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平成の造立で真新しい六地蔵

福王山弥勒院 慈眼寺 中野区中央3-33-3

地下鉄丸ノ内線・新中野駅の近く、青梅街道沿いにある真言宗のお寺。
街道に面してピンクの塀に鉄柵門となっています。境内右にコンクリート造りの鐘楼と弥勒院、正面に金色のバコタと本堂があり、境内左から本堂裏まで墓地が広がります。
墓地入口に六地蔵が広い境内に向かって並びます。寺の説明によれば平成16年の造立だそうです。持物は左から数珠、合掌、宝珠・錫杖、柄香炉、宝珠・施無畏印で、右端の地蔵の持物は経巻のようです。像高は92cmあります。
六地蔵の裏、墓地の南端に馬頭観音や数塔の庚申塔、石仏などが塀に沿って安置されています。
庚申塔は元禄3(1690)年から寛保2(1742)年の間に造られたもので、青梅街道沿いにあったものがこの寺に集められたのだそうです。 (2016.05)

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