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第14章 「かくれがをつくらなくては」

 NIFTY-ServeのFSHIPでLMSさんが発表された『シロクマ号となぞの鳥』(1964.5.30第2刷)とアーサー・ランサム全集第12巻『シロクマ号となぞの鳥』(1999.6.7第19刷)を元に、次の比較一覧にまとめたものです。  英語版への参照にはPuffin BooksのGreat Northern?, impression of 1973を使いました。
 修正の表記については、真鵺道によりました。
2001. 3.14 高橋誠
変更 内容 英語表記
内容
221 222 奇蹟きせきがおこった。[険/検]たんけん指導者しどうしやが、 167
[それは/]フリント船長せんちようですらなかった。
ロジャは丘にのぼって[/、]たったひとり
つまり沿岸警備所えんがんけいびしよ[行/い]き、
大いそぎで[で/出]かけたがっていた。
「はやく[、/]ぼくを上陸じようりく
と、ロジャは[、/]いっていた。
「朝めし[/た]べたじゃないか。」
ごはん[/た]べにおりてきてもらいたか
「このひ[ょ/よ]っこのウに
222 223 [行/い]きましょう、ロジャ。
ふね掃除そうじした小さな入江いりえ[/む]かうのを見て、
ボートの[/船尾せんび]から、元気よく手をふって[、/]さけんだ。
みんなが[て/][つだ/つだ]って、 168
それをひろげると、[/船首せんしゅ][/船尾せんび]がとがった、アイルランドで使う[舟/船][/こぶね]のようなかたちになり、それにこし[かけ/かけ][よう/]横板よこいたをはさむと、[もとにもどらなくなる/そのままひろげておける]のだった。 and the thwarts that fitted across it kept it from folding up again.
ペギイものせてみたら、[ふなばたが水につき/もうすこしでしずみ]そうになったわ。」 when we took Peggy as well, we nearly put the gunwales under.
「ディックがひとりのるだけなら、[だいじょうぶ/大丈夫だいじょうぶ]だよ。」
223 224 [行/い]かなきゃならないから、[行/い]くだけです。」
シロクマごう注意ちゆういをひくために[、/]でたらめに手をふってから[/、][じ/][じ/]間合まあいをとって手旗信号てばたしんごう[し/]はじめた。 169
[わ/][/わ]り。ヘ……一[わ/][/わ]り。
両腕りよううでをぐるぐるまわして、信号しんごう[/え][え/]した。
224 225 「[ま、それでよしと/それじゃあ、大丈夫だ]。」 'Well, that's all right,'
「はじめてやく[た/立]ったわ、あの子。」
[結局けっきょく/けっきょく]みずうみでボートをつかう
225 226 「あの大きな双眼鏡そうがんきよう[/も]っていって 170
「うん、[/も]ったよ。」
[今度こんど/こんど]はなにを知ら
シ……ヤ[、/……][わ/][/わ][、/。]カ……ラ[、/……][わ/][/わ][、/。]あとは、えたね、もちろん。」
手旗てばた通信つうしんを送りおわるずっと[まえ/前]に、
226 227 ディックは用心ようじん[ぶか/ぶか]くはしごをおりると[/、]片足かたあし
左右[さゆう/]ふなばたを両手りようてでつかんで、
「川がながれ出るところに[/む]かってこいだ[方/ほう]がいいわ。
じぶんの考えが[ただ/]しかったことを[/、]まずはじめに 171
あのしままで[行/い]くには、
だから、[この瞬間しゅんかん/今のところ]、ディックは So, for the moment, he thought
小さなみじ[か/][/か]いオールをとり出すと
おりたたみしきボートがコーヒーざらににている[のは一ヵしよ/てんは一つ]だけではない The folding boat, he found, was like a saucer in more ways than one.
ボートは[/む]きをかえたがるようだった。
あわてて一方[いっぽう/]のオールをこいで、
つづいてこごうとしたもう一方[いっぽう/]のオールが
227 228 ボートは[ものすごくかたむ/ひどくかたむ]き、
落着おちつきを[見/み]せてほおえもうとした。
こんなおりたたみボートを[/も]ってるなんて、恥じるべきだ[よ/な]。」
まちがいなくサケの[か/]ちだわ。」
「わたしたちは先に[行/い]って、よい上陸場所じようりくばしよ
228 229 ボートがディックの[うしろになり/視野しやからえ]ちたらすくいあげようとまちかまえてい[る、/た]乗組員のりくみいんたちの[/、]心配しんぱいそうなかお 172 as soon as it was behind him
ますます着実ちやくじつわんおく[/む]かってすすんでいった。
わんおくには、[上手かみて/上の方にある二つ]みずうみから出る小川が the little stream from the lochs above
どうやってみずうみまで[/も][上/あ]げるの?」
たきの上まで[行/い]っても、
「みんなでいっしょに[/も]ちあげれば、
229 230 「あわてなければ、もう[だいじょうぶ/大丈夫だいじょうぶ]だよ。」
わしらがみんなでみずうみまで[行/い]ったら、
「それは、ぼく[ら/たち]がやる。きみは、先に[行/い]って、鳥がまだいるかどうかたしかめた[方/ほう]がいいんじゃないか?」
ふくらんでいるポケット[に、手をあてて/をさわってみて]から、おりたたみしきボートが陸上りくあげされるのを[見てい/見物けんぶつし]た。 putting a hand to camera and telescope and the buldge in his pocket that was made by the bird-book, to be sure he had them all, watched the folding boat brought ashore.
ジョンとナンシイが[へさき/船首せんしゅ][/も]ち、スーザンとペギイが[とも/船尾せんび][/も]った。 173
[/、]ナンシイがいった。「わたしたち、あなたと[、/]同時どうじくらいに
むだ[じゃ/で]なかったかどうか、
ボートはこびを[て/][つだ/つだ]った[方/ほう]がいい?」
230 231 「いそいで[行/い]きなさいよ。」
おりたたみ式ボートを[/も]ってすでにうご
「ほら、あれ!」[と、/]たきのところをのぼっていたディックが、ふいに[た/立]ちどまっていった。
しかし、あの[気味きみのわるい/]わらうような[/きみのわるい]声は、まちがいなく、きのう[/き]いた声だ。 but there could be no mistaking that weired, laughing cry that he had heard the day before.
いわやヒースのやぶをよけて[、/]いそいだ。
どうしているかと[、/]ふりむいてから、
232 ボートがやってくるかどうか[と/]
231 すると[、/]ようやく、鳥が一だけ[、/]見えた。 175
おそらくさっきの[気味きみ/きみ]わるいなき声をたてた[方/ほう]だろう。
「ずっと[/む]こうにいるんだよ。」
233 「たしかめた[方/ほう]がいい。」
大きな双眼鏡そうがんきようをとって、とおくのしま[/む]けた。
232 もっとちかくに[行/い]くまでってごらん。
フリント船長せんちようくらい大きくて[目立/めだ]つ人を
234 どのくらいまで近づけるかと[、/]思いまよう一方[いっぽう/]、じぶんの[み/見]たものを
233 ディックは立ちどまって[、/]いった。
とてもよくにてるわね。」[と、/]双眼鏡そうがんきようばん 176
「きみのかいた[、/]あのスケッチを[/、]見せてくれないか。」
「本の方を[/も]ってきました。」
と、ディックが[うるさく/やかましいことを]いった。 said Dick urgently.
ティティは[つつみ/土手]にのぼり、長い尾根おねを見上げて、[/む]こうの[たに/]
234 235 きしからほんの三、四メートルのところを[、/]こいできた。
「さあ、[行/い]ってこいよ、ディック。」 177
あと二時間[じかん/]もしたら
これ[じゃ/では]だめだ[、/]ということが、
235 236 しまに近づくことができるだろう、と[思ってい/ディックは思っ]た。[/船尾せんび][/スオート(]こし[かけ/かけ]いた[/)]の上には、 But he hopedhe might come near enough to the island to be sure that they were indeed nesting.
ボートに平行へいこうして岸辺きしべ[ある/歩]こうとしていると考えて、
しまと鳥を見ながら[すす/すす]めるように、
[なんど/何度なんど]となく水をたたきながら、
236 237 鳥がすわっていたところに[/む]けた。 178
そして、ふいに[からだ/からだ][うご/うご]かして、
どのくらい時間[じかん/]がかかる?」
今晩こんばんしま[/も]っていかなくちゃ
「今が[、/]チャンスなんだぜ。
たまごやさんは北極ほつきよく[/む]けて何キロも
「鳥がおとなしく写真しやしんをうつさ[し/さ]せてくれません。」
237 238 ただ、[はや/早]ければ[、はや/早]いほどいいんだ。」
「三十キロ四方[しほう/]に木が一本も 180
何のやく[た/立]つの?
ざっとまるい[えん/]をかいた。
239 いわは水ぎわのせまい[/たい]らな岸辺きしべから、
238 マックが三重網さんじゆうあみ[/も]ってっちゃったのが
今夜こんやおそくそれをしままで[/も]っていって、
ぼくが写真しやしんをとる準備じゆんびができる[ころ/ころ]には、 181
239 240 おしゃべりして時間[じかん/]をむだにするな。」
ゲールじんがこの[へん/へん]にくるかも
241 [険/検]たんけんにいったわ。」
「シカを[み/見]たり、あのゲールじんがいるかどうか
「この[へん/へん][だれも/人なんか]いるようには見えないがなあ。」 ‘It did’nt look to me as if there’s anybody about at all,’
240 ナンシイは、たしかめた[方/ほう]がいいと思ってるのよ。」
食糧しよくりようはぜんぜん[/も]っていかなかったし、
ほんとうにただ一つの方法ほうほうなんです[よ/]。わかるでしょう。」 182
シロクマ号に[/む]けてボートをこぎ出した時、

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