ごあいさつ
私は精神的な病を診るために、精神科の医師になりました。
目の前の患者さんの話や様子から症状をいくつか拾い上げ、もっとも推奨される薬物を投与して終わる...
こんなことなら、数多くの患者さんを診察できるでしょう。
実際は違っています。
精神の病による苦しみと生きることにある悩みとの間に明確な境界はありません。
私たちのクリニックの医師が臨床心理士との連携を重視する理由はそこにあります。
私たちのクリニックでは、内外の精神保健福祉士と協力して、公的機関やこの地域の精神病院と連携します。
薬物療法は治療のひとつにすぎません。
私たちがもっとも頼りにしているのは、患者さんが自分の病や悩みを直視し、それを克服しようとする力です。
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