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象頭山 頣神院 台東区谷中4-3-27

谷中霊園の西側は多くのお寺が集まっている地域です。とても一度に回りきることはできません。霊園から団子坂下に向かう道筋の両側、4丁目〜6丁目のお寺を巡りました。そのうちの一つで臨済宗のお寺。
この一角は日蓮宗の寺院が多く、頣神院はポツンと日蓮宗のお寺に取り囲まれた格好です。右手の長い他寺の墓地塀に沿った参道を進むと院号を刻んだ石柱門があります。斜め左に本堂があり、境内は左に広がっています。
本堂左を庭木の下をくぐるように進むと墓地入口となります。水屋の奥に観音立像を最上段に祀った無縁塔が建てられています。無縁になった墓碑や古い石仏群が安置されています。
六地蔵は最下段に観音の前を遠慮して左右に分かれて並んでいます。建造年はわかりませんが新しいもののようです。
像高は75cmです。像容は左から柄香炉、幢幡、受手に施無畏印、宝珠と錫杖、合掌、数珠です。
立派な無縁塔ですが。近くに古い焼却場が残っていたり、卒塔婆が乱雑に立てかけられていたりと、まだ整備途中のような気がしました。 (2017.08)

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