逆で行こう!過去ログ-12-

西武ライオンズを中心に日本プロ野球界のことについて
あえて違った視点から見て考えてみよう。
(基本的に他の掲示板に書いたモノの焼き直しです)

 

審判がプロ野球を駄目にしているのではないか?
(01.6.21.記)

 今日も完全に振ったと思ったスイングに対して、塁審の手は大きく横に広がりました。低め一杯の球にも主審の手は上がりませんでした。あるプロ野球関係者の言葉で「日本の審判は、際どい球をボールと自信を持って言える事を誇りとしている」と言うモノがありました。数年前「ハーフスイングは厳しく取るようにする」こういうお達しがありました。今年も「高めも本来のルール通り取る」と言う筈でした。小宮山が「ルール上は、ホームベースを通過する時にちょっとでもボールがベースをかすっていたらストライクの筈なんです」とも言ってました。

 総合的に考えて、日本プロ野球の判定は打者有利ではないでしょうか?球場は大きくなったモノの、明らかに飛ぶボール、飛ぶバット。マシンによる特打。タダでさえ打者有利の昨今、審判の判定まで打者有利だから大エースが育たないのではないでしょうか?今よりボールを半個ストライクと取るだけで、こんなバカバカしい打撃戦ばかりの状況は変わると思います。ホームランは野球の華かも知れません。8-7の打撃戦が一番面白いとも言われます。でも敢えて言いたいのです。投手有利の方が、点を取るための作戦も工夫しなきゃいけないし打撃技術も必要となる。アグレッシブな走塁対完璧な中継プレーと言うエキサイティングなシーンも増えるでしょう。

 今のボカーン、ボカーンの大味なバカ野球で良いのでしょうか?スコアラーからの試合中の伝達禁止、コーチからの声による配球伝達の禁止。何だかバカな方にバカな方に、野球が向いて行ってしまいます。ボカーンボカーンの大味なチームが有っても良いです。でも投手力で確実に勝つチームや、小技などでしぶとく勝つチーム。色々有った方が楽しいに決まっています。なのにルール上は大味チーム有利。さらに現場での判定も打者有利では、相当運が良くないと、神経をすり減らす投手戦なんて見れそうにも有りません。

 際どい判定を取って貰った方が、投手は大きく育つに決まっています。あまりにも投手と打者のバランスが崩れてしまっている今。審判の投手有利判定を実施して欲しいと思います(でも導入して1年経ってオフが間に入ったら、みんなチャラになってるんだろうけど・・・)。

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