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金光山宝珠院 地蔵寺 荒川区西尾久3-10-6

都電荒川線(南)と隅田川(北)に縦に交わる二本の道路・みずき通り(西)と尾久橋通り(東)に囲まれた地域に四つのお寺があります。小台駅と宮ノ前駅の中間にある真言宗のお寺。
山門を入ると参道を挟んで一帯が墓地になっていますが、その奥に本堂が見えます。墓地の手前左に小さなお堂があり観音立像や地蔵立像などが祀られています。
塀囲いに沿って参道を右に行くと大きな石塔と丸彫り立像の地蔵尊があります。 与願印を結び宝珠を持つ地蔵尊の蓮台には小さな小さな地蔵さんが7つ乗せられています。
その奥、本堂の正面に当たるところに二つの銅製灯篭を前にして巨大な銅製の水子地蔵が建っています。
六地蔵はその両脇に並んでいます。こちらも銅製で200cmもある大きな地蔵です。台石にネームプレートがはめ込まれています。残念ながら建造年代は判りませんでした。
左から金剛願地蔵尊(閻魔幢・与願印)、金剛宝地蔵尊(宝珠・甘露印)、 金剛悲地蔵尊(錫杖・引接印)、金剛幢地蔵尊(幢幡・施無畏印)、放光王地蔵尊(錫杖・与願印)、預天賀地蔵尊(宝珠・説法印)となっていますが、結んでいる印の名前がよく判りません。不確かですがそうではないかと思われる名前を書き込みました。錫杖も柄の短いものと長いものがあり戸惑いました。(2016.02)

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