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護本山 天龍寺 新宿区新宿4-3-19

明治通り沿いにある曹洞宗のお寺。普段は閉じられたままの立派な山門の横を入ると、境内は広々としています。正面に本堂、通り寄りには鐘楼があり、その間に墓地に背を向けて六地蔵が立っています。六地蔵の背後と左が広い墓地となっています。
像高は110cmと大きめの作りになっています。前垂れで手と持物が隠れていますが、珍しく6躰の内4躰が両手で持物を持っています。
左から合掌、両手で柄香炉、両手で幢幡、両手で宝蓋、宝珠と錫杖、両手で蓮華という姿です。
部分写真は左から幢幡、宝蓋、蓮華です。 幢幡は左肩に、宝蓋と蓮華は右肩に掲げています。一組の六地蔵で幢幡、宝蓋、蓮華を持つ地蔵が揃うのは数少ないのではないかと思います。
やや大きめの帽子は布製です。隣のビルから見下ろされるのを恥ずかしがっているようです。(2015.08)

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