image

北向六地蔵と精霊堂の六地蔵

泰叡山 瀧泉寺 目黒区下目黒3-20-26

日本三大不動の一つ「目黒不動尊」として知られる天台宗のお寺です。広大な敷地に阿弥陀堂、観音堂、地蔵堂、仁王門、鐘楼などの伽藍をもつ大寺院です。
仁王門を入ると正面に大本堂に登る石段があります。右手は本坊阿弥陀堂と観音堂が塀囲いの中にあります。左手は砂利を敷いた広い庭になっています。
その一番外れのバス道との境界に「北向六地蔵」と呼ばれる六地蔵が祀られています。大きさは 110cm。並びは左から宝珠に錫杖、宝珠に施無畏印、両手で幢幡、合掌、両手で数珠、両手で柄香炉の順です。建造年はわかりませんが、かなり新しいものと思われます。
もう一つの六地蔵があります。男坂と言われる正面石段の右手にこちらも本堂に向かう女坂がありますが、その右手に精霊堂がありたくさんの地蔵菩薩などの石仏が収まっています。その中に中央の大きな地蔵菩薩の後ろに控えるように六地蔵が壁を背にして並んでいます。
こちらは合掌、数珠、柄香炉、宝珠と錫杖、宝珠と施無畏印、宝蓋の姿です。 像高はわかりませんが70cmくらいかと思われます。建造年も不明です。
墓地は大本堂の右に鐘楼堂があり、そこから右奥に入ったところとなります。とにかく広い境内です。 (2016.03)

六地蔵巡りに戻る