image

「なで地蔵」と並んで新しい六地蔵

慧日山円明院 西光寺 練馬区錦1-19-25

東武東上線・上板橋駅を南に行き、川越街道を越えて、さらにまた同じくらいの距離を歩きます。城北中央公園の西、昔の田柄川跡に整備された並木道のカーブの突端に当たるところにある真言宗のお寺です。近くに仲町小学校バス停があるのですが1時間1本の運行です。
やや南西に向いた山門の左右には数体の地蔵菩薩や石塔が祀られていて、境内の巨木が背景に見えたりして、なかなか雰囲気のある外観です。
石塔の中には珍しい三面八臂の馬頭観音坐像や青面金剛庚申塔が含まれています。
境内は右に円明殿、左に巨木、正面奥に本堂があります。
墓地は境内の左にあります。入り口に水屋と六地蔵が入る堂宇が向かい合っています。堂宇の手前には「合掌地蔵(なで地蔵)」が祀られています。
六地蔵は新しいもので昭和63年の造立です。立派な台石にはそれぞれの地蔵名が彫り込まれています。名前と像容は延命地蔵=錫杖と宝珠、宝珠地蔵=施無畏印と宝珠、宝手地蔵=数珠、持地地蔵=合掌、宝印地蔵=柄香炉、伏息地蔵=幢幡となっています。像高は95cm(蓮台込み)です。
(2017.06)

六地蔵巡りに戻る