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初めて出会った三石板六地蔵

寿海山三蔵院 徳枝寺 足立区入谷1-2-2

日暮里・舎人ライナーの舎人駅を南に少し行ったところにある真言宗のお寺です。山門は尾久橋通りに面しています。
境内正面に本堂、左に庫裏、右に墓地となっています。山門を入って右手に「日の出の塔」、三界万霊の石柱、大きな水子地蔵尊の立像が並び、その奥に水屋と屋根を一つにした雨屋に六地蔵が入っています。
三つの船形石板に二態ずつの地蔵立像を浮彫りした六地蔵です。建造の年代は判りませんが、かなり古いものだと思われます。石板はそれぞれ天地63cm、幅45cmです。
円光背を持った像容は左から宝蓋、宝珠と錫杖、数珠、合掌、幢幡、柄香炉となっています。六体の表情は可愛い童子の表情で個性的です。
三石板の六地蔵は200近い六地蔵との出会いでも初めてです。思わぬお寺で予想外の珍しいものが見つかるのも、この「六地蔵巡り」の大いなる楽しみのひとつです。 (2016.10)

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