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大悲山華蔵院 観音寺 荒川区東尾久8-46-2

都電荒川線・宮の前駅から隅田川に向かって少し歩いたところにある真言宗のお寺。山門の左手に弘法大師の金銅製立像が祀られています。
山門を入ると正面に本堂、右手に庫裏、左に墓地があります。本堂前、墓地との間に小さな池がありそこには水子地蔵坐像があります。
六地蔵はこの境内にはありません。二区画ほど戻った華蔵院旧薬師堂墓地の方にあります。
入り口を入った左にお墓が広がりますが、入り口近くに二体の地蔵立像を挟んで左に六地蔵、右に十数基の浮き彫り仏像群があります。
六地蔵の姿は左から宝蓋、柄香炉、幢幡、合掌、宝珠、宝珠に錫杖となっていて、左の5体はすべて両手で持っています。像高は100cm−110cmです。
光背の左に記された建造年には「元禄十六歳(1703)八月十九日 施主森下◯○」や「宝永二歳(1705)三月八日 三屋同行七人」が見え、右には「奉造立六地蔵庚申講中為二世安楽也」「奉造立六地蔵為講中二世安楽也」の文字が読み取れます。(2016.02)

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