『ツバメ号の伝書バト』補完計画


2001.8.15 高橋 誠
現在の訳と訂正案対応する英語説明指摘者
[/一日にハトが一おやいらず。
ナンシイ・ブラケット]
[3]
A pigeon a day keeps the natives away
NANCY BLACKETT
タイトルページの言葉。69頁にあり。 #19889 駆逐艦
[/オスカー・ノスペリアスに] [5]
TO
OSCAR GNOSSPELIUS
献辞 #19889 駆逐艦
口絵 [/見張り] [6] THE LOOK-OUT 口絵の題が省略されています。 #19868 HEARTYさん
12 北西ほくせいに青くかすむ[しよう/すい]地方ちほうの山々めざして、 17 towards the blue hills of the lake country.  ここで使われている用語は違いますが、内容的に
  • 湖沼地方:the Broads
  • 湖水地方:Lake District
で統一した方が分かりやすいと思います。『六人の探偵たち』12頁も参照。
#12932 Takmurさん
21 ガタガタ、ガターンというものすごい音とともに、小さな古自動車ふるじどうしや構内こうないの門をいきおいよくとび出し、きゆうカーブで[右/左]に曲がった
みずうみかみをまわらなくていいの? 道がちがうよ。」
24 There was a fearful crash and rattle, and the little old car swung out of the station gates and turned sharp to the left #10350 Takmurさん
22 ブラケット夫人ふじんは、ついうっかり道の[わるい方/反対車線]へ車をやってしまい、また[よいほう/もとの車線]へもどして、まっすぐにすすめた。 25 Mrs Blackett, who had somehow got to the wrong side of the road, swerved back and straightened again. #19187 LMSさん
32 書斎しよさいにとびこんだ。[/(改行)]
 玄関げんかんのすぐそばに
32 into Captain Flint’s study.
  Captain Flint’s study,
#19187 LMSさん
37 上におどった。[/(改行)]
 ランプは、ほどなく
35 struggled into sleeping-bugs.
  Presently the lanterns
#19187 LMSさん
40 スーザンが、ふいに立ちどまっていった。[(改行)/]「いま何時、ジョン? 36 But Susan Stopped short. ‘What’s the time, John?’ #19231 LMSさん
43 ナンシイが、はっとしたようにドロシアを見た。そして、[(改行)/]「そりゃできなかった。」 38 Nancy stared at her. ‘He couldn’t,’ #19231 LMSさん
しかし、そのあやしい男は、子どもたちとぶつかることを、当の子どもたち[のように心配しているようすは少しもなか/と同じぐらい避けたいと思っているようすだ]った。 But the stranger, it seemed, was as little anxious to meet them as they were to meet him. #14943 ミルクの森さん
子どもたちは、きちんとつみかさねてあるみどり色のスレートのそばをとおった。このあたり[すうキロ四方/あたり一帯]の家の屋根やねをふいているのとおなじスレートだ。 39 They passed a neat pile of the green slates with which the houses for miles round are roofed. #19231 LMSさん
53 かなづちや[磁石じしやく/コンパス]地図ちずなんかもって高原こうげんをしらべてあるいてた。 45 looking round t’ fells wi’ his hammer and his compass and his maps and all.  『ヤマネコ号の冒険』320頁等と統一。 #22986 LMSさん
64 そして、その話のすきをみつけるたびに、ナンシイが、[かん高い/大きい]ほがらかな声で、とうとうと説得せつとくをはじめるのだった。 54 And then, whenever she got a chance, there came a loud cheerful rush of persuasive talk from Nancy. #19231 LMSさん
65 「あ、そこね。」[(改行)/]ブラケット夫人ふじんは、 ‘Oh, there you are.’ She turned aside #19231 LMSさん
67 「あの[ぼろ/おんぼろ]自動車じどうしやくがあるじゃない。」と、ナンシイがいった。 57 ‘You’ve got Rattletrap,’ said Nancy. 487頁を参照。 #19847 LMSさん
70 「わたしのまちがいでなければいいですがね、ほんとうに。」とブラケット夫人ふじんがいった。子どもたちが、ようやくこしをあげた夫人ふじんを夕やみの芝生しばふのむこうの、庭木戸うらきどのところまでおくって、おやすみなさいをいったときだった。
「おかあさんは、ぜったい、まちがってないわよ。」と、ナンシイがいった。
[あら、/]わたし[はあの/が]ハト[のことをいったのです/についていってることは、本気なの]よ。」と、ブラケット夫人ふじんのぞみをかけるような声でいった。「ハトがベルをならさなければ、わたしは出発しゆつぱつ賛成さんせいしないのよ。」
58-59 ‘I do hope I’m not doing wrong,’ said Mrs Blackett, as at last she left them, and they walked with her across the lawn in the dusk and said their good nights at the garden door.
  ‘You’re doing exactly right,’ said Nancy.
  ‘I mean what I say about those pigeons,’ said Mrs Blackett, almost hopefully.’ They’ll have to ring bells if I’m to agree to your going.’
#16694 ミルクの森さん
73 バター・サンドイッチをつくったりしていた。[(改行)/]「しずかにね。」 60 to carry in their packs. ‘Don’t make a noise,’ #19273 LMSさん
はやく出かけちゃうにこしたことないの。[/おかあさんの気が変わらないうちにね。]おい、ペギイ、ハトにかけちゃ、おまえがいちばんだ。 The sooner we’re off the better. Before she has time to change her mind. Hi, Peggy, you’re the best hand with the pigeons. #19273 LMSさん
74 「それから、ちりよけめがねよ。」と、[ナンシイ/スーザン]がいった。 ‘And goggles,’ said Susan. #19273 LMSさん
78 [にくのパイ/ステーキ・アンド・キドニーパイ]のかんづめ 63 tins of steak and kidney pie #19273 LMSさん
79-80 大きなおとがでる?」[(改行)/]ベルはたしかに 65 loud enough?’ The bell was #19273 LMSさん
85 走っていった。[(改行)/]最初さいしよに、ペギイが 68 to the stableyard. Peggy was first #19273 LMSさん
101 おんぼろ[車/自動車]ではこんであげます。 81 I can take as much baggage as ever you like in Rattletrap. 487頁を参照。 #19847 LMSさん
102 その時までに、午前ごぜんの時間も[三分の二/四分の三]はすぎっていた。 81 By that time three parts of the morning were gone, [2]のthreeの項目に「4分の3」とあります。 #19395 LMSさん
103 「すごい!」ロジャがそれを見ていった。「つるはしももってちゃどう?」
「[じゃ、かりてきなさいよ/ツルハシはかりるのよ]。」とナンシイがいった。「でも、粉砕器ふんさいきなんかもってるのは、わたしたちだけだわ。」
82 ‘Gosh!’ said Roger, when he saw them. ‘What about pick-axes, too?’
‘Borrow them,’ said Nancy. ‘But I bet no one’s got a crushing mill but us.’
#16467 ミルクの森さん
110 子どもたちは、つづいて〈ほし草をる、ひとりとふたり〉をうたいはじめたが〈九十[九/]人と百人〉のところであきらめ、また〈くびつりジョニイ〉にもどった。 87 but when they had got to ‘ninety men and a hundred men’ they gave it up #19395 LMSさん
114 「きょうは、もう荷車にぐるま[をうごかしちゃだめだ/はうごかさない]からね。」と、タイソンおばさんがいった。「まあ、荷物にもつは、あすこの納屋なやかべんとこにおきな。じゃまにならねえ[ように/から]。」 91 There’s no carts stirring today,’ said Mrs Tyson. ‘Your things’ll be out of the road again yon barn wall.’  このcartsはタイソン農場の荷車ではないでしょうか。つまりきょうはもうタイソン農場の荷車を動かす予定はないから、子どもたちの荷物を納屋の壁に置いてもじゃまにならない、といっているのだと思います。 #19395 LMSさん
115 [磁石じしやく/コンパス]はいるよ。」といって、ジョンがリュックの外ポケットから[磁石じしやく/コンパス]をひっぱりだした。 Compass,’ said John, digging one out of the outer pocket of his knapsack.  『ヤマネコ号の冒険』320頁等と統一。 #22986 LMSさん
のひくいハシバミのしげみや、[ラワン/ナナカマド]やカシの木の森のあちこちに、うろこじようかわにつつまれたまつの木がすっきりと立っていた。」 rowans #21426 赤い鰊さん
123 [磁石じしやく/コンパス]を見てる。」と、ナンシイがさけぶようにいった。 97 ‘He’s looking at a compass, ’ Nancy almost shouted.  『ヤマネコ号の冒険』320頁等と統一。 #22986 LMSさん
129 [せんたくなんかし/顔とか手とかを洗わ]なくたって、やっていけるよ。」と、ロジャがいったが、ふとスーザンの目の色に気がついて、「よぶん[なせんたく/に洗うの]はさ。」とつけくわえた。 101 ‘We could go without washing,’ said Roger. ‘Unnecessary washing, I mean,’ he added as he happened to catch Susan’s eye. こどもたちがキャンプで洗濯している記述は見当りません。 #9692 ミルクの森さん
130 ジグザグにくだっていた。[/(改行)]
 ベックフットからの
102 through the wood.
  It had seemed
#19448 LMSさん
138 スーザンがいった。[(改行)/]しかし、タイソンおばさんが 108 said Susan. But the one thing #19448 LMSさん
142 ディックはのぞみのページをみつけた。
「金はこな発見はつけんされることがある。金塊きんかいとして発見はつけんされることもある。また時には、鉱物こうぶつ、とくに石英せきえいにまじっている。」
「どうしてまじってなんかいるのさ?」と、ロジャがいった。「でっかいかたまりのほうがいいよ。ちっちゃいんだっていいや。」
「しゃべるなよ。」と、ジョンがいった。
110 Dick found the right page.
‘Sometimes gold is found in the form of dust. Sometimes in nuggets. Sometimes mixed with other minerals, particularly in quartz.’
‘Why not in gallons,’ said Roger. ‘Two gallons one quart. Even pints wouldn’t be bad.’
‘Shut up,’ said John.
 ジョンの台詞からもわかるようにここはロジャの駄洒落です。どこかというと、「石英」quartzと「クォート(複数形)」quartsを掛けているのです。「クォート」は液体の容積の単位です。ロジャの言葉にある「ガロン」gallon、「パイント」pintもそうです。3者の関係は、1ガロン=4クォート、1クォート=2パイントになります。
 つまりここでロジャは,ディックが「石英にまじっている」in quartzを「クォート単位で(見つかる)」in quartsととって,「どうして(クォートなんかの単位じゃなくて)ガロン単位じゃないのさ。」と茶々を入れているわけです。次の台詞は直訳すると「2ガロン1クォート【約10リットル】のほうがいいよ。(その下の単位の)パイントでもいいや。」という感じでしょうか。
#19448 LMSさん
「みんながとってもほしがるものよ。ほら、[シダなんか栽培さいばいするために岩山いわやま/石庭【ロックガーデン】]をこしらえるでしょ。あれにつかうの。」と、ナンシイがいった。 ‘People are keen on it for rockeries,’ said Nancy.  ランダムハウス英英辞典によるとrockery=rock gardenで,
2 a garden decorated with rocks, usually a wide variety of interestingly shaped, multicolored rocks, esp. quartz.
2の意味にはずばり「石英」が出てきますので,こちらの方がいいのではないでしょうか。
#19448 LMSさん
145 「どくろのしるしもかきこんでね」と、ナンシイがいった。「わたしがかいてもいいわ。[どこへいったって通用つうようするしるしなんだから/そこいらじゅうでかいているからどんなふうにするかわかってるの]。」 114 ‘Shove in a skull,’ said Nancy. ‘Or let me. I know how they go with doing them all over the place.’ #19549 LMSさん
161 「きっと、あんまりたべものやりすぎたからよ。」と、ペギイがいった。
「わたしは、あさのたねを少したべさせ[ただけよ/はしたけど]。」と、ティティがいった。
あさのたねですって!」と、ナンシイがいった。「とばす前には、絶対ぜつたいあさのたねをやっちゃだめなのよ。でも、[とにかく、それは/どっちみち]、サッフォーがのらくらしてた[ためだ/]と思うわ。」
124 ‘Perhaps we’d given her too much to eat,’ said Peggy.
‘I did give her some hemp,’ said Titty.
‘Hemp!’ said Nancy. ‘You must never give them hemp before a flight. But I expect she’d have dawdled, anyway.’
#19549 LMSさん
167 ツバメごうとアマゾンごう乗組員のりくみいんは、全員ぜんいんゴムぞこのくつをはいていた。ジョンが、今のロジャより小さい時にいったように、<だれかのふねに[しのびこむ/乗る]機会きかいがいつくるかわからない>からだ。 129 All the Swallows and Amazons had rubber soles, because, as John had said when he was smaller than Roger was now, ‘You never know when you may get a chance of going aboard somebody’s boat. #12348 ミルクの森さん
いきをすいこんだ。[/(改行)]
 だれかが、なにかが、
turned into a yelp.
  Someone, something, had
#19549 LMSさん
170 つぶれソフトは、きのうじつにたくみに撃退げきたいされた[国/土地]にはのぼってこようともしなかった。 131 Squashy Hat was making no attempt to come up into the country from which yesterday he had been so successfully fended off. #19549 LMSさん
175 ときどき道がひくくなってつぶれソフトの姿すがたが見えなくなるたびに、かれが、じぶんたちのいなくなったトップスにまたひそかにもどるかもしれないという[あたらしい警報けいほうが出され/新たな不安を感じ]た。 134 Every now and then, when Squashy Hat was hidden by a dip in the road, there was a new alarm lest, now that they had gone, he should secretly turn up again towards the Topps. 警報は出すけれどもそれに対して何もしないというのは妙です。このalarmは「警報」ではなく「不安」くらいではないでしょうか。 #19549 LMSさん
178 おしのけてたずねた。[(改行)/]「その人、どんなふうに 136 impatiently away. ‘What did you see #19566 LMSさん
一メートル[半/]ぐらいほっただけで、ぼこぼこ出てきた。」 137 They dug, and it came bubbling up only a few feet down.’ #19566 LMSさん
185 手がふるえているだけかな?」[(改行)/]ポンプまで 141 your hand shaking?’ Suddenly, a yard or so #19566 LMSさん
187 [ヤナギバエ/ヒメハヤ]のひれもかくれないくらいね。」 142 ‘Hardly fin-room for a minnows,’  『ツバメ号とアマゾン号』98頁100頁『ツバメの谷』239頁と用語をあわせた方がいいでしょう。 #22899 LMSさん
194 「ごめんね、[ロジャ/ロージー]。」と、ティティは大きな声でさけんだ。 148 ‘Sorry, Rogie,’ she cried out. 『海へ出るつもりじゃなかった』186頁「おい、ロージー、ぼくが外套に手を通す間だけ、このかじひもにありったけの力でしがみついててくれ。」と使い分けていますし、「ドット」もよく使われているので、原作の使い分けを生かしたほうがいいと思われます。 #19566 LMSさん
195 「ねえ、[ロジャ/ロージー]、ほんとにごめんなさいね。」 ‘Oh, Rogie, I am most awfully sorry.’ #19566 LMSさん
198-199 食事しよくじあいだ、子どもたちは、航海こうかいのこと、海とりくでのたたかいのこと、ノーフォークの古い[わたふね/貨物船]船室せんしつで、ランプの光をたよりに書いた物語ものがたりのこと、渓流けいりゆうに水がいっぱいながれていた夏にやったヤマメつりのことなどを話しあった。 151 There was talk of other holidays during the meal, of sailing, of battles on sea and land, of stories made up by lantern-light in the cabin of an old wherry in Norfolk, of fishing for trout that other summer when the becks had been full of water.  例えば、『オオバンクラブの無法者』289頁、(Puffin p.225)サー・ガーネット号もwherryと書かれ「貨物船」と訳されています。 #19566 LMSさん
200 十分ほどのぼると、ティティはひといきつくために立ちどまった。きょう一日、あまり[規則きそく/本格]的に試掘しくつをやらなくてよかった。それにすずしい夕方ゆうがたでよかった。 152 After ten minutes’ climbing she stopped to take breath. A good thing there had not been much regular prospecting that day. A good thing, too, that it was the cool of the evening. regularには「正規の」「本格的な」という意味があり,この場合はこちらの意味だと思います。 #19619 LMSさん
202 なんだかわからないが、とにかく小さなものが、ティティのすぐそばまで、[/おりて]きている。 153 Something small was coming down to meet her. #19619 LMSさん
213 と、おばさんがいった。[(改行)/]タイソンおばさんのむすこ 161 said Mrs Tyson. Robin Tyson, #19619 LMSさん
220 「アシはふるえ、そしてわかれた……無法者むほうもの[たち/]のボートは、月光げつこうにかがやく川にひそかに船首せんしゆをつき出した……時分はまさによし。[ただ/しかしほんとうにぎりぎりのところだ]……」 166 ‘The reeds shivered and parted.... The outlaw’s boat nosed her way stealthily into the moonlit river.... The coast was beautifully clear but only just...’ only justはonly just clearの略だと考えられます。つまり「時分はまさによし」なんですが,ほんとうにぎりぎりのチャンスしかない,ということを言ってるんだと思います。 #19619 LMSさん
223 でも、あいつうんざりしないかなあ。きてみたらもうわたしたちがいる。帰ってからもまだいる。四六時中いるとわかったら。」
 ナンシイが、ほんのわずかな間だが、ためらった。(1)
「あなた、タイソンおばさんがここでキャンプさせてくれると思う?」と、スーザンがいった。(2)
「ハトはどこにおいてある?」と、ナンシイがいった。「すぐにとばしましょうよ。」
168 Barbecued billygoats, but won’t he be sick when he finds we’re on the Topps before him and after him and all the time.’
  Nancy hesitated, but only for a moment.(1)
‘Do you think Mrs Tyson will let us?’ said Susan.(2)
‘Where’s that pigeon?’ she(3) said. ‘We’ll send him off at once.’
(1)と(2)の文の順序が逆と思われます。そうでないと(3)のsheがナンシイでなくスーザンになってしまいます。 #19619 LMSさん
227 「ちゃんとした井戸いどよ。あした[/の朝]、おかあさんも見にくるわ。」 172 ‘It’s a proper well. Mother’s coming in the morning on purpose to see it.’ #19619 LMSさん
229 わたしゃ、水のない[、料理りようりもできない/]あんなとこへ、あんたがたをやるわけにゃいかないよ[/、しかも料理りようりするなんて] 173 I can’t have you up there with no water, and cooking, too. noはwaterだけにかかっているように思えます。 #19639 LMSさん
232 [サイダー/ジンジャー・ビア]を三ダースもってきましたよ。 175 I’ve brought you three dozen bottles of ginger pop.  388頁のブラケット夫人の買い物リストではTwo doz. popを「ジンジャー・ビア二ダース」と訳しております。また、260頁、361頁、387頁、389頁の「ジンジャー・ビア」ginger beerとおなじものを示すと思われます。 #19639 LMSさん
234 [ぼろ/おんぼろ]自動車じどうしやくと四人のAB船員エイビーせんいんしかみえなかった。 176 they saw Rattletrap and the four able-seamen alone. 487頁を参照。 #19847 LMSさん
235 「もちかえらなくていいのよ。」と、ナンシイがいった。「からになるまでは。[/キャンプを見るまで待ちなさいよ。] 177 ‘We won’t have to bring them down,’ said Nancy. ‘Not till they’re empty. Just you wait till you’ve seen the camp. #19639 LMSさん
236 [サイダー/ジンジャー・ビア]はこ the cases of ginger pop 232頁と同様。 #19639 LMSさん
238 「おかしいわね。」ブラケット夫人ふじんは、荒涼こうりようたる高原地帯こうげんちたい見渡みわし、むこうがわにそびえる巨大きよだいなカンチェンジュンガや、曲線きよくせんをえがいて高原地帯こうげんちたい北側きたがわをふさぐ尾根おねや、南と[北/西]にうねってひろがる荒野こうやをながめながらいった。 179 ‘Funny,’ said Mrs Blackett, looking out over that wild country, at the great mass of Kanchenjunga rising on the farther side of it, at the curving ridge of the mountain that shut it in from the north, at the rolling fells to the south and west. #19639 LMSさん
240 「だれかばかな[見物人けんぶつにん/観光客]が、マッチをすてたんだわ。」と、ナンシイがいった。 181 ‘Some muttonhead visitor’s been chucking matches about,’ said Nancy. 32頁、69頁、131頁、385頁、447頁、『長い冬休み』196頁等でvisitorは「観光客」となっています。 #19639 LMSさん
241 両側りようがわにひろがって十キロメートルというもの一本のこらず木をやいてしまって、[やけのこった/]農家のうか[がたった/]げん[で/が全焼しま]した。 182 and killed every tree for seven miles each way, and left three farm-houses burnt out. burnt outは「焼き尽くす(全焼)」、leftは「〜の状態にした」だと思います。 #19639 LMSさん
242 ニワトコのやぶの下に、[サイダー/ジンジャー・ビア]をしまうすずしい貯蔵室ちよぞうしつもつくった。 183 They made a cool cellar for the ginger pop under an elder bush. 232頁と同様。 #19639 LMSさん
245 スーザンとペギイは、かまどの上に[十文字じゆうもんじに/]さしわたしたぼうに黒い大きなやかんをかけて、そっとほのおの中におろした。 184 Susan and Peggy slung the big black kettle on its cross-pole and lowered it carefully into the flames. 棒を「十文字にさしわたす」ということは、棒は2本ということになりますが、原文はcross-poleと単数です。これは「横木」とか「横棒」などを意味するcross-barと同じ使い方のcross-だと思います。 #19639 LMSさん
246 「あっ! いったい[どうやってあそこへいけたの/どういうつもり]かしら?」 185 ‘Oh, gosh! what on earth can he be up to?’ up to:...をたくらんで[2] #19639 LMSさん
253 ふりかえった。[/(改行)]
 五十メートルほどむこうの
190 was staring at.
  Fifty yard away
#19639 LMSさん
260 これはあらかじめ計画けいかくしていたことなので、子どもたちはかげにはいると、[ひやし/(冷たい)]ぺミカン、リンゴ、ママレードつき菓子かしパンをたべ、ジンジャー・ビア(つまりラムしゆ)を一本ずつのんで昼食ちゆうしよくをすませた。 196 This was according to plan, and they ate their midday dinner, pemmican (cold), apples, bunloaf and marmalade, and a bottle of ginger-beer (grog) apiece, in the shade of the trees.  ここではペミカンを冷やしておいたわけではないでしょう。これは「温めていない」ということで,要するに缶を開けてそのまま食べたということではないでしょうか。 #19677 LMSさん
264 決心けつしんした。[/(改行)]
 ヘビには出くわさなかったが
198-199 on a sleeping snake.
  He met no snake,
#19677 LMSさん
よくつたわった。[(改行)/]ロジャは、かなり大きい 199 clear still day. Roger would have given #19677 LMSさん
そこで五分には、ロジャは[磁石じしやく/コンパス]がほしくなっていた。「せめて、」と、ロジャはひとりごとをいった。「[磁石じしやく/コンパス]でなくても、潜望鏡せんぼうきようがあれば、 and five minutes later Roger was wishing he had a compass. ‘At least,’he said to himself, ‘not exactly a compass so much as a periscope,  『ヤマネコ号の冒険』320頁等と統一。 #22986 LMSさん
266 にやっとわらった。[/(改行)]
 スーザンとディックは
200 ship’s boys and able-seamen.
  ‘They were working
#19677 LMSさん
276 「まだトップスにいるにちがいないわ……それとも、どこか[にいるのよ/で]…… 209 ‘He must be still on the Topps... or anywhere. #19677 LMSさん
281 ティティは、ロジャをじっと見つめながら話をきいていた[が、/。(改行)]
 最後さいごに「大丈夫だいじようぶよ。」といった。「ほんとにみつけたんだわ。すてきよ、ロジャ。」
212 and watched him.
  ‘It’s all right,’
#19677 LMSさん
283 ペギイは、[たべかけの/]リンゴをもってトネリコの木にのぼり、つぶれソフトはまだねているにちがいないと報告ほうこくした。 214 Peggy took her apple up the ash tree and reported that Squashy Hat must be still in bed.  その前にリンゴを食べ始めたという記述もありません。 #19698 LMSさん
290 「フリント船長せんちよう火薬かやくがすこしあるわ。」と、ペギイがいった。
 ところが、ナンシイが[はじめて/今度ばかりは]極端きよくたんに走ることに反対はんたいした。
219 ‘Captain Flint’s got some gunpowder,’ said Peggy. But for once Nancy was not for going to extremes. for once:一度だけ[2] #19698 LMSさん
294 あなをあけはじめた。[/(改行)]
 「そこはだめ。」
221 with the point of his stake.
  ‘Not there,’
#19698 LMSさん
299 「がんばって、[ロジャ/ロージー]。」と、ティティがいった。 225 ‘Stick to it, Rogie,’ said Titty. #19698 LMSさん
306 [ロジャ/ロージー]。」と、ティティがさけんだ。「タカよ、あれは!」 231 ‘Rogie,’ cried Titty. ‘It’s a hawk!’ #19698 LMSさん
310 「白いまるよ。」と、ナンシイがいった。「今まで気がつかなかったなんて、わたしたちまぬけだわ。白いまる一直線いつちよくせんにならんでるのよ……」
 「導灯どうとうににてるな。」と、ジョンがいった。「[あれも/確かに]一直線いつちよくせんだ。」
234 The white spots,’ said Nancy. ‘Gummocks we were not to notice it before. They’re in a straight line...’
‘Like leading lights,’ said John. ‘So they are.’
theyは「白い丸」white spotsのことと思われます。 #19698 LMSさん
319 かんづめの[にくのパイ/ステーキ・アンド・キドニーパイ] 241 tinned steak and kidney puddings #19321 LMSさん
321 そそり立っていた。[/(改行)]
 ロジャは、手からすべりおちて
above them like a wall.
  Roger was winding the end of
#19707 LMSさん
324 場所ばしよまでいってみた。[/(改行)]
 そこのいわあいだには
245 place where they had first seen him.
  There, among the rocks,
#19707 LMSさん
329 つぶれソフトにみつからないように、いわのかげにひそんだのだ。[/それはティティにもわかっていた。]しかし今は、つぶれソフトもこっちにきてしまい、三人からはずいぶんはなれている。 248 They had been lurking behind some rocks, so as not to be seen by Squashy Hat. That she had understood. But he was a long way this side of them by now. #19707 LMSさん
339 子どもたちの[/使える]懐中電灯かいちゆうでんとう[使つかいたてだが、/]たった三本しかないので、あかりをむだにすることはできなかった。 256 With only three good torches they could not afford to waste light. 「懐中電灯がみんな新しい時に、こういうことがあればよかったんだ。」と、ロジャがいった。(344頁)とあるのでこの時点で「使いたて」ではなかったと思われます。 #19739 LMSさん
350 [磁石じしやく/コンパス]さえあればいいんだがなあ。」と、ロジャがいった。
[磁石じしやく/コンパス]があったって、まいごになることもあるわ」と、ティティがいった。
263  ‘If only we had a compass,’ said Roger.
 ‘You can get lost even with one,’ said Tity.
 『ヤマネコ号の冒険』320頁等と統一。 #22986 LMSさん
351 「がんばって、[ロジャ/ロージー]。」と、ティティがいった。 264 ‘Go it, Rogie,’ said Titty. #19739 LMSさん
361 [にくのパイ/ステーキ・アンド・キドニーパイ] 270 steak-and-kidney pudding #19321 LMSさん
363 ジョンは、[/今度ばかりは、]ナンシイよりもディックの意見いけん賛成さんせいしたい気もちだった。 271 John, for once, was more inclined to agree with Dick than with Nancy. 290頁参照 #19739 LMSさん
364 「それに、ロジャは、もうたっぷり一日分はたらいたわ。 ロジャが[一日に/]も谷までいく必要ひつようはないわよ。 ココアをのまなくてもよければべつだけど……」
「なんだい、なんだい。」と、ロジャがいった。
「それとも、気分をかえるためにテントでねるんなら……」
272 ‘And Roger’s done enough for one day. No point in his making two journeys to the gulch. Unless he’ll do without his cocoa...’
‘Oh, I say,’ said Roger.
‘Or sleep in his tent for a change...’
 ロジャも一緒に行くとなると、一度帰ってきてさらにもう一度見張りのために黄金の谷に泊まりに行くことになります。つまりこの時点からさらに二度も黄金の谷に行く必要があるわけです。スーザンが言っている「二度も谷までいく」とはそのことをさしています。 #19739 LMSさん
366 つぶれソフトは、子どもたちを見おろす山の斜面で、[大さわぎ/ぶらぶら]しながら白ペンキの丸を一列にならべている。 273 Squashy Hat had been messing about on the hillside above them making his splashes of white paint all in a line,... messing about:ぶらぶらする、怠ける、だらだらやる。[2] #19739 LMSさん
370 挿絵の題:「あそこにいる。」と、ジョンがいった。 277 Scout at Dusk 【参考】直訳すると「夕暮の偵察」です。 #19739 LMSさん
378 姿すがたを消してしまった。[/(改行)]
 ディックは、ゆっくりと手紙を
282 the door into the passage.
  Dick, reading slowly through his letter,
#19758 LMSさん
ちらりと見た。[(改行)/]「金のようによい子だって?」 hiding behind her. ‘Good as gold?’ #19758 LMSさん
383  ふるえる指が、紙をひろげた。
 [/そこには、いつものどくろと、短い文が二つ書いてあった。]
286 Trembling fingers unrolled it.
On it was the usual skull and two short sentences:
#19758 LMSさん
385 一、二分たった時、ディックは、もうじぶんのばんかもしれないと思った。ところが、店員てんいんのほうは、まだいそがしく、みせには[いつもよりずっと人がいる/ますます人がふえた]ように思われた。 287 After a minute or two he thought it might be his turn, but the man who was selling things was still busy and there seemed to be more poeple in the shop than ever.  ディックはこの店に来るのは初めてのはずですから,「いつもよりずっと人がいる」かどうかわからないのじゃないでしょうか。
比較級than ever:これまで、今まで[2]
#19758 LMSさん
386 つぶれソフトは、吹管すいかんむねのポケットにいれると、お金をはらい、[スポンジいれ/携帯用洗面道具入れ]たんぽが上からぶらさがり、魔法まほうびんやブラシや売薬ばいやくなどが山になっているカウンターとおきやくたちとのあいだを、そわそわと落着おちつかなげにぬけていった。 He slipped the blowpipe into his breast pocket, paid for it and worked his way nervously out between customers and narrow counters hung with sponge bags and hot-water bottles, and piled with thermos flasks and tooth-blushes and patent medicines.  ディックはこの店に来るのは初めてのはずですから,「いつもよりずっと人がいる」かどうかわからないのじゃないでしょうか。
sponge bags:(携帯用)化粧品入れ[2]
#19758 LMSさん
387 [ちょうど、/今は]収集の時期で[/はないで]すな?」と、男はいった。 288 ‘It isn’t the time of the year, is it?’ said the man. #19758 LMSさん
390 ほんの[四、五/二、三]日つかうだけよ… 290 And we’ll only keep them a few days... 373ページでナンシイが「あと三日でやれるわ。」といっています。 #19758 LMSさん
392 ディックがいった。[/(改行)]
 タイソンの屋敷やしきうちを
291 said Dick.
  All three rested at the foot
#19758 LMSさん
395 小さなたまができていた。[/(改行)]
 ディックはほのおを吹きつづけた。
295 a tiny red-hot drop.
  Dick blew on and on.
#19758 LMSさん
404 「それに、まだおひる[をたべ/の用意もし]てないのよ。しょうがないから、イワシにするわよ。」 301 ‘And I’ve got no dinner,’ said Susan. ‘Sardines, it’ll have to be.’  主語がweでなくIですし、getは「食べる」でなく「支度をする」の方ではないでしょうか。 #19758 LMSさん
405 [スイカズラ/ニワトコ]のやぶの下の貯蔵庫ちよぞうこ 301 the store under the elderberry bush スイカズラ=honeysuckleです。また、242頁と同じ場所を表すと考えられます。 #17300 COOTさん
410 目をさました。[/(改行)]
 テントの入口でささやいているのは、
306 ticking her nostrils.
  Was that Dorothea whispering
#19807 LMSさん
425 「まちがいなく、森は火事かじになるよ。[ついでに/とにかく]いっとくがね、けむりがあがってたんで、わたしゃもう火がついちまったと思ったんだよ。 317 ‘You’ll have the wood on fire for sure. And after all I tell you. With the smoke blowing I thought it was alight already. after all:〜にもかかわらず(小学館英和中辞典・大修館ジーニアス英和辞典) #19807 LMSさん
427 つづけて、[ペギイ/ペグ] 319 Keep it up, Peg #19807 LMSさん
428 「こいつ!」[(改行)/]しかし、ナンシイは 320 ‘Shiver my timbers!’ But she looked at #19807 LMSさん
433 「わたしがいったほうがいいわ。ナンシイ[/に]は、すぐにくってかかりたくなるんだ[から。/けど、]わたしは平気へいきよ。」 324 ‘I’d better go,’ she said. ‘It’s Nancy she feels like eating, not me.’ このsheはタイソンおばさんです。34章でも「こんどは、やっちまったね、ナンシイさん。」といってます。 #19807 LMSさん
434 [ドット/ドロシア]がじぶんのテントにもぐりこんだ。 325 Dorothea crawled into hers. #19807 LMSさん
436 二十四時間溶解ようかいしていたら、ディックは、もっとたのしい気もちになっていたにちがいない。[/でも、十二時間というのは十分長い時間だ。]この本を書いた人は、鉱石こうせき分量ぶんりようと、それが溶解ようかいするのにようする時間を、どうしてくわしく書いてくれなかったのだろう? 326 With twenty-four hours of smelting he would have felt a good deal happier. But twelve was a good long time. Why couldn’t the man who wrote that book have said how many hours of smelting ought to be given to how many pounds or ounces of the raw stuff? #19807 LMSさん
446 [/(改行)]
 百メートルほど歩いた時
334 across the topps.
  He had gone perhaps
#19807 LMSさん
447

[/*]

 一方、つぶれソフトも、やはりじぶんの問題もんだいをかかえて、どんどん谷間たにまちかづいていた。[/少年が、シダの間を急いでいるのに気がついた。]つぶれソフトは、うしろの山の斜面しやめんにつけた白いまるをふりかえり、白丸しろまるのえがくせんをトップスにのばしてみた。

*

Squashy Hat, with his poblems of his own, was coming nearer to the gulch. He had notice the boy, hurrying through the bracken. He looked back at the white spots up on the hillside behind him, and along the line they pointed out across the Topps.
#19807 LMSさん
451 山のいただきだけが見えた。[(改行)/]あのあたりのどこかに 338 by the rolling smoke. Somewhere over there #19827 LMSさん
453 けむりからはなれてとべば大丈夫だいじようぶよ。べックフットにはディックがいるわ。[今すぐ/こんどだけは]、ただまっしぐらにとんでいくのよ。」 340 ‘Keep out of the smoke and you’ll be all right. And you’ll find Dick at Beckfoot. Only do fly straight, just this once.’ just this once:こんどだけは[2] #19827 LMSさん
459 「がんばれ、[ロジャ/ロージー]! うまいわよ、ドット!」 343 ‘Stick to it, Rogie! Well done, Dot!’ #19827 LMSさん
462 ナンシイはなにもいわなかった。じぶんの目もふさがっていることに気がついたのだ。
 [/長い間だれもしゃべらなかった。]
345 Nancy said nothing. She found her own eyes closing.
  It was a long time before anybody spoke again.
#19827 LMSさん
466 「もどらなくちゃだめよ。」と、ナンシイがどなった。「くるのよ、[スーザン/あなた]!」 348 ‘We must get back,’ shouted Nancy. ‘Come on, you!’ スーザンに対して名前を呼ばずにyouと呼びかけるのは不自然です。この言葉はつぶれソフトに向かって言ったものでしょう。 #19827 LMSさん
468 「しかし、ぼくは、あるものをさがすのにいそがしかったんで、きみたちが[まさか、そんなつもりであれを立てたんじゃない/いる]と思[/わなか]ったんで……」 350 ‘But I was busy looking for something, and I didn’t think any of you were about...’ about:そこらに、近くに[2] #19827 LMSさん
471 道をふさぐ岩をとびこえたり、[/とびこえられない岩は、]よけてまわったりした。 351 He was leaping rocks that came in his way, dodging others he could not leap. #19827 LMSさん
476 夫人ふじんはいそがしすぎて、じっときいているひまがなかったのだ。[ディック/夫人]がまだ書斎しよさいのドアをしめきらないうちに、夫人ふじんはもう、廊下ろうかでコックに話しかけていた。 357 Mrs Blackett was too busy to listen, and was talking to Cook in the hall even before she had shut the study door. #19847 LMSさん
金がとけるかどうかはすぐにわかる。[/(改行)]
 戸だなの中の試験管立しけんかんたてには
it would be easy to see if the gold disappeared.
  In the cupboard was a stand with a row of test-tubes.
#19847 LMSさん
482 [ご明察めいさつ/かすっただけ]だね!」と、フリント船長せんちようわらった。 362 ‘Skin not thick enough,’ laughed Captain Flint.  skinはもちろん「皮膚」つまり「うわっつら」ということです。しかもそれが「十分深くない」わけですから,「ほんのうわっつら」「かすっただけ」ということではないでしょうか。 #19847 LMSさん
483  ディックでさえ、その音があまりだしぬけだったので、ぎょっとした。
「ジジジーン、ジジジーン、ジジジーン!」
 ハトのベルはじつにうまくはたらいているのだ。老練ろうれん旅行家りよこうかであるフリント船長せんちようでさえ、あとになって、たましいがひっくりかえるほどびっくりしたとかたっていた。
[/「ジジジーン、ジジジーン、ジジジーン!!」]
 ベルとおちやのおぼんは、台所だいどころ廊下ろうか共鳴箱きようめいばことして、まくらもとのめざまし時計とけいのように、つんぼになりそうな切迫せつぱくしたものすごい音をたてていた。
「いったいぜんたい、ありゃなんだい?」
「ジジジーン! ジジジーン! ジジジーン!」
「ハトが一もどってきたんです。」と、ディックがいった。「でも、おかしいな。きょうは、ぼくがきたのに……」
[/「ジジジーン、ジジジーン、ジジジーン!!」
「あいつは、とめられないのかね?」と、フリント船長せんちよう両手りようてで耳をふさぎながらいった。
Even Dick was startled by the suddenness of the noise.
‘Br!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!!!!...’
There could be no possible doubt that the pigeons’ bell was in splendid working order.
Captain Flint, old traveller as he was, admitted afterwards that he had jumped half out of his skin.
‘Br!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!!!!!...’
Bell and tea-tray, with the kitchen passage as a sounding-box, made a noise almost deafening, urgent, threatening, like an alarm clock to a sleeper’s head.
‘What on earth’s that?’
‘Br!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!!!!...’
‘It’s one of the pigeons,’ said Dick. ‘Funny their sending one today with me here...’
‘Br!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!r!!!!!...’
‘Can’t we stop it?’ said Captain Flint, with his hands to his ears.
#19847 LMSさん
485 高くのぼっている。[/(改行)]
 ディックがにわに出ようとした時
364 over the top of the ridge.
  ‘Captain Flint was back
#19847 LMSさん
そこのかべには、ジョリス中佐ちゆうさがじぶんできれいに[活字体かつじたいで書いた/タイプした]名刺めいしが、ピンでとめてあった。 There, pinned to the wall, was a card neatly type-written by Col. Jolys himself. #19847 LMSさん
487 むかし御主人ごしゆじんわすれていない[がた車/おんぼろ自動車] 365 Rattletrap, knowing her old master 下記参照。 #19847 LMSさん
ギヤが入れかわった。セカンド、[トップ/サード]…… The gears changed, second... third... #19847 LMSさん
角をまがるたびに、ディックとラクダは座席の一方におしつけられた。ディックはできるだけしっかりつかまっていた。[/おんぼろ自動車は、今までこんなに速く走ったことはなかった。] Dick and the drobedary were sometimes sharing a seat on one side of the car and sometimes on the other. He held on as tightly as he could. Rattletrap had never moved so fast. Rattletrapは163、231、232、388、486頁で「おんぼろ自動車」とされているのでこれにあわせました。 #19847 LMSさん
それはねえさんにではなく、[車/おんぼろ自動車]にいいきかせているのだった。 he was speaking to Rattletrap, not to his sister. 上記参照。 #19850 駆逐艦
490 森のへりを走ってきた。[/(改行)]
 つぶれソフトは、あたりを見まわして
369 a fire-broom of his own
  Squashy Hat looked round
#19848 LMSさん
496 「でもわたしたち、考えもしなかったわ。サッフォーがまっすぐとんでいくなんて……」
 [/ナンシイは両足でとびあがった。]
 「でかした!」と、ナンシイがさけんだ。「でかした、AB船員エイビーせんいん! すばらしいサッフォー! ジョン! スーザン! ペギイ! きいた? この人たち、ハト便びんエスオーエスを送ったのよ。そして、サッフォーが[はじめて/今度ばかりは]まっすぐにとんだのよ。」
373 ‘but we never thought she’d fly straight...’
  Nancy jumped into the air with both feet.
  ‘Well done!’ she shouted. ‘Well done the able seamen! Good old Sappho! John! Susan! Peggy! Do you hear? They sent an S O S by pigeon post. And Sappho flew straight for once.’
for onceについては、290頁参照。2章ではリオからベックフットという短距離とはいえ、サッフォーは「まっすぐに」飛んでいます。 #19848 LMSさん
497 のろのろもどってきた。[/(改行)]
 タイソンおばさんが
373-374 over their shoulders.
  Mrs Tyson came
#19848 LMSさん
503 [もち出す/消す]のをわすれたんです。」と、ジョンが、カンテラを見ていった。カンテラは、かべのくぎにかかったままで、まだもえていた。 377 ‘We forgot to put it out,’ said John, looking at the hurricane lantern, still burning, hanging from the iron peg in the wall. put〜out:消す。 #19856 LMSさん
504 ナンシイのかおを見た。[/(改行)]
 それこそ、ナンシイの
378 dim light of the lantern.
  Was not that just what she
#19856 LMSさん
507 ブラケット夫人ふじんが、みんな無事ぶじでほんとうにありがたい、ちょうどみなさんのご両親りようしんがいらっしゃるという時、だれかがやけどでもしていたら、とてもたまらなかったろうなどとしゃべっているのがきこえた。ロジャの声がした。「[だから、/]ぼく、[どうしても/]バターを手にぬらなくちゃいけなかったんだ[ね/けど]。」 380-381 Behind her she could see the red glow of the camp-fire in the trees, and she could hear Mrs Blackett’s voice saying how thankful she was that everybody was all right and how awful it would have been if somebody had got burn just when the parents were coming. She heard Roger’s voice. ‘I did have to put some butter on my hand.’  現にやけどしたロジャが「ぼく、やけどしたんだけど」と,つっこんでいるわけです。 #19856 LMSさん
510 そんなわけで、きみの地図ちずは手にはいらなかった。[そしたら/それに]、スレートこうにいるとしより[がいろいろうちとけて話してくれ/をうちとけさせるのに時間がかかっ]たのさ。 382 So I couldn’t get at your maps, and that old chap up at the slate mine took a lot of thawing. takeは「(時間・手間などが)かかる」という意味です。つまりこの文は「スレート坑にいる年よりはthawingに時間(手間)がかかった」といっています。thawingは「うちとけるようにすること」です。最終的にはティモシイはボブ老人をうちとけさせることに成功しますね。でもそれまでに時間がかかったということを,その次の文でその事情を具体的に説明する前に言っているわけです。 #19856 LMSさん

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