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引っ越し元の村名も見えます

亀頂山密乗院 三宝寺 練馬区石神井台1-15-6

真言宗のお寺。石神井公園三宝寺池側にあり旧早稲田通りに面して御成門と長屋門があります。
境内には御成門正面の本堂、左に根本大塔、観音堂があり、本堂左奥に大師堂があります。御成門と長屋門の間に鐘楼があり、長屋門右に正覚院と伽藍が多く、また墓地奥には大きな平和観音像が祀られています、
六地蔵は本堂手前を左へ折れ、墓地に向かう入り口右手に馬頭観音碑などと一緒に並んでいます。
船形光背を持つ像で元は下石神井1丁目にあったらしいのですが、昭和35年に三宝寺に移されたようです。前垂れが大きいので持物がほとんど隠れていますが、左から錫杖と宝珠、柄香炉、合掌、幢幡、宝蓋、それに両手を結んで前で合わせた印を結んだ姿です。右端は薬師如来の印に似ています。蓮台や船形光背には「下石神井村」「石神井村」の字が読み取れます。
六地蔵の対面には地蔵堂があり半地下の子育千体地蔵堂には千体以上の地蔵が祀られているとか。また根本大塔の右奥の墓地境界には、個人が奉納したたくさんの石仏、石碑が集められています。(2016.02)

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