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手持ち無沙汰な六地蔵

白龍山寿命院 東覚寺 北区田端2-7-3

JR田端駅北口から都道458号を南に400mほど行くと、広い道路との三叉路に出会います。その西角に田端八幡神社と東覚寺があります。真言宗のお寺。
以前に来ているのですが、その時は都道に沿って広がる墓地の坂道を上がったのですが、駐車場はあれど入口を見つけられませんでした。山門は都道に交わる広い道路側にありました。
山門と八幡参道の間に阿吽二像の赤紙仁王(石造金剛力士立像)が祀られた社があります。病気身代わりを願って赤紙を貼るのだそうです。
山門を入ると正面に本堂、左に客殿があります。広くはない境内に鼓翼(はばたき)観音や水子・子育地蔵の鋳造や観音石像などが安置されています。
墓地は八幡参道を社に向かう石段の直前で、細い石段があり、それを登ると狭い鉄柵門の入口となっています。鍵がかかっていて中には入れませんでした。
六地蔵は山門の左、広い道路に向かって建っています。道幅の割には車の通りも、人の行き来も少ないので、少し手持ち無沙汰に見えます。
像高64cm、蓮台込みでも80cmのやや小さめの地蔵立像です。像容は左から合掌、数珠、幢幡、柄香炉、宝珠に施無畏印、宝珠に錫杖です。 (2018.03)

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