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安養山南蔵院 瓔珞寺 足立区神明3-18-18

埼玉県八潮市との間を流れる垳川(がけかわ)の川淵にある真言宗のお寺です。
山門を入ると右手に墓地があり、参道に沿っていくつもの灯篭が並んでいて、その奥に六地蔵が祀られています。
墓地への入り口を隔てて鐘楼があり、その奥に本堂があります。鐘楼の脇に無縁仏の塔が建ち、多くの石仏や石板が集め祀られています。
六地蔵は中央に古い大きな丸彫り地蔵と舟形地蔵を挟んで、左右に3体ずつ並んでいます。
中央の地蔵は損傷が激しく腕が折れたりしていますが、どちらも宝珠に錫杖の姿です。六地蔵は左から合掌、宝珠と錫杖、合掌、宝珠と錫杖、幢幡、宝蓋となっています。
右の幢幡と宝蓋の地蔵には「正徳3(1713)年」の文字が見えます。像高は75cmです。 (2016.05)

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