そして、やはり、8万円弱もとられています。これから来期の交渉ですので参考にさせて頂きます。
エレベータの保守に関しては多くの問題があります。
エレベータ業界は長い間、料金カルテルを結び新規参入を阻止してきました。
1984年3月公正取引委員会は(社)日本エレベータ−協会及び加盟の菱電サービス、日立エレベーターサービス、東芝昇降機サービスの三社に独占禁止法違反の疑いで厳重警告を行い当該三社に日本オーチス、フジテック、日本エレベータを加えた6社に対し、「保守料金の基礎となる標準料金」いわゆるカルテル破棄を勧告しました。こうした実態が、公取委の勧告によって明らかにされたのですが、公取委が動いたいきさつが私達利用者からではなく、業者間の抗争からであったところに、利用者が無関心であった、或いはお任せで嘲弄されてきた事が浮かび上がってきます。今迄、保守料金が妥当かどうか、誰も疑ってみなかったのです。
ようやく全国のマンション居住者が目覚めて動き出したなという思いがしています。インターネットでも多くの個人、管理組合、そして居住者団体が声をあげつつあります。
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なお、当時から社名は変更になった例が多く、現在の名称とは一致していないそうです。