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石質も耳の形も表情もかなり異なっています

医王山応心院 昇覚寺 江戸川区東葛西7-23-17

地下鉄東西線・葛西駅の東南1000mの所にある真言宗のお寺です。
南面する山門を入ると、境内の南半分が墓地になっています。その奥に本堂、書院が並び、本堂裏側も墓地になって居ます。さらに道を隔てた北の区画に大きな駐車場と細長い墓地があります。
山門右手に鐘楼が立っています。
六地蔵は山門を入って直ぐ左の小さな覆屋の中に祀られています。
かなり古いもののようです。頭部や法衣の造りを見ると、それぞれ異なっていて、一組の六地蔵ではなかったように思われます。蓮台もそれぞれ異なっています。
像容は左から宝珠に錫杖、幢幡、両手で香炉、合掌、数珠、宝蓋となっています。像高は70cm前後です。
蓮台の蓮弁に銘が刻まれています。「(東)組/講中問」「(西)組/中組/講中問」「(元禄十)・/十二月吉(日)」がかろうじて読めました。
東葛西は<六地蔵巡り>の早い時期に訪れたはずなのですが、見落としていたようです。
庚申塔探しに近くの神社を調べていて気がつきました。
(2021.03)

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