2021.04.13

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2021.01.16

2020.12.15

2020.12.12

2020.11.17

2020.11.05

2020.10.31

2020.08.21

2020.07.31

2020.06.20

2020.04.19

2020.03.25

2020.01.02


































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偉大な勝利とミニスピーチ (2021.04.13)

日本中が大騒ぎです。世界も大騒ぎです。
オーガスタ・ナショナルGCで開催された「2021マスターズ」で松山秀樹(29)が優勝しました。
アジア選手には無理、ましてや日本人選手からなど考えられない、と思われていた出来事です。
PGAツアーで優勝すること、さらにメジャー大会で勝つこと、そして中でもマスターズのグリーン・ジャケットを着ることがプロゴルファーの目標であり、夢です。
日本人男子プロとして誰も成し遂げられなかったメジャー優勝、マスターズ制覇を始めて松山がその夢を達成したのです。
松山が優勝を決めた瞬間、TV実況のアナウンサー、解説者は胸が詰まって放送ができませんでした。
松山自身は大きく喜びを表すわけではなく、同伴のS・シャウフェレと軽くハグを交わしクラブハウスに向かいました。
表彰セレモニーのマイクの前にたった松山は
「この場に居られることが幸せです」 「大勢のファンの皆さまありがとう」。 一拍置いて「サンキュー」と。
あまりにも簡単なスピーチに、側に控えて居た通訳に「オーガスタ・ナショナルGCにお礼を」と促され、
「オーガスタ・ナショナルGCの皆さんありがとう」「サンキュー」。
そこには、自分が成し遂げたことの偉大さが実感できないまま、頭の中が真っ白な松山英樹がいました。
幼さを感じさせる松山の姿とミニスピーチに、オーガスタ・ナショナルのパトロンからは暖かい拍手が送られました。

写真はロイター通信から
早藤キャディーが最終18番ホールで、手にしていた黄色いピンをホールに戻したあと、自分の帽子を静かに取り、コースに向かって一礼するという行為が「美しい、素晴らしい」と現地で大きな反響を呼んでいるそうですが、逆人種差別的に取り上げられている側面もあるのが気がかりです。

西木さん、虎木さん (2021.03.20)

新聞にゴルフ米ツアーのレポートを書いている舩越園子氏の記事が出ていました。
L・ウエストウッドについてです。
「米ゴルフ界には、実力も経験も実績もあるのに、どこか報われないイメージの選手がいる。
47歳のリー・ウェストウッド(英)は1993年のプロデビュー以来、米ツアー12勝、欧州を含む世界42勝を挙げているが、メジャーなどのビッグ大会ではなんども勝利に迫りながら優勝は一度も無く、四半世紀以上にわたって惜敗の歴史を刻み続けている。」
この3月、アーノルド・パーマ招待であわや優勝かと思わせましたが、惜しくも2位に。
しかし、その好調さを維持しながら乗り込んできた次週のプレーヤーズ選手権。<第5のメジャー>と言われるこの試合でも、前週と同じ優勝争いをしたB・デシャンボーと再び最終日、最終組での死闘を演じましたが、優勝は先に上がったJ・トーマスにさらわれてしまいました。
終盤の16番パー5でスコアを伸ばせなかったこと、17番パー3でボギーを叩いたことが響き、18番のバーディーでも1打及ばずでした。
だが、舩越氏のレポートにあるように「2週連続で2位に終わったが、彼の表情は穏やかだった。」
それは18年からのパートナー、H・ストーリーがキャディーとして帯同していることが要因になっているようです。
TV中継を見ていても、プレーの雰囲気が伝わってきます。
連れ合いが元気だった頃、「西木(Westwood)さん頑張って!」「虎木(Tiger Woods)さん強い!」と応援していましたが、<西木さん>は一時の不調を乗り越えて、ツアー優勝を期待させるまでに復調しました。
一方、同年代の<虎木さん>は、自動車事故の回復具合が心配される状態です。
若かった頃のように、二人揃って活躍する姿が見れればいいのですが。

18番ホールアウト後(写真はGDOニュースから)。
残念ですが、今週のホンダ・クラシックは予選落ちをしてしまいました。さすがに2週連続の優勝争いに疲れが出ましたか。

林道町 石工 武兵ヱ (2021.03.17)

さいたま市見沼区片柳の染谷新道というバス停に着きました。JR大宮駅からバスに乗り23個目のBSです。
少し東に行って県道214号線の片柳コミュニセンター入口交差点を200mほど北に行った四角の右手前の木立の中にその庚申塔があるということです。
右手前の木立の中には工事中のように大きな石がゴロゴロと転がっていました。交差点を右折すると石がなくなった先に進入禁止の私道があり、庚申塔の気配はありません。
人がいたら尋ねようと思って私道を登り、ふと木立の中をみるとお堂の屋根のようなものが見えました。
公道まで戻りよく見ると、獣道のような闇い細道が隠れていました(「大宮聖苑南切通し」というのだそうです)。
その奥にありました。形ばかりの屋根の下に庚申塔が建っていました。
ネット情報で知り、一度実物を見たいと思っていた「林道町 石工、武兵ヱ」の石工名が刻まれた青面金剛庚申塔(写真左)です。
田中武兵衛は江戸時代後期の岩槻石工の一人で、関東地区を中心にかなりの作品が残っているのだそうです。
写真右の二つががよく目にする青面金剛の一般的な姿です。それに比べて「武兵ヱ」作の青面金剛は人間の体の寸法比率で作られています。
造りは髪の毛1本、持物をつかむ指先、衣の襞に至る大変細かなところまで丁寧に彫り出されています。
また、ここでは紹介できませんが、邪気や三猿の姿がパターン化されず、それぞれユニークな姿で表現されています。
同じ「武兵ヱ」作の庚申塔が近くの常泉寺の参道にもありました。ほとんど同じ作りの庚申塔でした。
邪気や猿の姿とともに、後日、「庚申塔いろいろ」に追加掲載したいと思います。
同じ岩槻の石工でこの田中武兵衛と並んで知られている萩原伊兵衛作の笠付き角柱六地蔵塔が岩槻区のお寺にあるというので、ぜひ見に行ってみたいと思っています。

文化7(1810))年造立。山型角柱青面金剛庚申塔。剣人型六臂(ショケラ持ち)。二邪鬼、二鶏。台石に三猿。
常泉寺参道の庚申塔も同じ仕様。

開かずの2週間、さて? (2021.02.26)

近隣外出?の帰りに駅中書店で買った「文藝春秋」。芥川賞受賞作品・宇佐見りん「推し、燃ゆ」の掲載号です。
帰宅して、数ページ読みましたが、どうにも文章が目玉に入ってバラバラになる感じで、なかなか前に進みません。
読むのを諦めて、本を閉じてテーブルに置いたまま2週間が過ぎました。
他には新型コロナ関連の記事が何本か載っていましたが、あまり読む気がしませんので、もう改めてページを繰ることはないでしょう。
作者は現役の慶応大学生。若い世代との直接の接点のない生活を続けていますので、同じ日本語でも、なかなかすんなりと理解できなくなっていたのに、改めて気づかされました。
もともと芥川賞型の人間ではないので仕方ないですか。直木賞受賞作品に挑戦して見ますかね。

60勝と決勝進出 (2021.02.19)

午前中に、録画してあった大坂なおみの全豪オープン準決勝の試合を見ました。
相手は憧れの選手であったセリーナ・ウイリアムス。
結果のわかった試合でしたが、開始直後のサービス・ゲームを失うなど、余裕を持って見ていられる内容ではありませんでした。
特に強化してきたと言われるサーブが安定性に欠けているように思いました。
それでも結果的にセットを落とさず、試合に勝つところは、ランキング上位者の強さと言えます。
決勝の相手はランク24位のジェニファー ブラディ(アメリカ)だそうです。一度も試合を見たことがないので、どんな選手か知りませんが、最近好調で4大大会初優勝を狙う勢いだそうです。
大坂なおみの2年ぶり2度目の優勝はなるでしょうか。
夕方にTVのライブでW杯女子のジャンプを見ました。高梨沙羅は前日、1本目のジャンプの失敗がたたって、逆転優勝ができず2位に甘んじ、60勝目はお預けとなりました。
この日は1本目、92mのジャンプでトップに立ちましたが、2位との差は1.1ポイントと僅か。2本目のジャンプに期待がかかりました。
直前のノルウェーの選手にそれまでの飛距離を4.5mも上回る97mのジャンプを見せられ、心配しましたが、高梨は99mの大ジャンプで圧勝しました。これで今季4戦3勝でついに通算60勝の大台に乗せました。
あとは、3月初めの世界選手権に優勝して、これまで手に出来なかった金メダルの獲得に臨むことになります。
大坂なおみ、高梨沙羅、もう一息です。

女子ジャンプの出場者は他のスポーツと同様で、若年層が圧倒的に多いのですが、中に32歳、37歳の選手も上位の成績を上げていました。最年少は17歳。
写真は報知新聞webから

舟散歩日和 (2021.01.31)

江戸川区船堀。新川が船堀街道を潜る一つ西にかかる擬宝珠橋。
一月下旬金曜日の昼過ぎ。ポカポカ陽気に川面を眺めていると、音もなく一艘の舟が橋の下から現れました。
老夫婦がソーシャル・ディスタンスを取りながら、洒落た舟散歩のようです。
見慣れない風景に驚いていると、遠く船堀街道の向こうにも、小さくもう一艘の舟が見えました。同じように洒落た夫婦がもう一組いたのでしょうか。

これは一体何でしょう・近隣散歩の実り(15) (2021.01.23)

甲州街道、新宿通り、外苑西通りが交差するところが新宿区四谷4丁目交差点です。
江戸時代、ここには「四谷大木戸」があり、今でも近くに門衛所の建物が残っています。
交差点の甲州街道と新宿通りの間に四谷区民センターがあり、その交差点寄りの脇に「水道碑記」碑と「都旧跡 四谷大木戸跡」の石柱が建っています。
「水道碑記」碑は「大木戸」の近くに玉川上水の水番所があった事が記されています。なごりで四谷区民センター内には都水道局が入っています。
その対面に当たる交差点北東角に周囲を石で囲われた緑地があり、その中に石灯籠、石柱道標などが安置されていますが、「四谷大木戸」と陰刻された木柱の横に高さ70cm強の石塔がありました。
石柱の上に球体を乗せた敷石が置かれています。上の球体には恐竜の鱗のようなものが2本の線となり頂点で直角にクロスしています。
下の石柱には八面の窪みが作られ、その中に仏像が浮き彫りされています。道路と反対側の二体は不確かですが、円光背のある像が六体、無い像が二体と思われます。
像容は左から合掌(円光背)、数珠(円光背)、両手宝珠(円光背)、柄のある持物、柄のある持物、錫杖(円光背)、両手香炉(円光背)のように見えます。
円光背のある像は地蔵菩薩と思いますが、円光背のない、柄のある持物を持つ像は何かわかりません。
やや大きな顔に冠のようなものを被っています。目、口は線刻になっています。
表情からは地蔵のお供をする従者のように思えなくもありませんが。
見えている石柱部分は30cmほどですが、土に埋もれている部分が有りや無しや?  上の球体は何? 出張った線は東西南北を示している? 「大木戸(関所)」との関係は?
これは一体何でしょう。

コロナ対策仕様の観能 (2021.01.17)

長い間ご無沙汰していた観能でしたが、能楽堂に出掛けました。
折悪しく第二次緊急事態宣言下となりましたが、昨年から予定していましたので。
こちらは初めてのコロナ禍内での観能ですが、主催者側は感染拡大防止対策を色々と実施し、まさに「コロナ対策仕様」の演能となっていました。
入館前のアルコール手消毒、検温、見所座席の市松模様使用は想定内ですが、自由席方式だったため使用着席の能楽堂への申告、終演後の離席(正、脇、中正)の時間差をつくるなどかなり徹底していました。
演者側は4人2列の地謡が5人1列編成になっていて掛け流しマスクをしていました。
曲は男(シテ)の営む宿に偶然、殺害された旧主の妻(ツレ)と子(子方)が泊まる。そこにまた偶然に旧主を殺した男(ワキ)も宿をとる。
宿男は妻子と相談し、妻を盲目の芸能者に仕立て、敵の男に妻の謡、子供の羯鼓の舞を見せ、酒を勧め、宿男自らも獅子の舞を舞い、相手の油断につけ込んで敵討ちをするという話です。
終盤の妻の謡、子供の羯鼓舞、宿男の獅子舞が聴かせどころ、見せどころです。二つの舞に十分堪能することができました。いつも思うことですが、それにしても子方は偉い。
最後列に近い席のうえに耳が遠くなってきているので、謡が聞き取れるか心配しましたが、シテ、ツレともに通りのいい声だったので助かりました。

金春定期能:「望月(もちづき)」 シテ=山中一馬/ツレ=澤 翼/子方=井上あかり/ワキ=高井松男/アイ=高野和憲/後見=桜間金記ほか/地謡=高橋 忍ほか/大鼓=安福光雄/小鼓=田邊恭資/太鼓=吉谷 潔/笛=藤田貴寛

TVスポーツの5日間 (2021.01.06)





今年の年明けも元旦の実業団駅伝に始まり、2日と3日は箱根駅伝のTV見物と例年通りの過ごし方でした。
今年はさらに元旦はサッカー天皇杯決勝戦、2日には大学ラグビー、3日にはライスボール
4日にはサッカーJリーグ・ルヴァン杯決勝戦、時間の合間を縫って高校サッカーと高校ラクビーの試合を見るという TVスポーツ漬けの正月となりました。
箱根駅伝は第1区の超スローな展開から、区間毎にトップが入れ替わる波乱の往路を創価大学がトップで折り返しました。復路も順調にタスキをつなぎましたが、最後の10区、後2kmで駒澤大学に抜かれてしまいました。駒沢強しの印象でした。
ライスボールは関西学院がどこまでやれるか期待していたのですが、前半、第1Q、第2Qまでは互角に戦いました。しかし、後半に入るとオービックの強さが目立ち始め、ほぼ一方的な試合になってしまいました。社会人強しです。
大学ラグビーは早稲田大学と天理大学がそれぞれ帝京大学、明治大学を破り優勝を争います(11日)。
ルヴァン杯決勝戦はJ1・2冠の王者・川崎を準決勝戦で破ったFC東京が柏を2−1で下し優勝です。長谷川健太監督、おめでとうございます。
高校サッカーでは3回戦で素晴らしい球扱いとパスを見せていた埼玉・昌平高校が準々決勝で山梨学院に1点も取れずに負けてしまいました。
準決勝(9日)は山梨学院対帝京長岡(新潟)、矢板中央(栃木)対青森山田という組合せになりました(決勝戦は11日)。
高校ラグビーは東福岡が準決勝で敗れてしまい、京都成章と桐蔭学園の決勝戦(9日)となりました。
しかし、新型コロナ感染予防対策で2度目の「緊急事態宣言」が出されようとしています。 試合の開催に影響が出るかもしれません。

*)写真はルヴァン杯決勝の案内。Jリーグサイトから

淀橋七地蔵・近隣散歩の実り(14) (2020.12.25)

新型コロナの感染が急拡大したからというわけではありませんが、8月以来の「近隣散歩」です。
新宿駅西口、新都心のとっかかり、損保ジャパン・ビルの青梅街道を挟んだ向かい側に日蓮宗の常圓寺というお寺があります。
そこに7体の石柱浮彫地蔵と7児童を線刻した一基の「淀橋七地蔵」碑があります。
供養会の説明によれば、昭和の初め、大久保町のもらい子殺し夫婦によって殺された男女7児の霊を弔うために「弔男女7児之墓」として当寺に葬りました。
当初は7本の卒塔婆を立てて供養されていたのですが、青山の石工・石勝という人が7体の地蔵尊を刻んで寄付をしたので、地蔵協賛会が組織され、供養が続けられてきたということです。
碑の線刻は蓮弁の庭で7児童が戯れる(?)姿が描かれ、7基の石柱には合掌姿の地蔵立像が浮き彫りされています。
時は敗戦後昭和、平成、令和と移り変わりましたが、同様の出来事がしばしば報道される昨今でもあります。
見通しの立てづらい年越しにふさわしくない話題となりましたが悪しからず。

*)7体の石柱浮彫地蔵の1体毎の側面に「千体内/東京青山/施主 石勝」と銘が入っていますが、「千体内」の意味が判りません。

復活ゼラニューム (2020.12.21)

「高温障害」にかかってしまい、新しい葉も花芽も真っ白になってしまった挿木のゼラニューム。
ベランダから部屋の中に取り入れたりして様子を見ていましたが、涼しくなってベランダに戻して約2ヶ月。やっと緑の元気な葉をつけ、花芽も出て蕾が色づくまでに回復しました。
毎年、たくさんの花を楽しませてくれた一鉢のゼラニュームも疲れが目立ち始めたので、後継者を育てようと5月半ばに挿し木をしました。その中で上手く根付いてくれた一株です。
梅雨明け以来、体温どころか40℃になろうという猛暑に負けてしまったようです。
「気温が下がれば回復する」と聞いていましたが、この暮れにやっと花をつけるまでになりました。
コロナ禍は止まるところ知らずの感染拡大を続けていますが、「高温障害」を乗り越えたわがゼラニュームには拍手を送ります。

9/19人が予選通過 (2020.12.12)

全米女子オープン選手権が行われています。
ちょうど2日目が終わったところです。日本からは19人の選手が挑戦しています。
例年は5月末から6月初旬に開催されていたのですが、コロナ禍のために異例の12月開催になりました。
国内ツアーが終了した時期なので、出場資格のある選手のほとんどが参加したようです。
結果は19人(笹生はフィリピン国籍で登録なので日本選手は18人)のうち<+3=47位T>までの9人が予選通過しました。
昨年は比嘉真美子が初日からトップに立ち、予選1位通過。結果は5位Tでしたが最後まで優勝争いをしてくれました。
今年は渋野日向子が<ー7>で予選トップ通過しました。昨年の比嘉のように優勝争いに参加してくれるでしょうか。
ちなみに、全英女子オープンをプッシュ・カートでラウンドしているのに注目して何回か報告したリンゼー・ウィーバーはこの試合でも頑張っています。<ー2=6位T>で決勝ラウンドに向かいます。
おなじ6位Tには43歳のクリスティー・カー、35歳、母親になって今年優勝したステイシー・ルイスの馴染みの顔も見えます。
また、明日、渋野と最終組で回ることになるアマチュア選手二人が2位と3位Tにいます。
あと2日、少し早起きしてそれぞれの頑張りを応援したいと思います。

写真はLPGAのHP。2日目終了時点でのリーダーボード

カメラ故障で思ったこと (2020.11.13)

先月末の六地蔵巡りの時に、カメラの調子が悪くなりました。
「メモリーカードがロックされています」と液晶に表示され、シャッターがきれなくなりました。
メモリーカードのロックキーを調べて装着し直したら、表示が消えて撮影可能になりました。
しばらくするとまた「メモリーカードがロックされています」と表示が出ました。
何回かカードを外したり装着したりして一応撮影を終えました。
カードのロックキーが甘くなっていると思い、新品を購入して装着しましたが、同様の表示が出ました。
ウエブで調べたら、カメラ側に問題ありの可能性があると出ていましたので、メーカーに症状を伝えました。
「本体に問題あり」との事なので、早速、修理に出すことにしました。
11月1日に発送して、11日に修理から戻ってきました。「基本ユニットの不具合」との事で新品に取り替えたとの事でした。
思っていたよりはるかに短い日時で戻ってきたので大変助かりました。
この短期間修理は修理工場との直接のやりとりなので可能だったのでしょう。
修理して気がついた事は、このカメラの修理可能期限が来年1月だった事です。
修理部品保存期間は製造打ち切り後5年だそうです。このカメラは2014年10月発売です。
2021年1月が修理期限ということは2016年1月に製造打ち切りになったということです。
発売後1年4ヶ月で製造中止。ちょっと早すぎる気もしますが、新製品競争が激しいので仕方ないことですかね。

写真は同シリーズ2世代前の機種になってしまった愛用機

Final Round Queen (2020.11.09)

TOTOジャパンクラシック最終日。2日目で首位に立った申ジエ(32)は最終日を<−6>で回り、猛追する笹生 優花を振り切って今期2勝目をあげました。
2日目<−7>を出してスコアを伸ばしたのですが、最終日の前半はパットがいまいちで、スコアを2つしか伸ばせませんでした。
先の組で回る笹生をはじめとする選手が、ハイスコアで迫ってきていました。
そして笹生が最終16、17、18番で連続バーディーとして申ジエを脅かしました。
TVの映像順では16番で笹生がトップに並ぶと、15番で申がバーディーを取って単独トップに。 17番で笹生が再びトップに並ぶと、申が17番でイーグルを決めて2打差のトップに。
「17番に入る時、笹生さんが18番バーディーでトップタイになったボードを見た。気合が入りました」がこの結果を生みました。
さすがに米ツアーで最終日の強さを讃えて「Final Round Queen」と呼ばれていただけの強さを見せました。
最後はおまけで18番もスコアを伸ばし、結局<ー19>3打差の優勝となりました。
しかも初日から54H、ボギーなしの優勝でした。
これで日本ツアー通算26勝目で永久シード獲得まで後4勝と迫りました。
この日の申ジエは上下黒のウエアに身を包んでいましたが、「今日は17年前に亡くなった母の命日なんです」ということでした。

写真は中日スポーツのWEBから転載

駒沢大の珍しい優勝 (2020.11.03)

一昨日の1日に全日本大学駅伝がありました。名古屋・熱田神宮〜伊勢・伊勢神宮・8区間、106.8kmのコースです。
最終8区で東海大学の名取を駒沢大の田澤がゴール前1kmからのスパートで引き離し、駒澤大学が5時間11分8秒の大会新記録で優勝しました。
連覇の期待がかかった東海大学は惜しくも敗れてしまいました。
駒澤大学の各区の成績を見ると1区通過は3位、2区は9位、3区は8位、4区は7位、5区は酒井が区間新で3位、6区は4位、7区は3位と一度もトップで通過したことがありません
最終8区も前を走る青山学院を東海と駒沢が追い掛け、追い抜きますが、田澤は名取の後ろについたままでした。
結局、駒沢は最後の1kmで初めてトップに立ち、優勝しました。
過去5年間の記録を見ても、途中区間で一度も1位通過のない大学が優勝した例はありません。
珍しい優勝です。

写真は<#全日本大学駅伝>から転載

畑岡奈紗と同組でスタート (2020.10.08)

8月の「全英女子オープン」でプッシュ・カートでラウンドして、一躍有名になった米国の女子プロゴルファー、リンジー・ウィーバー。4度目の登場です。
その後、米本土のツアーにキャディーなしで参加して、8月末の「ウォルマート選手権」は予選通過しましたが、9月に入っての熱暑の中の「ANAインスピレーション」ではついに予選落ちしてしまいました。
そこまでは報告済みですが、前週の熱暑の中のセルフ・プレーで体調を崩したのか、次週の試合は棄権してしまいました。
先週の「ショップライトLPGAクラシック」では復調して予選通過、最終日最終ホールで見事<アルバトロス>をやってのけ、スコア「−3」、43位Tの成績でした。
さて今週は二つ目のメジャー大会「全米女子プロ選手権」です。予選の組合せが発表され、ウィーバーは畑岡奈紗と同組でラウンドすることになりました。
畑岡は先週の「ショップライト」では最終日後半にスコアを伸ばせず、4位に終わってしまいましたが、悲願のメジャー大会優勝に向かって調子をあげてきています。
10月に入ってのウィーバーのラウンドの映像は見ていませんが、多分セルフ・プレーを続けていると思います。
残念ながら試合を見ることはできませんが、畑岡とともに予選ラウンド、決勝ラウンドと優勝目指して頑張って欲しいですね。

*)YouTubeの映像で畑岡の初日最終ホールの姿が見え、背景にプッシュ・カートが写っていたので、ウィーバーはセルフ・プレーを続けているようです。(10/09)

写真は<全米女子プロ組合せ表>:Sportsnaviから転載

新型コロナ対策、神仏頼み② (2020.10.04)

七月に新型コロナ感染拡大防止を<青面金剛>三体に神頼みしたのですが、その後も一向に勢いは衰えず、特に東京は一日の新規感染者数が200人前後と高い水準を保ったままです。
そこで今回は<観音菩薩>にお願いしようと思いました。
観音菩薩はあらゆる人を救い、人々のあらゆる願いをかなえるため、多くの姿で出現するとされています。
その姿はほとんどが女性的で穏やかな表情なのに、馬頭観音だけは怒髪天を衝き、牙を突き出した憤怒の相で、諸悪を破壊する力を持っているとされています。
写真は練馬区錦にある円明院の三面八臂の馬頭観音塔。光輪、船形光背をもつ坐姿の馬頭観音です。
怒髪の中に馬頭、八臂の本手は両手で印を結び、他の手には剣、斧、与願印、法輪、棒、数珠を持っています。
あらゆる法威を駆使してなんとか新型コロナの感染力を押さえ込んで欲しいと願ってお参りしてきました。
よろしくお願いいたします。

元々は道標としても建てられたらしく、角柱台石の側面には「北○○○○○」などの文字が見えます。正面には「寛政六甲寅天○○講中」「武州豊島郡下練馬村」「(九月)吉日」の銘がありました。

本当なの? (2020.09.29)

昨日の朝、ラジオが富士山に初冠雪があったと言っていました。飛び起きてビルの屋上に出てみました。
富士山は山頂を雲に覆われ雪が積もっているかどうかわかりませんでした。
今朝の新聞一面に「甲府気象台が初冠雪を観測した」とのコメント付きで、山頂の写真を掲載していました。
しかし、黒っぽい地肌が写っているだけで、雪らしいものは見えません。
本当なの?と思ってネットで探してみたら、日本気象協会の写真が見つかりました。確かにこちらの写真には僅かですが雪らしきものが見えました。
しかし、これまでの「初冠雪」のイメージはもっとはっきり山頂部分が真っ白に見えていたように思ったので、かなりがっかりです。どれくらいの白さで観測というのでしょうか。
ちなみに今年の初冠雪は、平年より2日早く、昨年より24日早いのだそうです。

*)他を当たってみたらNHKや毎日新聞などでは「初冠雪」に相応しい写真を掲載していました。
写真下は日本気象協会から転載

予選通過ならず (2020.09.14)

9月10日〜13日まで行われた米女子ゴルフツアー<ANA選手権>に出場したリンジー・ウィーバー選手。セルフプレーでの再度のメジャー挑戦でしたが予選通過ならず、セルフプレーに移行後の連続予選通過の記録は5試合で途切れてしまいました。
この試合は、コロナ感染予防対策の期間限定ルール<キャディーなしプレー可>の加えて、期間中の気温40℃以上が予想されたので<キャディーのカート使用可>との特別ルールが出されました。
猛暑によるキャディーの体力消耗を考慮してのルールですが、一人でカートを押してのプレーは、全英女子オープンでの風雨の中でのプレーより厳しいものがあったかもしれません。
わずかな断片の映像によれば渋野日向子の女性キャディーは手押しカートを使っていたようです。
日本人選手では畑岡奈紗、河本 結、渋野日向子が予選通過しました。畑岡は7位Tと健闘しましたが、渋野は最終日後半に大崩れし51位T、河本も伸び悩んで69位Tに終わっています。
日本でも<女子プロゴルフ選手権>がありました。日本女子プロゴルフ教会とTV局との契約問題が関係しているのか、ネットLIVE配信が多くなったようです。この試合も初日の第1組のスタートから最終日試合終了までLIVE配信がありました。
おかげで日曜日の朝から、顔も名前も知らない20歳前後の選手のプレーに付き合い、楽しむことができました。

写真はLPGA HPのリーダーボード、第2日終了時点の部分。

プッシュカートで競技続行中 (2020.08.31)

前回報告しました、プッシュカートでメジャー参戦のリンジー・ウィーバー選手。アメリカに戻っての試合でもキャディーなしで競技続行です。
先週末からの米女子ツアーのウォルマート選手権でも予選通過。健闘して21位Tの成績を上げました。
これで2020ツアーで稼いだ賞金は$136,900、その内セルフで参戦するようになった7月以降、5試合連続予選通過で獲得賞金は$105,300です。
プロデビューして3年間、35試合の生涯獲得賞金が$199,000ですから、キャディーなしでの参戦でいかに好成績を続けているかがわかります。
新型コロナウイルス感染防止対策での期間限定ルール<キャディなしプレー可>で、どこまで連続予選通過の記録を伸ばし続けられるでしょうか。乞ご期待。

プッシュカートでメジャー参戦 (2020.08.24)

無観客で開催された今年最初のゴルフのメジャー大会、全英女子オープンはドイツのS・ポポフ選手のキャリア初優勝がメジャー勝利という劇的な結果をもたらして終了しました。
これで全英女子オープンでは昨年の渋野日向子に続いて、LPGAツアー初参戦での優勝者が生まれたことになります。
ところで、TV観戦の中で珍しい選手を見かけました。キャディーを帯同せず、ゴルフバッグを乗せた手押しカートでラウンドしている選手です。
2020年5月、米女子ツアー協会は選手たちに競技再開後はキャディなしでもプレーできると通達しました。 新型コロナウイルス感染防止対策として採用された今季限りのルールだそうです。
リンジー・ウィーバー、26歳、米プロゴルファー。
通達を知ったウィーバーは両親のいる実家に戻り、アマチュア時代に使っていたプッシュカートを引っ張り出して、一人でツアーに戻りました。
セルフで回った試合の成績は3試合とも見事、予選通過でした。
その勢いを買って全英女子オープンに臨みました。
しかし、強い雨風に見舞われたラウンドは、バンカーショットの間にカートが別のバンカーに落ち込んでしまうなどのアクシデントに見舞われながらも、予選通過。3日目終了時点でトップと5打差の<+1>。十分優勝を狙える位置にいました。
天候回復した最終日でしたが、生憎スコアを伸ばせず、<+5:T19位>に終わってしまいましたが、ツアー撤退も頭をよぎった昨年の成績から比べれば、コロナ禍がもたらしてくれた好結果かもしれません。
今季限りのルール下でプッシュカートとともにどこまで好成績を上げられるか、注目してみたいと思います。

写真はLPGA-HPから転載。ALBA(R&A提供)から転載。

名誉あるスターター (2020.08.20)

スコットランド、 Royal Troon、2020年8月20日、朝6時30分、全英女子オープン、第1組3人のうち最初にティーグラウンドに立ったのはローラ・デービースでした。
1963.10.5生:56歳。イングランド出身のゴルファー。1985年プロデビュー。
通算優勝回数は米ツアー20勝(うちメジャー4勝)、欧州ツアー45勝、日本ツアー7勝。
全英女子オープンには1980年、アマチュア時代に16歳で初出場。以来毎年参戦して今年が40回目。米ツアーに組み込まれる前の1986年に優勝しています。
今回は主催者R&Aの計らいで、記念の「名誉あるスターター」の役割を務めることになったといいます。
残念ながら初日の成績は<+9:T131位>と強風に苦戦を強いられました。そんな中でも5バーディーと2日目に期待を抱かせる内容があります。なんとか予選通過して記念の試合を4日間戦ってほしいと思います。
試合数3試合ですが、今年はまだ予選通過がありません。昨年も12試合中予選通過が1試合と、さすがに往年の強さは影を潜めていますが、「それでも体に火が残っていれば、木曜日の朝に“今週こそは”と思う。コロナで私の実力はそこまでダメージを受けていないと期待しているし、そこが大切なところ。」とインタビューに答えています。
スタート順が逆になる金曜日の午後、“今日こそは”と頑張ってください。
写真はLPGA-HPから転載。
なお正式には今回から「AIG Women's Open」と名称が変わり<British>が外されています。

高温障害 (2020.08.17)

挿し木のゼラニューム、新しく出てきた葉が緑色ではなく薄い黄色です。横から出てきた花芽も同様に茎、蕾ともに緑がたりません。
これは「高温障害」にかかっているのだそうです。
梅雨明け以来、猛暑が続いていて、体温どころか40℃になろうという日があり、人間界も「熱中症」にかかる人が続出しています。
これ以上ベランダに置くのも可哀想なので室内に取り込むことにしました。 秋には葉の緑も回復するらしいので一安心です。
それにしても挿してから3ヶ月で花芽は少し早いような気がします。もう少し涼しくなるのを待ってからでもよかったのに。2週間前にやった肥料が効き過ぎた?
親と同じピンクの花が咲くかどうか、色素不足が心配です。

腰折地蔵・近隣散歩の実り(13) (2020.08.09)

近隣散歩の実り⑥で紹介しました「藤兵衛公園」のすぐ近くにあります。
新宿区のお宝発掘の資料によれば
新宿区立藤兵衛公園の程近く、M’S88 ビルの一角に立つ地蔵尊で、元は高田馬場駅近くにあったそうです。
地蔵尊をお守りしている鈴木家に伝わる伝承によると、元禄7年(1694)2月11日、有名な中山安兵衛(後の堀部安兵衛)の高田馬場の決闘の際に、一人の武士がこの地蔵の後ろに隠れ、追手が刀で斬りつけたため地蔵の腰に刀傷がついたことから「腰折地蔵」と名づけられたということです。
戦前には縁日が立ったり、地蔵堂で百万遍が行われたりしたそうです。戦災で壊れてしまったため現在の地蔵尊は戦後の再興です。
平成24年(2012年)12月12日に現在地に移設されました。
だそうです。
決闘のあった高田馬場は現在の西早稲田3丁目、早稲田通りと茶屋町通りに囲まれた長方形の区画です。高田馬場駅までは1km弱。現在地はさらに600mほど西にずれた高田馬場3丁目、個人宅の玄関脇にあります。

今度は橋の上に魚が2匹・近隣散歩の実り(12) (2020.07.22)

6月30日、近隣散歩の実り(11)「散歩道に雀が8羽」で紹介しました神田川遊歩道。
青梅街道に架かる淀橋の下流二つ目の橋が伏見橋です。
その歩道の車道寄りに魚の頭部の彫刻が置かれています。左右両側歩道に一つずつ、計二つありました。
背鰭と思われる突起の下に金属の鎖が取り付けられ、歩道に打ち込んだ金具に繋がれています。
誰の作品かはわかりませんが、公道の上に設置してありますので、個人が勝手に置いたものでは無さそうです。
柏橋の「雀が8羽」と関連があるのか無いのか。こちらは可愛さもあり、不気味さもあり、です。

挿木成功1本だけ (2020.07.19)

5月半ばに挑戦したゼラニュームの挿し木。結果は4本中1本成功。
一番早く葉をつけた枝(欄外写真5/30左)はその後成長が止まり、二番目の枝(欄外写真6/15右)が元気に育ちました。
他の2本も1枚だけ葉を付けるところまではいきましたが、発根がうまくいかなかったようです。

新型コロナ対策、神仏頼み (2020.07.18)

新型コロナウイルス感染拡大が止まる所を知らない勢いです。
特に東京都での日毎の新規感染者確認人数は連日の新記録更新状態です。
緊急事態宣言が発せられた期間の東京都の日毎新規感染者確認人数は最高が206人で、150人超で大騒ぎしていました。
それが今や昨日の新聞発表では286人、ここ1週間の平均が200人、今朝の新聞発表では293人 です。
緊急事態宣言による経済的な打撃の大きさから、コロナ感染防止対策と経済対策の両立が政府、経済界、有識者専門家会議、都道府県首長、国民の大まかなコンセンサスのようになりました。
しかし、政府、都道府県首長(特に東京都知事)、新型コロナウイルス感染症対策分科会(他にもいくつか有識者または専門家会議があるようですが)などの対策が曖昧であったり、政治的対立が加わったりで、とても当てにできる状態ではないようです。
ここはもう、神仏に頼るしかない、と、過去に訪問し、撮影した庚申塔の中でも特に珍しい都内に3件しか無いという丸彫青面金剛に縋ることにしました。
通常は石造の駒形板碑や舟形板碑に浮彫りされるものが多いのですが、数少ない丸彫青面金剛立像です。
青面金剛は邪気や悪病を払う威力があるされ、とくに伝尸(結核)病の予防治癒を祈ったといわれます。それが、三尸・庚申信仰とつながって庚申塔の主尊とされています。
西東京市、練馬区、江東区の都内3か所からその威力を発揮してもらい、新型コロナウイルスを追い払ってくれるように祈ります。
とはいえ、青面金剛は疫病を流行させる神でもあり、その神を祀ることによって疫病を防ごうという意味合いもある訳ですから、ご機嫌を損ねると大変なことになりかねません。
東京都のレベル<赤>が金剛の<青>に向かいますように。 とにもかくにも平身低頭、よろしくお願いいたします。

*)写真は左から練馬区・下石神井庚申堂、西東京市・榎の木の庚申様、江東区・常光寺の丸彫青面金剛です

明日は七夕 (2020.07.06)

今日は亡くなった妻の一周忌です。七夕飾りに書き込んだ願いもむなしく逝ってしまって一年が経ちました。
新型コロナの感染猛威で緊急事態宣言が発せられ、一時は菩提寺での法要は無理かと思いましたが、宣言解除でなんとか無事に勤めることができました。
とはいえ、東京を中心とする感染拡大状況をみると、また一時の不幸な時期に舞い戻ってしまうのではないかと心配になります。
明日は七夕です。「ともすれば なほ同じ世と祈るなり」は祈りだけ。
ところで、牽牛と織姫の年に一度の会合は不要不急のものなのか、などとつまらぬ事まで頭に浮かべさせられる今日この頃です。

散歩道に雀が8羽・近隣散歩の実り(11) (2020.06.30)

神田川が青梅街道と交わる所にかかる橋が淀橋です。
神田川の両岸は綺麗に舗装されて遊歩道になっています。淀橋から神田川の下流に向かうと、三つ目の橋が<神田川歌碑>(近隣散歩の実り⑦)のある末広橋です。その一つ先の橋が柏橋。
柏橋の新宿側の散歩道詰にある車止めの金属柵に8羽の雀がとまっています。
二つある柵に4羽ずつ。
神田川の護岸整備は高田馬場〜淀橋間に限れば1995年頃には完成していたのではないかと思います。
その後徐々に新宿区、中野区側の散歩道が出来上がってきました。この車止めがいつ頃設置されたかは分かりませんが、もう10年以上も前の散歩時に出会った記憶があります。 道行く人の心を和ませるお洒落なアイデアです。
コロナ散歩のおかげで久しぶりに再会できました。

久遠の像・近隣散歩の実り⑩ (2020.06.25)

近隣散歩の実り① <紅皿の墓>、⑧<山吹の里>に続く第3弾です。
それぞれの時に、新宿中央公園に太田道灌と少女・紅皿の<久遠の像>があると案内しましたが、ようやく散歩ついでに訪ねてきました。
場所は新宿中央公園の北の端。公園北西角の熊野神社前交番のそばの入り口を入れば、すぐにエコギャラリー新宿の裏に出ます。その正面出入り口に回り込めば<久遠の像>はあります。
ご覧のように太田道灌と、その前で膝を折り、扇に載せた山吹の枝を差し出している紅皿の像です。作者は山本豊一氏、設置年は1978年です。
ちなみに、ほぼ同じ像が長野県佐久市の市立図書館の庭にもあるそうです。
なぜ「久遠」の像なのかはわかりません。

シャープのマスク (2020.06.14)

11日の夕方、シャープからメールが届きました。
「シャープマスク抽選販売事務局です。
このたびは、シャープ製マスク抽選販売にご応募いただき、誠にありがとうございました。
第1回〜第7回までにご応募いただいた方の中から、厳正なる抽選の結果、ご当選されましたのでお知らせいたします。」
という内容です。
確かに1ヶ月以上前に申し込んだ記憶があります。大変高倍率の抽選を突破しなければならない、と聞いていたので、当たればラッキーくらいのつもりでした。
当然、その回の(第2回、第3回?)抽選には漏れたらしく、なんの応答もありませんでした。
それが、今月10日にあった第7回目の抽選で7万人の当選者の1人に入ったらしいのです。応募者は824万人だそうです(ここまでの当選者を除く全申込者が抽選対象)。
手持ちのマスクの残量に余裕はありますが、せっかく100倍超の関門を突破したので、購入することにしました。
偽メールが多いとかで、慎重な申込み手続きを経て、やっと注文手続きが完了しました。
不織布マスク(50枚セット):3,278円(税込):総額3,938円(送料込み)です。
後は届くのを待つだけです。
この追加の50枚を使い切らない段階で、コロナが終息してくれればいいのですが。無理ですね。
*)写真はシャープのマスク「MA-1050」。まだ届いていないので、SHARP WEBから転載

さらに「御城の事件」 (2020.06.08)

19年1月のP・G・ウッドハウス「ジーヴズの事件簿・大胆不敵の巻」に始まり、3月のアガサ・クリスティーの「ミス・マープルと13の謎」、9月の宮部みゆきの「三島屋変調百物語」と続いた<電車で読書>のための短編集シリーズですが、今年に入って、井上ひさし「十二人の手紙」に続き、5冊目は5人の作家が「御城の事件」を競い合う短編集となりました。
新型コロナの緊急事態宣言は解除されましたが、東京都に関しては宣言前の3月の状況に逆戻りしたようなものなので、乗り物を使った外出はほとんどありませんので、<電車で読書>とはなりません。
江戸城、忍城、川越城など関東の5城で起こる事件を高橋由太、山田彩人、松尾由美、門前典之、霞 流一の5氏が時代劇ミステリーに紡ぎました。
馴染みのない作家ばかりの作品でしたが、結構楽しいアンソロジーとなっていました。
今回は<東日本篇>で<西日本篇>もあります。

ゼラニュームの2週間 (2020.06.01)

もう何年になるか分かりませんが、毎年たくさんの花を楽しませてくれているゼラニュームが1鉢あります。
大きく成長し過ぎないように品種改良されたものとはいえ、新しい芽が出て茎となり枝が密集状態になってきます。
枝打ちしている間に、次第に古い枝が残り、見るからに長年頑張ってきたというような姿になっています。
幹も疲れてきたようなので、後継を準備しようと、挿し木を試みました。
新しく成長した茎を4本ばかり10cmの長さに切り、2日間乾燥させて、湿らせた土に挿し込みました。
待つこと2週間強。2本の茎から小さな葉が出てきました。挿してから2〜3週間で発根し始めるということなので、まだ安心はできませんが、経過は順調のようです。
1ヶ月後に植え替えできる状態になっていれば大成功です。
新型コロナウイルスの2週間。ゼラニュームの2週間。経過を見極めるのに必要な時間のようです。
そして、秋には新型コロナには終息の目処がたち、ゼラニュームには花が咲くことになればいいのですが。

江戸初期・末期、二つの庚申塔・近隣散歩の実り⑨ (2020.05.23)

最勝寺は新宿区上落合3丁目にあるお寺です。山手通りに面しています。往復3000歩足らずの散歩範囲です。
ここに二つの庚申塔があります。地蔵菩薩を主尊とした板碑の庚申塔(左)と、青面金剛を主尊とした駒形の庚申塔(右)です。
板碑の方は舟形光背に地蔵菩薩が浮き彫りされているだけですが、顔の左右に「寛文八戊申年」「二月十七日」と紀年銘があり、右の錫杖横に「奉納庚供養」の文字があるので庚申塔だとわかります。
もう一方の駒形の庚申塔ですが、<駒形>というには上辺の角度が小さくて平坦に見えますが、板碑のように裏面が舟底型ではなく、側面とともに平に成形されています。
こちらは主尊が一面六臂の青面金剛ですし、瑞 雲、日月、邪鬼、三猿、鶏も浮彫された堂々たる庚申塔です。
「慶應三丁卯年七月吉辰」「當村願主 高山伊兵衛」と左右側面には紀年銘、願主名が刻まれていました。
左手に膝を折り合掌姿のショケラを掴んでいます。邪鬼の顔は欠損しています。邪鬼のお尻の横に雄鶏がいます。(写真下)
庚申塔の形式や主尊には時代によって変化があるようです。
室町から安土桃山時代までは背面が舟底形で額を持つ板碑のものが多く、江戸時代初期(1600年代)には地蔵菩薩、観音菩薩、阿弥陀如来、釈迦如来などが主尊として彫られ、中期(1700年代)には青面金剛を主尊とする庚申塔が多くなり、後期(1800年代)には文字塔が多くなるというのが、一般的な流れのようです。
ここの地蔵菩薩庚申塔は「寛文八(1688)年」のもので、青面金剛庚申塔は「慶應三(1867)年」のものです。後者は文字塔の多くなった江戸後期、しかも末期の青面金剛庚申塔ということになります。
「當村願主」に刻まれた「高山」姓は落合地区に多い苗字です。

「山吹の里」碑(続紅皿の墓)・近隣散歩の実り⑧ (2020.05.19)

「近隣散歩の実り① (2020.04.12)」で紹介しました「紅皿の墓」の続編です。
伝説では、太田道灌が鷹狩りをして俄か雨にあい、農家で雨具を借りようとしたのが高田の里(豊島区高田)であったと言われています。
農家の娘・紅皿が山吹の一枝を差し出したという故事にちなんで、この辺りは「山吹の里」と呼ばれていたようです。現在の新宿区山吹町から面影橋一帯です。
今、面影橋の北東は巨大なマンションの建設工事中で、橋詰の工事フェンスの窪みに「山吹の里』碑は仮住まいをしている状態でした。
碑は船形板碑で、中央に大きく「山吹之里」と陰刻され、その下に如意輪観音像が浮彫されています。
よく見ると板碑の上部に阿弥陀三尊を示す種子が彫られ、「山」の両サイドに「木瓜」と「四つ菱」の紋が、さらに左右に小さく紀年銘が「貞享三丙寅歳」「十一月六日」と刻まれています。
さらによく見ると「山吹之里」の文字も小さな欠けが見え、以前にあった陰刻の上から「山吹之里」を重ねて彫った痕ではないかと思わせます。
太田道灌の紋は「桔梗」紋で、刻まれている二つの紋とは関係がないようです。
説明書きにも「供養塔を転用したもの」との記述がありました。「貞享三(1686)」は供養塔の奉造年で「山吹之里」碑の建造年でないかもしれません。
板碑のコーナーにも、対面の神田川護岸にも山吹が青々と葉を茂らせていました。
まだ訪ねてはいませんが、新宿中央公園の「久遠の像」は道灌と紅皿の伝説の情景を写したものです。作者は山本豊一氏、設置年は1978年です。
ちなみに、ほぼ同じ像が長野県佐久市の市立図書館の庭にもあるそうです。

もう忘れたかしら・近隣散歩の実り⑦ (2020.05.15)

神田川と大久保通りが交差する末広橋の南西詰に小さな憩いの場があり、そこに「神田川の歌碑」が有ります。
所在地で言えば<中野区中央1丁目13−9>ですが、対岸は<北新宿3丁目>です。
1973年、<南こうせつとかぐや姫>が歌ったフォークソングの歌碑です。初夏の植え込みの緑の中に白い大理石に「あなたはもう忘れたかしら」で始まる一番の歌詞と作詞者、作曲者名が刻まれています。(写真上)
昭和48年ごろはわかりませんが、現在は新宿副都心に近いのですが、川の両側は戸建住宅が多く、比較的静かな住宅地です。
作詞者の喜多条忠は学生時代の想い出を詩にしたと言いますが、彼が下宿していたのは、今の<豊島区高田3丁目>、JR・高田馬場駅の近くだったようです。
神田川を挟んで北は新目白通り、南は早稲田通りです。
新目白通りと神田川の間は<豊島区高田3丁目>、神田川と早稲田通りの間は<新宿区高田馬場2丁目>です。その二地区を、JR山手線の内側3本目の戸田平橋が結んでいます。
こちらは歌碑のある<中野区中央1丁目>と異なり、商業ビルや中小マンションの立ち並ぶ賑やかな環境です。(写真中)
写真の黒っぽいビルの奥あたりに下宿屋さんがあったそうです。銭湯は<西早稲田3丁目>にあった「安兵衛湯」と言いますから、明治通りの向こうまで通ったことになります。
地図で見ると、右上の赤印(下宿屋)の豊島区から、真ん中の新宿区を通り越して、左下の赤印の中野区に歌碑が建っています。(写真下)
中野区の観光スポットとして認定されているようです。なぜでしょう。いくら神田川の流域だと言っても、少し離れすぎているように思うのですが。ここに設置した理由は「もう忘れたかしら」?

藤兵衛公園・近隣散歩の実り⑥ (2020.05.07)

早稲田通り、高田馬場3丁目バス停の北、一筋裏に新宿区立藤兵衛公園というのがあります。
小さなビルに囲まれた狭い公園です。
前を通っても、入口はコンクリート壁と門柱、境界は石垣と植え込みに囲まれているので、普通のお屋敷かと思ってしまいます。
それもそのはずで、ここは故中村藤兵衛さんの住居跡。
藤兵衛さん亡き後、ご長男は「土地は公共のために役立てたい」「近隣の子供や老人の憩える場に」との父の遺志に添い、新宿区に公園用地として寄付されたのだそうです。
中には古い小さな藁屋根の門、池、灯篭、新しく整備された東屋、敷石道、浅いせせらぎがあり、豊かな緑とともに憩いの空間を演出しています。
訪れた昼前の園内には、私以外には一老人だけ。柔らかい日差しを浴びて、二羽の鳩が早めの昼食に取りかかっていました。

一緒に頑張ります (2020.05.03)

新型コロナ感染拡大防止のための「緊急事態宣言」がさらに1ヶ月延長になりました。
しかし、これまでの経緯を見ていると、1ヶ月延長で日毎の感染者の人数が期待通りに減少するでしょうか。
相当の長丁場を覚悟しなければならないかもしれません。
外出自粛要請の中、健康維持散歩を兼ねて近くのお寺を訪ねました。
山門近くの六地蔵さんが揃って「マスク」をしていました。
参詣者にコロナを感染させてはならない、という気遣いでしょうか。私たちも一緒に頑張っていますよ、という心遣いでしょうか。 お地蔵さんの世話をしている方の優しい気持ちと、先行き不安な気持ちが伝わってきます。
六地蔵さんの後押しを得て、気持ちを新たにコロナ感染防衛に努めます。

「十二人の手紙」 (2020.04.29)

19年1月のP・G・ウッドハウス「ジーヴズの事件簿・大胆不敵の巻」に始まり、3月のアガサ・クリスティーの「ミス・マープルと13の謎」、9月の宮部みゆきの「三島屋変調百物語」と続いた<電車で読書>のための短編集シリーズですが、年を越して今度は<外出自粛読書>として井上ひさし「十二人の手紙」を選びました。
遣り取りされる手紙の文章だけで一編の物語が進行します。
岩手の高校を卒業して、担任の教師の紹介で東京の会社に就職した女性の、上野駅到着を知らせる両親宛の手紙に始まり、不倫に陥った勤務先社長のお嬢さんを殺害してしまったので、その将来を支援できなくなったと弟に謝る手紙で終わる、3月末から7月末の4ヶ月の出来事がプロローグです。
他に出生届、転入届、洗礼証明書、三年志願修道女請願書、婚姻届、死産証明、家出人捜索願、死亡届など、個人に関わる書類のみを掲載して、その人生を詳らかにするなど、アッと言わせる手法に惹きこまれてしまいます。
中には、そんなのあり? と言うような駄洒落・語呂合わせ風謎解きミステリーも含まれていますが、それはそれで十分楽しめました。
昭和時代のお店が実名で登場したりします。四谷近辺をうろうろしていた頃もあって、懐かしの蕎麦屋が出てきて、すっかり昔に戻ったりもしました。

上戸塚村の観音寺・近隣散歩の実り⑤ (2020.04.24)

昨日報告しました観音寺の三面八臂青面金剛庚申塔の銘にあった「上戸塚村」ですが、現在、新宿区に町名として残っているのは戸塚町1丁目だけだとか。
早大通りを挟んで、一つは大隈庭園とリーガロイヤルホテルの新目白通り側の一角、もう一つは小野記念講堂と早稲田小劇場の早稲田通り側の一角で、少し離れていますが、どちらも戸塚町1丁目です。
昔の「戸塚」は高田馬場1〜4丁目と西早稲田一帯の地域だったようです。
高田馬場駅の東に戸塚地域センター、戸塚第二小学校、明治通り沿いに戸塚警察署、西早稲田に戸塚第一小学校と「戸塚」の名前を冠した公共施設があり、山手線の外側、高田馬場3丁目にも戸塚第三小学校、新宿区立戸塚公園と「戸塚」の名残があります。
しかし、私の「戸塚」には、どちらかというと山手線の内側、高田馬場1、2丁目、西早稲田のイメージが強かったのと、西早稲田にも大悲院・観音寺というお寺がありますので、「上戸塚村」と庚申塔のある高田馬場3丁目の大悲山・観音寺の関係を調べてみました。
新宿法人会のHPの「戸塚村の変遷」というレポートに「戸塚村絵図」(東京都立大学図書館蔵)が掲載されていました。
それによると小滝橋から東へ、高田馬場3、4丁目、1、2丁目、西早稲田3丁目の一部までが「上戸塚村」で、その東、西早稲田3丁目、西早稲田1丁目からは「下戸塚村」だったようです。
絵図の観音寺は今と同じ小滝橋交差点の近くにありました。「薬師堂 観音寺」の名前が書き込まれています。
明治の廃仏毀釈で無住寺になったそうですが、近くの下落合の薬王院住職が兼務し、その後、檀家の努力で再興したそうです。
西早稲田の観音寺は寺の縁起によれば「下戸塚村」の観音寺ということです。こちらには不動堂があります。
というわけで半地元の大悲山・観音寺が「上戸塚村」のお寺だったことと、三面八臂青面金剛庚申塔が地元の大悲山・観音寺「上戸塚村」檀徒によって奉納されたものだとわかりました。

三面八臂青面金剛庚申塔・近隣散歩の実り④ (2020.04.23)

前回と同じ観音寺。有蓋角柱青面金剛庚申塔です。
主尊の青面金剛(しょうめんこんごう)には、顔は一面または三面、腕は二臂、四臂、六臂、八臂の姿があり、バラエティーに富んでいます。
基本形は一面六臂のようで、合掌型と剣人型の二つがあります。合掌型は本手で合掌しています。剣人型は右手に剣、左手に女人(ショケラ)を持っています。本手以外の四臂には戟、弓、矢、法輪などを持ちます。
この青面金剛は三面八臂です。
右本手は欠損していますが剣持ちのようです。
左本手と左膝の間にショケラが見えます。 他の六臂には法輪、弓、戟、矢の他に羂索、棒を持っているようです。
作例としては、八臂も少ないのですが、三面も多くはありません。珍しい青面金剛と言えそうです。
塔身の側面には「奉供養庚申 武州豊嶋郡 上(戸)塚村」、「正徳四甲午(1714)天十二月四日」の銘がありました。
唐破風造りの笠を置き、主尊、邪鬼、三猿を配し、小さな鶏も線彫りで邪鬼の前後に見せています。
台石は水鉢付台石と蓮弁台石の二段重ねです。

雌雄彫り分け三猿庚申塔・近隣散歩の実り③ (2020.04.22)

観音寺。自宅から近いお寺の一つです。
何度か訪問しましたが、庚申塔は見つけられませんでした。
墓地の最奥、コンクリート壁に遮られた隅に記念石碑とともに集められていました。
庚申塔は2基。有蓋角柱青面金剛庚申塔と駒形板碑三猿庚申塔です。
今回は駒形板碑三猿庚申塔を報告します。
額の下に三つの種子、その下に「奉待庚申諸願成就所」の主銘、左右に「寛文六(1666)丙午年」「二月廿一日」の紀年銘があります。
三猿は塔身下部、前出の上にいます。
向かって左から不言、不聞、不見ですが、雌雄が彫り分けてあり雄、雌、雄となっています。前出の部分には施主らしき人の名前が刻まれています。「(久)兵衛」「(作)右衛門」などの名前が見えます。
水鉢付きの台石も含めて、大きな損傷もなく保管されていました。
バランスのいい形の塔身で、三猿の姿も可愛く造られています。

オールスター庚申塔・近隣散歩の実り② (2020.04.18)

外出自粛要請の中、「六地蔵巡り」は中止せざるを得ないので、体力維持のための近隣散歩を行なっています。で、その成果の報告②です。
新宿区下落合にある薬王院。東の長谷寺と自ら名乗るだけあって境内の牡丹は端正に手入れされて、毎年参詣者の目を楽しませてくれるお寺です。
墓地への石段の途中に、船形板碑に龕を彫り込んで主尊の青面金剛を浮彫した庚申塔があります。
この庚申塔には主尊以外に日月、一邪気、二童子、三猿、二鶏と構成要素のほとんどが登場します。
上部の額の部分には瑞雲とともに日月が線刻され、一面六臂が多い青面金剛は一面四臂の姿で浮彫りされ、岩に乗っています。
通常は青面金剛に直接踏みつけられている邪気は、岩の下で小さく蹲っています。三猿も邪気の下に小さく彫り出されています。
これは左右に童子を立たせたために間が狭くなったから? 童子の足下に鶏も見えます。
腕が四本のため持ち物が少なく、よく登場する左手で髪を掴まれる女人(ショケラ)はいませんが、ほぼオールスター・キャストの庚申塔はそれほど多くはないと思います。
宝永三年(1706)に建造されたものです。六地蔵巡りの時には気づきませんでした。

紅皿の墓・近隣散歩の実り① (2020.04.12)

新型コロナの感染拡大が止まらず、ついに「緊急事態宣言」が出て、不要不急の外出自粛が強く求められています。
三月中は電車に乗って出かけることもありましたが、四月に入ってからは運動を兼ねてもっぱら徒歩圏の散歩が主体の動きになっています。
お陰で、今まで目と鼻の先にありながら訪ねたことのなかった近所のお寺に、江戸前期の庚申塔があるのを知りました。
また少し足を伸ばして新宿6丁目の大聖院にある<紅皿の墓>にも行きました。
これは太田道灌の山吹の里伝説に登場する少女・紅皿の墓と言われるものです。
大聖院の駐車場の中にあり、中世の十三仏板碑、灯篭、花立、水鉢で構成されていました。
灯篭と花立、水鉢は十二代・守田勘弥や歌舞伎関係者によって後に奉納されたものだそうで、それぞれに施主の名前が陰刻されています。
墓碑とされる十三仏板碑はさすがに損傷が激しく、塔身は二つに折れ、板碑の下部中央は大きく抉られたように窪んでおり、向かって右上に種子(梵字)がかすかに見えるだけです。
おそらく十三仏の姿は彫られず、種子だけが陰刻されていたのではないかと思われます。
山吹の里伝説に関連するものとして豊島区高田の面影橋の脇に<山吹の里の碑>があり、新宿中央公園の北の端に太田道灌と少女の<久遠の像>があるのを知りましたが、やや距離のある散歩なので、しばらく様子見になりそうです。
写真上:灯篭には「守田かん彌」の名前が見えます。下:かすかに見える種子

ハクモクレン (2020.03.10)

天気が良くなかったのと新型コロナの関係で、家にいることが多くなっています。
しばらくぶりでベランダに出てみると、アパートの南庭に植えられているハクモクレンが開花しているのに気づきました。
引っ越した当初は、二本の桜にはさまれた二本のハクモクレンが、毎年、仲良く目を楽しませてくれていました。
しかし、次第に桜の成長の勢いに押されて、ハクモクレンの元気がなくなり、付ける蕾の数は少なくなり、その後の葉の育ちも悪くなっていきました。
ついには一本が立ち枯れのような状態になり、残る一本も申し訳程度の花を咲かせるだけでした。
ここ数年は、春にベランダに出て花を楽しむ余裕のない日々を過ごしていましたので、ハクモクレンは忘れてしまっていました。
相変わらず一本は元気のないままで、ほんの数個の蕾を持つだけですが、残る一本は、以前に比べると元気を回復してきたようです。
そうは言っても、まだ隣の桜が迫っていることには変わりありませんので、この先が心配です。「桜は切るな」と言うようですが、ハクモクレン側の枝を1本切ってもらえるとありがたいのですが。

「エリートの部」 (2020.03.02)

昨日、東京マラソンが実施されました。
前年9月のMGCで3位に終わった大迫傑選手が出場し、見事、自分の持つ日本記録を21秒も上回る2時間5分29秒で4位に入り、オリンピック代表選手入りに大きく近づきました。
今回は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、一般参加者のレースは全面中止となり、エリートの部だけの開催となりました。
主催者の感染予防策の一つであった沿道観戦の自粛の呼びかけにも関わらず、大勢の人が応援に集まりました。
最終的には来週のびわ湖毎日マラソン待ちにはなりますが、大迫の五輪代表は確定的と思われます。
と、大会の結果はともかくとして、?、と思ったのは「エリートの部」という競技部門の名前の付け方です。他の大会でも同じ名前を使っているのでしょうか。
「エリート」という言葉には、いろいろな手垢や汚れのついた、あまりいい感じの言葉ではないように思うのですが。

ヤットさん、よくやったわネ (2020.02.24)

サッカーJリーグが開幕しました。試合途中からですが横浜FMとG大阪の試合をTVで見ました。
連合いが遠藤保仁を好きだったので、ガンバの試合は気にかけていたのですが、ここ数シーズンは思うような成績を残せないままでした。
前期優勝チームの試合ということでマリノスの試合を番組に乗せてもらい、おまけで遠藤の姿を久しぶりに見ることができました。
この試合にはJ1出場「631」という最多出場タイ記録がかかっていたのですが、2対1の勝利で飾ることができました。
特に派手さはありませんが、攻守の要としてその存在感を示し続けています。一時、走らない選手として日本代表監督に嫌われたこともあったようですが、年を重ねるごとに動きも良くなり、40歳になった今も十分チームに貢献しています。
注目度に差がありますが、神戸のイニエスタと張り合って、まだしばらく活躍して欲しいものです。
「ヤットさん、よくやったわネ」の声がきこえてきそうです。
(写真はネット:スポーツ報知から)

五輪塔地蔵と奪衣婆 (2020.02.23)

二つの形式の五輪塔地蔵に出会いました。珍しい形の地蔵菩薩像です。いずれもあきる野市のお寺です。
墓地で目にする四角、球、笠(三角)、半球、宝珠を積み重ねた石塔を背中に背負った地蔵菩薩のことです。
左は船形光背に五輪塔と地蔵菩薩を重ね浮彫にしたものです。
寛延元年(1748)の建造で、高野山の地蔵を模刻して大悲願寺住職の弟子の墓としたと言われ、多摩地域で最も古い五輪地蔵だそうです。墓地入口にありました。
右は五輪塔そのものを光背のように背にした地蔵菩薩です。こちらは安永七年(1778)の建造です。福徳寺の山門脇に祀られていた六地蔵の一体です。この形式の地蔵菩薩は舟形の五輪塔地蔵より数が少ないようです。
損傷が目立ちますが、五輪塔光背の六地蔵が六体とも揃っているのは大変貴重なのだそうです。
その福徳寺の六地蔵雨屋の横に小さな雨屋がありその中に不思議な石像が安置されていました。
立膝の坐姿で右手は頬杖をつき、左手に幼子を抱えています。顎は欠損していますが豊かな髪を結い、肌けた胸から乳房がのぞき、どう見ても女性です。
もしかして、三途川で亡者の衣服を剥ぎ取る老婆=奪衣婆(だつえば)とはこれのことか?
話には聞いていましたが、実際に出会うのは初めてです。 あな恐ろしや。隣の六地蔵さま、しっかり守ってください。
ほとんど人と出会わない寂しい道を歩くこともありますが、思いもよらぬ珍しいものに出会うと、帰路の足運びが違ってきます。

電車に揺られて (2020.01.27)

青梅市に通う日が続きました。往復2時間強、電車に揺られますので葉室麟「孤篷のひと」と同乗しました。
安土桃山から江戸前期に茶人、作庭家として知られる大名・小堀遠州の話です。
晩年、伏見奉行を務める遠州のもとを訪れる、茶の湯をともにした親しい相手一人ひとりと、昔自分が関わった戦国の世の交渉事を語り合うというものです。
一人ひとりとの語りに茶道具の名前を表題にして、それへの遠州の思い入れも含めて物語は進みます。
豊臣の家臣から徳川の家臣に転じた小堀遠州の処世と目指した「綺麗寂び」の茶。茶室での昔語りだけの小説ですが、読み応え十分でした。
(写真は茶器に似た小堀遠州の墓碑)

都内に二つだけ?の珍品 (2020.01.12)

青梅の大聖院で珍しい六地蔵灯篭に出会いました。
笠と胴と基台の胴の部分に六地蔵を浮彫した六地蔵石幢はこれまでにも幾つも出会ってきましたが、火袋を持った灯篭型の六地蔵はそれほど多くはありません。
灯篭型の六地蔵は火袋の部分か、胴竿の部分を六面体にして、各面に地蔵像を浮彫したものだと思っていたのですが、これは火袋の六面の稜角に地蔵立像を浮彫したものです。
火袋の中にも一体の地蔵像が納められ、七体地蔵灯篭です。
地蔵は風化、欠損で像容がはっきりしませんが、全て合掌姿の地蔵のようです。奉造年はわかりませんでした。
初めての対面に驚き、ほかに同種の灯篭は無いものかと調べて見ましたら、練馬区の広徳寺にあることがわかりました。
早速、同寺を訪ねて見ました。庫裏前の植え込みの中にありました。
しかも大聖院の灯篭より欠損、風化が少なく、地蔵の像容がはっきりしていました。錫杖、数珠、宝珠、幢幡、宝蓋、柄香炉持ちの姿です。火袋の中は空でした。
竿の部分に「為大圓院殿」の文字が見えました。 本堂裏の大名墓地の中に「大圓院殿」「寛永十九壬午歳」の見える仏塔がありました。「大圓院殿」は柳川藩主・立花宗茂の法号のようです。
この灯籠も墓地にあったものかもしれません。広徳寺が関東大震災後、こちらに移転したので墓地から離れてしまった?
何れにしても同型の灯籠は東京都内に二つしかないようなので、その二つに出会えてこんな嬉しいことはありません。
(写真左が大聖院、右が広徳寺の灯籠。参考資料=三吉朋十「武蔵野の地蔵尊」)

記録続出の箱根駅伝 (2020.01.02)

今年の箱根駅伝は区間新記録が4つも出る高速レースとなりました。
レースは1区から速いペースで始まり、歴代2位の記録が出ると、2区では東洋の相沢が区間新記録、3区では東京国際のキベット、帝京の遠藤、駒沢の田澤がともに区間新をマーク、続く4区でも青山の吉田が区間新、さらに5区の山登りでもまたまた東洋の宮下、青山の飯田、國學院の浦野の三人が区間新で走り終えました。
結果、往路の総合成績でも1位の青山学院が従来記録を5分も縮める5時間21分16秒で優勝、2位から4位の東海大学までもが往路新記録を出す結果となりました。
無風に近い絶好の気候条件に恵まれたとはいえ、驚くほどの新記録続出駅伝となりました。
明日の復路はどんな記録が生まれるのでしょうか。
(写真は快晴の富士山)

続・三番叟を舞う三猿 (2019.12.24)

前回話に出た延命寺の庚申塔です。形は普通の有蓋石柱庚申塔に見えますが、屋根は凝った唐破風屋根です。
高さは二つの基壇含め170cmです。
白い柱の正面上部に日輪と月輪があり、青面金剛が魔物の天邪鬼を踏みつけて立っている姿が浮き彫りされています。
黒っぽい台座正面には三猿が浮き彫りされてい ますが、左の猿は左手に御幣、右手で耳をふさぎ、中央の猿は左手に鈴、右手の扇で顔を隠し、右の猿は左手に扇、右手で口をふさいでいて、三番叟を踊っている姿です。
柱の左右側面には「嘉永三庚戌年十月吉日建立」「武州多摩郡 野中新田 ???(延命寺)」、台座の側面には「念仏講中 世話人 拾六人 ・・・」と刻まれています。
台座が黒い上に雨上がりで湿っていたので、猿の姿がさらに見え難くなってしまっていました。
前回の宗建寺の三猿の方が姿、形がはっきりと見え、しかも楽しそうに踊っています。
新年向けに珍しい庚申塔を二つ掲載できました。

三番叟を舞う三猿 (2019.12.22)

六地蔵巡りの寺院訪問で青梅市の宗建寺で出会った庚申塔です。多い形は縦長の石板に青面金剛、悪鬼、三猿を浮き彫りしたものですが、ご覧の通り円石版に青面金剛と悪鬼、台座に三猿を浮き彫りしたものです。
しかもこの三猿は普通の<見ざる・聞かざる・言わざる>の姿ではなく、烏帽子、衣姿で舞を 舞っています。手には扇を持って口、耳、目を隠しています。
小平市の延命寺にも同様の三猿を浮き彫りした庚申塔があり、市の文化財に指定されていますが、その説明には踊っているのは「三番叟」だとあります。
時期的にはややフライングですが、正月公演の出し物として恒例のお目出度い舞姿を掲載しました。
*)背面の銘に「維山?文化九(1812)壬申小春庚申日建?」とありました。ちなみに延命寺の庚申塔は「嘉永三(1850)年」の造立だそうです。

12月の富士 (2019.12.06)

10月下旬に積もった雪はほんの山頂付近だけでしたが、11月に入って前方の山際まで白くなりました。
それでも途中、暖かい日が続き10月の富士に戻った時期がありました。
今月は寒さも厳しくなり、雪景色も本来の冬の富士に相応わしくなりました。
夏の黒っぽい富士山よりやはり雪景色の富士山の方が「これぞ富士」という気がします。

<69.9399> (2019.12.02)

日本の女子ゴルフも昨日までの「LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ」が最終戦でした。
ずっと応援してきた申ジエ(申智愛)選手は、韓国、アメリカで獲得した賞金女王の座を日本でもと今季の目標にしていましたが、残念ながら最終戦は7位タイに終わってしまい、鈴木愛、渋野日向子に次ぐ3位でした。
しかし、もう一つの目標だった年間平均ストロークでは1位の座を守り、しかも日本女子ツアーでは前人未到の快挙となる<69.9399>という新記録でした。
これまでの年間平均ストロークの最少記録は、同じ韓国人選手のイ・ボミ選手が絶好調だった2016年に出した<70.0922>。
地味に見える数字ですが、選手の実力を表す大変重要なデータです。今季、活躍を始めた20歳前後の若手グループの誰かが<70切>を達成できるでしょうか。
申ジエ選手には、来季にもう一度日本ツアーでの賞金女王を目指して頑張ってもらいたいと思っています。
(写真=GDOニュースから)

朽木柳のよろよろと (2019.11.10)

案内をいただいたので久しぶりに国立能楽堂に行ってみました。
拝見したのは「遊行柳」一曲だけ。
後シテの老木の精の、烏帽子狩衣の正装ながら、なんとも覚束ない姿が見所の最後列まで 迫ってきました。
昨日の夕方、体調不良で夜間診療を受けました。幸い一時的な症状でしたが、 用心して早めに引き上げました。
気がつけば11月。世間はどんどん年末に向かって人心を追い込んで行きます。

今度は「百物語」 (2019.09.24)

3月に掲載しましたアガサ・クリスティーの「ミス・マープルと13の謎」。
ミス・マープルの家に集った5人の客が、それぞれの知る解決されていない謎を提示し、他の5人が推理する<火曜日の夜>クラブを結成すると言う話。
夏場のこちらは日本版<百物語>の話です。
大勢の人が集まって、蠟燭を百本立てて置き、一人が一話ずつ化け物の話をして、一本ずつ蠟燭を消し、百本目の蠟燭が消された時に化け物が出るとされた遊び、なのだそうですが、宮部みゆきの「三島屋変調百物語」は三島屋の若い娘・おちかが一人で、語り手として訪ねてきた客の話を一話ずつ聞くと言うものです。
「ミス・マープル」後に読み始めてもう三冊になりました。これまでに語られた話は18話。 もう止めにしようと思いましたが、ついつい四之巻も買ってしまいました。
それにしても、作者は百話まで続けるつもりなのでしょうか?
そして、どこまで付き合うつもり?
宮部みゆき「三島屋変調百物語参之巻 泣き童子」 角川文庫(760円+税)

マキちゃん勝った。 (2019.08.26)

米・ジョージア州・イーストレイクGCで行われた今季最終戦の「ツアー選手権」でR・マキュロイが優勝しました。これで2度目の年間王者です。
朝、TVを見ると最終ラウンドの後半でした。この時点で2位に4打差。
優勝の可能性が高いかなと思っていたら14番、15番の連続ボギーで、雰囲気は急に怪しくなってきました。
16番も長いパーパットを残したので?でしたが、なんとかパーを取り、残る2ホールをバーディーで上がって、結果的には2位に4打差で優勝しました。
昨日の第3ラウンド途中で落雷があって試合が中止になり、ゲームの行方がどうなるかと思いましたが、マキュロイの好調さは崩れませんでした。
最終ホールでバーディーパットを決め、両手をあげたマキュロイの姿を見て「マキちゃん勝った」と写真の連合いが喜んでいるようでした。
(写真はゴルフダイジェストオンラインから転載)

八体/八万四千体 (2019.06.14)

友人と上野・池の端で会食する予定があったので、湯島天神裏(昔は正面)の湯島聖天・心城院に立ち寄ってみました。湯島天神男坂下にある小さな寺院です。
その本堂脇の小さな社の手前に八体の角柱浮彫地蔵立像が四体ずつ左右に安置されていました。
正面に輪光持ちの地蔵像が浮彫され、左右に「八万四千躰之内」「第二千九百三番」などの銘があり、右側面には発願主名と建造年、左側面には戒名と寂年が刻まれていました。
建造年は明治三十六年から四十七年のものでした。
何故ここに?と思って調べて見たら、台東区上野の浄名院の八万四千体地蔵尊のうち、当山に勧請された八体の地蔵尊なのだそうです。
明治12年に浄名院の大和尚が八万四千体の石地蔵尊建立を発願、旧皇族、華族を始め政治家、財閥家、歌舞伎役者など様々な人が奉納したそうです。
浄名院境内には今も奉納が続く角柱浮彫地蔵立像の他にもたくさんの地蔵像が安置されています。(写真上=心城院、下=浄名院の地蔵尊)

嬉しい反応 (2019.04.28)

またゴルフの話。
出かけるには早すぎると思ってTVをつけたら、<サンケイレディスクラシック>最終日の中継をやっていました。
優勝争いは吉本ひかるなど20歳そこそこの若手の活躍で大混戦でしたが、7打差の19位Tからスタートした申ジエが、バック9で驚異的なスコアを出し、逆転勝利となりました。
少し遅くなりましたが、見終わってから連合いのところに出かけ「あんたの好きな申ジエが川奈(GC)で優勝したよ」と言うと、「えー!」と驚き、喜んでくれました。
先々週はTVで申ジエの優勝を一緒に見たのですが、よく理解できなかったのか、反応はイマイチでした。
今は体調を崩してTVを見ることができませんが、受け答えに元気さが戻って来たように思います。また一緒に申ジエの優勝を見れればと思います。
(写真は申ジエ選手:スポーツナビから)

放送枠のおかげ (2019.04.15)

オーガスタナショナルGCで開催されていた<2019マスターズ>はT・ウッズの優勝で幕を閉じました。
ここ数年、TV放送を見ていなかったので、なんとか最終日だけでもと思っていました。
ニュースで最終日のオーガスタの天気が悪くなるため、スタート時間や方法を大幅繰り上げになったと知っていましたが、夜半の放送開始を待てませんでした。
朝、起きてみると、3時頃に終わっているはずのプレーを放送していました。予定していた放送枠をそのまま使ってVTR実況?をしていたので、最終盤の優勝争いを見ることができました。
T・ウッズの優勝は18年9月の「ツアー選手権」に続く米ツアー通算81勝目、2008年「全米オープン」以来となる11年ぶりのメジャー優勝で通算15勝目ということになります。
膝、腰、それぞれ数度の手術を乗り越えての復活優勝を待ち望んでいたパトロンの大声援がオーガスタを包みました。43歳、大記録への再挑戦にファンの期待は高まります。
(写真はGDOニュースから)

「ミス・マープル」のお目見え本 (2019.03.14)

アガサ・クリスティーの生んだ二大名探偵、エルキュール・ポアロとミス・マープル。以前、TVドラマでは散々お世話になりました。ポアロの方は小説でも随分読みましたが、マープル伯母さんはもっぱらTVだけでほとんど本を手にしていませんでした。
新聞の読書欄の片隅に、懐かしいミス・マープルの名前を見つけました。ミス・マープルが初お目見えした本の紹介でした。
「ミス・マープルと13の謎」がそのタイトルです。59年ぶりの新訳だそうです。
ミス・マープルの家に集った5人の客が、それぞれの知る解決されていない謎を提示し、他の5人が推理する<火曜日の夜>クラブを結成します。
さてどんな不可解な話が語られ、どのように謎が解かれるのか。
イギリスの片田舎で編み物や庭の手入れをして静かに暮らすミス・マープルには、誰よりも思慮深く、真相を見抜く才能があります。
短編の一編ごとにマープルの豊かな人生経験からの推理が見事に謎を解いていきます。
1月の「ジーヴズの事件簿」に続く短編ものです。なかなか長編には向かえません。
アガサ・クリスティー「ミス・マープルと13の謎」 創元推理文庫(900円+税)

古墳 (2019.02.17)

六地蔵を撮影するために府中市の本宿共同墓地に行きました。たまたま西隣に武蔵府中熊野神社古墳があるのを知り、立ち寄って見ました。
神社は国道20号線に向かっていて、古墳は本殿裏にあります。国道の反対側の道からみると、玉垣と石の鳥居に囲まれて、整然と整備、復元された古墳が目に入ります。
道路からはビッシリと河原石に覆われた2段目(正方形)と3段目(円形)しか見えませんが、下にもう1段あるようです。3段目は直径16m、1段目は1辺32m、高さ6mの大きさです。
神社本殿側と西側はまだ工事中で、西側には公園が作られるようです。
国史跡に指定され、築造当時の姿に復元された古墳ですが、草1本も生えていない真新しい古墳の姿には、なんとなく落ち着きのなさを覚えてしまいました。

2cm角の雪の題字 (2019.02.01)

昨夜、東京に久しぶりの雨が降りました。予報では雪になるとのことでした。
今日は晴天です。しかし、新聞の社会面の下、1段30行の記事、特大の「雪」の見出しが目に入りました。
2cm角の真っ黒な「雪」の大見出し、「平野部5㌢予想 都心も通勤通学に注意」と半網掛けのサブタイトル。
「え! 何日の新聞?」と日付を見直しました。
記事内容は、「気象庁では31日、2月1日未明にかけて関東で積雪が予想されるとして、交通障害や路面凍結に注意を呼びかけた。東京23区でも積雪が1㌢程度になるところがある見込みだ。朝の通勤通学の時間帯に影響が残る可能性もある」というものです。
2月1日の朝刊に掲載していただいても、?ですね。どう考えても昨日の夕刊の記事にふさわしいと思われますが。

ジーヴズを迎えに (2019.01.13)

皇后退位後の生活について美智子皇后の発言の中に「ジーヴズも待っています」というコメントがありました。
「?」と思って気になっていました。年が改まったというわけではありませんが、最寄り駅の書店までジーヴズを迎えに行きました。
不明にして著者のウッドハウスの作品は1冊も読んだことはありませんが、皇后コメントがなければジーヴズが書棚前の平積みの中で待っていることはなかったと思います。
「ジーヴズの事件簿・大胆不敵の巻」で初対面の挨拶。
ジーヴズは僕・バーティに仕える執事です。その情報収集力と灰色の脳細胞(H・ポアロのものではありません)で主人・バーティに降りかかる難題を見事に解決します。
タイトルに「事件簿」とありますが、今流行りの残虐な殺人事件は1件も起こりません。
イギリス人の好む賭け事に絡む事件、恋愛問題などから主人の窮地を少し意地悪く救うユーモア小説です。
短編集なので行き帰りの短いバス、電車の乗車時間に読むのに好都合ですし、読後感が爽やかなのが何よりでした。
P・G・ウッドハウス「ジーヴズの事件簿・大胆不敵の巻」 文春文庫(570円+税)