’c’sle ladders.
54 55 あと二時間[じかん/]たてば、
ちゃんと[/た]べてしまいましょうよ。
きしを走らせとく[方/ほう]がいい。
「わたしたち、[険/検]たんけんするわ。」
[/た]べものをかたづけちゃってよ。
[陸地りくち/上陸じようりく]ぐみ[で/出]かけられるように the land party
55 56 [陸地りくち/上陸じようりく]ぐみ!」
計画けいかくをいっぱい[ひ/]めたまなざしで
わすれずにもっていかなくてはならないものを[/、]あたまの中で[、/]ざっとならべてみた。 48
[ちい/小]さい海図かいずをもっていってもいい?」
地名ちめいなんか一つも[か/書]いてないんだぜ。」
「じぶんたちの名[前/まえ]を書き入れるわ……まずだい一にせん[てい/たい]掃除湾そうじわん。」
航海こうかいあいだ[ぢ/じ]ゅう]
風上かざかみ[/む]かってゆれながら間切まぎって[行/い]く時
[突然とつぜん/とつぜん]んでしまった。
ほかの人も[おな/おな]じようにかんじているかどうかと[/、]おたがいのかお
たいてい[おな/おな]じなんだ。
56 57 先端せんたんがさがって[/い]ちゃ、[地についてもかたむか/そこについたとき前のめりになら]ないかな?」 ‘Won’t she settle on a slant with her nose down?’
「たいらなところでは[かたむく/そうなる]ね。」 ‘She would on flat ground,’
「わたし、もう十分じゆうぶん[/た]べたわ。」と、ナンシイがいった。「上へ[行/い]って見てみるわ。」
ロジャは立ち[上/あ]がって、ちらっと[昇降口しょうこうぐち/ハッチ]階段かいだんを見たが 49
もう[ひと/一][き/]れパンをとった。
「あたりまえ[じゃないか/だろ]?」
「今[/た]べといた[方/ほう]
あまりたくさん食糧しよくりよう[/も]っていかなくて
スーザンはわらっているのか[しら/な]?」
とおくまで[行/い]けば
57 58 カメラは[絶対ぜったい/ぜったい]にぬれない
今の[方/ほう]がずっとらくだから。
[/お]りたたみボートをおろしたら
ほとんど[ぴしゃんこ/ぺちゃんこ]にたたみこまれて、船室せんしつのあかりとりのところにしばりつけてある[/ので]、おかしなかたち[なった/見えるお]りたたみ[/しき]ボートを見ながら looking at the queer shape of the folding boat, stowed almost flat, and lashed alongside the skylight.
58 59 あかりとりのところに[こし/こし]かけて 50
水夫印すいふじるし最上品質さいじようひんしつ[金メダル||付着物ふちやくぶつよけ]ペンキ」 Gold Medal Anti-fouling Paint
ペギイが前部ぜんぶ[甲板かんぱん昇降口しようこうぐち/ハッチ]からあたまを出した。 Peggy put her head out of the fore hatch.
おべんとうをつくっといた[方/ほう]がいいか
「その[方/ほう]がずっといい。おひるを[/た]べに
59 60 船首せんしゆ[やりだし/ボースプリット]から[みず/なみ]りまで Captain Flint climbed heavily down to the dinghy by way of the bobstay.
ボートの[とも/船尾せんび]にすわったかれ
[/あれはいてれば、]ぼくら[がはじめるずっと前に/よりずっとはやく][しごと/仕事しごと]がはじめられるから。」 ‘He’ll be able to get going long before we can.’
「じゃ[/、]右舷うげんからはじめるのね。」 51
まったく時間[じかん/]浪費ろうひだわ。ここの[方/ほう]が十ばいもいい。
[険/検]たんけんたい出発しゆつぱつした[方/ほう]がいいんじゃない?
60 61 [行/い]きたくなかったら、[行/い]かなくたっていいのよ。」
「でも、[行/い]きたいのよ。」
内陸部ないりくぶへはいって[みたところで/なにをみつけたって]ふね掃除そうじ半分[はんぶん/]もおもしろ[いものだって、みつかりゃし/か]ないわよ。」 ‘You won’t find anything inland half so exciting as this,’
「いや、ぜったい[みつかる/そんなことない]よ。」 ‘I bet we do,’
「ほんとうの[険/検]たんけんになるわ。」
[け/]のかたいブラシをもって
[険/検]たんけんたい出発しゆつぱつしかねた。
水中を[ある/歩]いてフリント船長せんちようのところへ[行/い][/、]いっしょに仕事を
そのときまでみんなといっし[よ/ょ]っていた
何時[なんじ/]かえってくればいいの?」
61 62 「この人たち、何時[なんじ/]かえってくればいいのかしら?」 52
「ああ、七時[ごろ/ごろ]だな。」
すぐに[、/]霧笛むてきをならして
あの山の[/む]こうがわ
海図かいずには[書/か]きこんでないわ。
シロクマごう[/む]けると
未知みちの国の[険/検]たんけんたいとなって、

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