逆で行こう!過去ログ-21-

西武ライオンズを中心に日本プロ野球界のことについて
あえて違った視点から見て考えてみよう。
(基本的に他の掲示板に書いたモノの焼き直しです)

 

どうせやるならプレーオフ(04.2.3.記)

 遂に今季から導入されるパリーグのバカプレーオフ。1年間135試合戦い続けてきた結果がわずか数試合でひっくり返るというお粗末さ。韓国やアメリカでは受け入れられているモノの、日本人の国民性にはどう考えても合いそうにありません(とは言えアメプロWWE大流行の昨今、物事を深く考えない一般人には以外と受け入れられるのでしょうか?)。かと言って、なんとかパリーグを盛り上げよう、興行収入をアップさせようと言う思いも理解出来無くは有りません。

 そこでバカな頭を振り絞って思いついたのが「プレーオフトーナメント」です(笑)。今季から導入されるプレーオフの最大の問題点は、上記したように135試合が殆ど無駄になってしまうと言う点です。またうたい文句としては「Bクラスのチームでもプレーオフ進出の希望が持てるので、最後まで真剣勝負が見れる」と言うモノがあります。これは詭弁で、実際にはやる気が出るのは4位チームだけで、ダントツ最下位のチームなどは結局例年通りの消化ゲームを繰り広げるだけです。で、どうせ135試合が無になるのなら、そして9月になっても消化ゲームを作らないには?と考えたのが、各月勝率1位のチーム全てが、プレーオフに進出してトーナメントで戦うというモノです。

 プレーオフトーナメントに進出できるチームは、4月(含む3月)、5月、6月、7月、8月、9月(含む10月)の勝率1位チームで述べ6チームです。当然全月勝率1位チームが同じ場合は完全優勝ですからプレーオフは有りません。また1シーズンの勝率上位チームからトーナメントの枠が選べるので、1シーズン上位チームの優位さも考慮されます(シードなどで)。さらにトーナメント枠は6枠有るのですから、3ヶ月1位のチームは当然枠が3つ埋められます。こうなると3ヶ月1位のチームは2度まで負けられるわけですから、これまた充分なアドバンテージが有ると言えるでしょう。

 この方式なら、例え4月〜8月までダントツの最下位でも、9月だけ調子よければプレーオフに進出できるわけです(千葉ロッテ枠(笑))、また4月だけ調子よくて失速するチームもプレーオフに進出できるわけです(旧南海枠(笑))。何より毎月毎月が真剣勝負ですから、これこそ真の意味での消化試合の少ない方式と言えるのではないでしょうか?パリーグも、本気で改革を目指しているのなら、これぐらい練った考え出来ないモノでしょうか?DH制導入と言い、全く「他でやってるからやってみよう」なんて言う安直な方針には毎度毎度がっかりです・・・

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