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近鉄とオリックスの合併問題。取り敢えずオーナー達は大バカ。ライブドアはサイコーと言うのがプロ野球ファンの大方の気持ちでしょうか？この話題、一つ一つの物事を記して行くととてつもなく長い文章になってしまうので、簡潔に行きます。「ライブドアが近鉄を買収したぐらいでは何も変わらない」これが正直な感想です。確かに、伝統有るバファローズとプレーブスのなれの果てブルーウェーブ両球団を残すには、ライブドアが買収してくれるのが一番でしょう。またパリーグ6球団が維持できれば1リーグ制も先送り、日本シリーズも本来の意味での存続が可能です。 でもね、これは問題を取り敢えず先送りしただけです。1リーグ制に移行して目先の利益を得ようとしているバカオーナー達と余り変わりません。現行のシステム、ルールではもう駄目なんですよ。それは明かです。ライブドアが万が一成功したとしても、ダイエーが傾いていて、ロッテがライトスタンド埋める分しか入らない状態は変わらない訳です。「裏方さん達の生活も考えなあかん」と、一人で所属球団傾かしたスターが真面目に語るアホリーグのままです（金の問題が絡まなきゃ、当然アホリーグの方が楽しいんですけど（笑））。かと言って抜本的大改革、8球団1リーグ制や、逆に16球団4地区2リーグ制もあまりにリスクが大きすぎる気がします。 でもねたった一つだけ、現行12球団2リーグ制を維持して行けて、さらに球界の健全化がはかれる方法が有るんです。そう、誰でも思いつくあの方法です。冗談みたいなあの方法が、実は全てにおいて丸く収まる良い方法だったんですよ。 「ジャイアンツを二つに分ける（出たー）」あ、バカバカしいとか思わないで、最後まで読んで下さい。ちゃんとスジ通ってますから（笑）。権力が大好きなナベツネにちょいと囁くんですよ。「セパ両リーグにジャイアンツが有れば、日本シリーズもジャイアンツ対決になって大儲け」と。そうすればあのジジィほいほい乗ってくるはずです（笑）。で、この方法を通すためには近鉄とオリには大変申し訳ないですが合併して貰います。そうしないと信義が重んじれないそうですから。腐れオーナーのくだらんスジでも一応通して上げましょう（ファン心理については最後に）。 で、現在の東京読売巨人軍は、新たにパリーグに出来、大阪ドームを本拠地とする「大阪読売巨人軍（ナベツネ）」と現在のまま東京ドームを本拠地とする「日本テレビジャイアンツ（氏家？）」に別れて貰います。ジャイアンツが2球団出来るのは非常にややこしいですが、巨人ファンを上手く分ける為には、ジャイアンツの名前は消せません。まあ上記したように日本シリーズが巨人ファン念願の「ジャイアンツ対決」なんてなるのも盛り上がって面白いんじゃないでしょうか？ 選手の分配はバランス良く決めて貰えば良いんですけど（当然この2チームに近鉄とオリからあぶれた選手も入るわけですし）、個人的嗜好からすれば、ジャイアンツ生え抜きの選手達は「日テレジャイアンツ」に残って貰い、他球団から取ってきた寄せ集め選手はパリーグ& ナベツネ臭く「大阪読売ジャイアンツ」に移って貰いたいです。「大阪読売ジャイアンツ」の主力選手は、工藤、清原、ローズ、小久保ら、「日テレジャイアンツ」は上原、阿部、仁志、清水らで、構成します。ね？なんか上手く雰囲気づくり出来てるでしょう？ このジャイアンツ分裂のメリットは、あらゆる事のバランスが取れると言う事です。まず一番権力を持っているナベツネにパリーグの「大阪読売ジャイアンツ」を盛り上げる為に辣腕を振るって貰います。ですが「大阪読売ジャイアンツ」は寄せ集め集団ですし、本拠地も大阪ですので、正統的「読売ジャイアンツ」の系譜の割にあまり人気が出ないと思われ、これは非常に良いことだと思います（笑）。反対に「日テレジャイアンツ」は選手こそ、「読売」の臭いを感じさせるモノの、ユニフォームなどは「大阪読売ジャイアンツ」が伝統的なYGカラーを使うでしょうから、日テレカラー（東京ベルディや、なんだろうくんから考えるとやはり緑！）の新ユニで、これまた旧来のジャイアンツファンの拒否反応を生んで、これまた非常に良いことだと思います（笑）。 テレビの放映は当初「日テレジャイアンツ」中心になりがちでしょうが、ナベツネが黙っているわけも有りませんし、選手は寄せ集めでもファンは伝統のYGカラーを求めるでしょうから、必然的に「大阪読売ジャイアンツ」、パリーグの中継も増えると思います。こうしてうまい具合に、日本全国に散らばる巨人ファンの解体を進めていくのが、このプランの真の目的なわけです（笑）。ジャイアンツに一極集中しなければ、プロ野球界全体の健全化は自然と進むはずなんです。 でも、本当に色々スジが通ってると思うんですよね。ナベツネ＝読売がなぜにそんなに1リーグ化したいかと言えば、九州、北海道地方での新聞の拡販があるわけで（結構本当）。だったらやはり九州、北海道に球団のあるパリーグに大阪読売を置くのも悪くない筈です。セパ両リーグのバカオーナー達も、取り敢えず「ジャイアンツ戦」という譲れない線をキープ出来るわけですし、選手会的にも12球団2リーグ制を維持し、選手の雇用上にも問題がない。 問題が有るとすれば、1企業が2チームを持ってはいけないと言う事ですが、一応は別企業ですし、それぞれリーグも違いますから、横浜とヤクルトの時ほどは問題にならないのでは？と思います。まあ最大の問題は、合併球団のファン心理ですよね・・・いや、うちが合併しても良いんですよ。西武とロッテとか、西武とヤクルトとか。とにかくパリーグにジャイアンツを作るのが最優先なんですから。ジャイアンツを分割して、ファンと権力の分散化を図り、それで球界の健全化が進むのなら、僕は別に西武の名が消えても、ライオンズの名が消えても、今応援している選手達が新球団にいれば、それで応援続けていけるんですけど、変ですかね（黄金期の主力はごっそり抜けたんで、それ考えれば一緒でしょ？）。 |
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