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写経された布衣を纏い像容は不明

西方山安養院 九品寺 葛飾区堀切6-22-16

JR新小岩駅から平和橋通りを北上しJR綾瀬駅へ行くバス路線にある本日の撮影目的3ヶ寺の内の一つです。京成電鉄・堀切菖蒲園駅を過ぎて川の手通りを北に行き、南綾瀬小学校を右に入ったところにある真言宗のお寺。
石柱門を入ると左手に山号寺号を刻した立派な石碑が建っています。参道を進むと二基の大きな灯篭があり、左の灯篭傍に一樹で白とピンク2色の花をつけた枝垂桜が境内を華やかにしていました。
本堂右手前には参道に面して竪琴を弾く「金剛歌菩薩」の鋳造坐像が祀られ、その背後に六地蔵の雨屋があります。
六地蔵は写経された白い布衣を纏い、朱の前垂れ、赤い毛糸の甚平と帽子という装束ですので、持物や姿がわかりません。手前右端が錫杖を持つ姿でしょう。昭和52年の建造で像高は80cmです。
本堂右には墓地を背にして九品仏が祀られています。台座の側面と裏面には世話人と施主のネームプレートが付けられていました。平成15年の建造のようです。 (2016.03)

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