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金網と鉄格子越しに見る六地蔵

六地蔵堂 世田谷区松原 1 丁目 14−12

京王線・明大前駅の東300mにある地蔵堂。
距離的には近いのですが、住宅街の目印のない道を何度も折れ曲がってたどり着きます。
二軒の家に挟まれた、薄汚れたコンクリート壁の小屋で、看板、表札類が何もないので、ゴミ収集場所と間違えそうです。
間口一間の入口の中は花立、線香台が置かれ、その奥に六地蔵が安置されています。さらにその奥中央に船形光背地蔵立像が祀られています。花立には新しい花が供えられていました。
しかし、六地蔵も船形地蔵も金網、鉄格子と二重に囲まれていますので、うまく撮影できません。
また、何重にも重ねて前垂れを着けていますので、錫杖持ち地蔵を除いて像容は全くわかりません。
像高も測れませんが、50cmくらいの小さめの地蔵です。
それぞれの台石は間をコンクリートで固めてしまってあります。
その台石の前面には「延享三丙寅(1746) 釈 浄光信士」「享保十三(1728)?? 釈 ??童子  十二月五日」「十三(年)? 供養(佛) 施主 儀????」などの銘が刻まれていました。 元号は「享保」「延享」の二種類だけです。
説明書きのようなものは見当たりませんでした。また、どこが管理しているのかもわかりませんでした。 (2020.02)

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