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金龍山 浅草寺 台東区浅草2-3-1

聖観音宗総本山。推古天皇時代の創建で東京都内最古の寺院と言われます。有名な雷門、二天門、宝蔵門を持ち、広大な境内には本堂の他に五重塔、影向堂、不動堂など多くの伽藍を備えています。
本堂左奥の影向堂の左手前に周りを金網で張り込んだ六角堂があります。この中に六地蔵石灯籠が納められています。
伝承によれば久安2年(1146)あるいは応安元年(1368)の建立といわれるそうです。灯篭の火袋に当たる六面に彫り出された地蔵は風化や損傷が激しく、おぼろげに姿が確認できるといった状態です。高さは約235cmだそうです。
元は吾妻橋のたもとにあったものですが、明治期の道路拡張時にこちらに移転されました。都内に現存する石灯籠では最古の部類に入るものと言われています。
六角堂の付近には金龍権現、九頭竜権現のお社があり、子育地蔵尊、 高徳地蔵尊、めぐみ地蔵尊のほか石碑や石灯籠などが祀られています。 (2016.02)

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