逆で行こう!過去ログ-9-

西武ライオンズを中心に日本プロ野球界のことについて
あえて違った視点から見て考えてみよう。
(基本的に他の掲示板に書いたモノの焼き直しです)

 

まともなうちの査定(00.12.14.記)

 個人的にプロ野球の年俸高騰の原因はうちが作ったと思っています。第一期黄金時代以降、毎年のように優勝争いをし、優勝してきたうちの選手の年俸は、球団が選手のCM出演などを許可してなかったのとも併せて、倍々ゲームで上がっていきました。それは、うちの選手にとって見れば、やればやっただけ上がると言う幸せかつ当たり前の状況を招きました。

 ところが、この倍々ゲームが他球団の査定に悪影響を与えてしまうのです。うちの選手達は、毎年毎年優勝しているからこその倍々ゲームなのに、他球団の選手は「西武のA選手は去年はこれだけ、今年はこれだけ貰っているのに、オレはあいつより良い成績なのに、全然上がっていない」という風にゴネだしたのです。確かに純粋に個人成績のみを取り上げると、うちの選手の方が下回っている事もままありました。でも、他球団は毎年優勝しているわけではないのです。毎年優勝しての倍々ゲームなのに優勝もしていないのに、西武の査定金額に近づけて年俸を上げろと言う交渉が昨今の年俸高騰の一因だと思っています(FAとかもあるけどね)。

 他球団からうらやましがられたうちの査定方針ですが、一転優勝していない年は実に厳しい査定となっています。しかも本当によく見ている。西崎の8000万ダウン。確かに金額だけを見れば、ビックリする数字です。でも6勝1敗の勝率に誤魔化されがちですが今季の西崎はやはり5000万クラスの働きだと思います。また、今年5000万に下がったことによって、確実に西崎の選手年数は伸びる筈です(その辺りは西崎も良くわかっている)。本当に選手のことをよく考えた査定であり、契約だと思います。おいらの愛する貴もそうです。今年の働きは彼本来の働きではありません。彼はあんなモノではないのです。二桁勝てばどーんと上がるなんてのは甘いと思います。あそこで貴が踏ん張っていれば、優勝できた。そう言う試合が何度かありました。そう言うところもしっかり見ている素晴らしい査定だと思います。

 5000万越えたら優勝でもしない限り、実力通りの働きをしないと、そうホイホイ上がるモノでは無いと思います。前述したとおり、今年も去年も優勝していたら、西崎、貴、潮崎も良い感じで上がっていったと思います。優勝しないで倍々ゲームの他球団のバカ査定に振り回されては行けません。毎年2.3人は不満そうな選手が出るうちの査定ですが、本当にその程度ですし、その選手の金額が、回数を重ねる毎にハネ上がっていくなんて不思議な事もうちの査定では、殆どありません。まず優勝を前提としつつ、キチンとした項目できっちりと査定されているうちの契約更改は実にしっかりした契約更改だと思います。

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