2001. 4.11 高橋誠
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変更 内容 |
英語表記 |
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新 |
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内容 |
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408 |
このたくらみをだめにしてやろうと[/、]すぐに心を |
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| ヒースが動かされたかどうかを[、/]敵が見にくることも[/、]確信 |
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| 後からのろのろついて[行/い]き、 |
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| 古い泥炭切りとり穴に |
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| 山に[向/む]かって進んでいく間、 |
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| ロジャが頭をだして外を見ても[だいじょうぶ/大丈夫]と思った |
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とにかく、[彼/かれ]らにわかってくれ |
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| はられていたのは[彼/かれ]らではない… |
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| ロジャに[向/む]かって、ヒースを動かして、そっくり[元/もと]どおりになおし、 |
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| そのひもが役に[た/立]つのだ。 |
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| ロジャはたば糸をほどき、 |
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| 外に出ている部分の |
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| 慎重に入口から[持/も]ちあげてみると、 |
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外から見ただけでは、 |
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| ヒースを注意[深/ぶか]くおしのけて、 |
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| やってくるのを待ちかまえている[方/ほう]がずっといい。 |
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| ロジャはビスケットのかんを思い[出/だ]した。 |
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| 注意[深/ぶか]く尾根の斜面を |
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| [彼/かれ]らはとうの昔にロッキーの肩の[向/む]こうに |
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湾を見[下/おろ]すと、 |
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| シロクマ号の[横材/クロストリーズ]にすわって、 |
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| ちょっとはなれた出州の[向/む]こうに、 |
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| ラクダのこぶの[向/む]こうの谷間 |
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| 一日[中/じゅう]ここで |
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| [彼/かれ]らが尾行者をひきまわす[て/手]つだいを |
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| しかし、[彼/かれ]らからはなれてしまった |
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412 |
[時々/ときどき]、ロジャは、 |
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| 用心[深/ぶか]く外をながめた。 |
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| [帆柱/マスト]のてっぺんのフリント船長は、 |
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| みんな谷を出てしまい[/、]あの青い山々に |
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| まだ、シロクマ号の[墻頭横材/クロストリーズ]にいる。 |
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| サンドイッチを[食/た]べるのを、 |
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| ふいに、[食/た]べないうちに |
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| もう一度注意[深/ぶか]くあたりを |
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ほんとうに敵と[向/む]かいあったら、 |
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| さっき外を見てから、 |
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| ロジャは一日[中/じゅう]むだに |
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そして、思いと[/ど]まった。 |
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| 414 |
415 |
あの少年が[いっしょう/一生]けんめい走って、 |
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| あのヒースの[工夫/くふう]がうまくいった |
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| [彼/かれ]らはまた姿をあらわした。 |
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| [荒々/あらあら]しい顔つきの[大人/おとな]や若者たちが |
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| ほとんどぜんぶが[ある/歩]いている。 |
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ゲール人たちを[とお/遠]くの山の方に |
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| 尾根の[向/む]こう側にある |
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| しかし、[今度/こんど]はどうしたんだ? 道がちょっと[下/くだ]りになって、 |
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| 道がさけ目に[向/む]かってまがる |
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| ロジャはシロクマ号の[帆柱/マスト]を見[下/おろ]した。ところが、[今度/こんど]だけは、シロクマ号の[墻頭横材/クロストリーズ]に |
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シロクマ号に[向/む]かってどなり、 |
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| ひどく息を切らしてあえぎながら[、/]走っていく |
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| フリント船長をつれに[行/い]く必要は |
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| ロジャは注意[深/ぶか]く、 |
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尾根の[向/む]こうから、 |
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| 子どもたちのところへ[行/い]った。 |
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| 人気のない谷間を見[下/おろ]した。 |
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| たとえばナンシイに[向/む]かって、 |
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| 湖の[向/む]こう側の |
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| 黄色っぽい[/ものだ]。 |
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| 水夫が鉄砲を[持/も]っている。 |
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| 湖の上手に[向/む]かっている。 |
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| 探[険/検]の成功が |
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| 二つの湖をつなぐ流れを[よこ/横]ぎって、 |
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[一瞬一瞬が重大な/一刻をあらそう]時、 |
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when every moment counted? |
| [彼/かれ]らはだれひとり見えず、 |
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| ロジャはそれを物置[き/]だと思った。 |
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| [こ/くぐ]もった音がきこえてきた。 |
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| がんこおやじが物置[き/]のとびらのところまで[行/い]って |
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| そして、[時々/ときどき]物置[き/]をふりかえりながら |
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たちならぶ家々の方へ[ある/歩]いていく。 |
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| 物置[き/]の角のちょっと[向/む]こうで |
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| じぶんの間を物置[き/]がさえぎる |
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| フリント船長も[/、]子どもたちとおなじように |
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| 物置[き/]が牢屋であることも |
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| みんなもいつまで[/も]おとなしく |
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| 一瞬[たりとも/だって]むだにはできない。 |
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| 物置[き/]の後ろの |
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犬を思い[出し/だし]た。 |
321 |
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| おそろしい手段を[持/も]っている。 |
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| ロジャは、今、物置[き/]のすぐそばに |
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| とりこが物置[き/]にいる |
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