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千龍山妙智院 慈眼寺 足立区千住1-2-9

日光街道沿いにある真言宗のお寺。本堂正面の入り口を入って右手から本堂横に回りこむと、墓地に通じる石畳の道に面して六地蔵があります。
毛糸の赤い帽子を深々と被り、襞で枠取りされたピンクの前垂れをつけた可愛いお地蔵さんです。
並び順は左から幢幡=宝印地蔵(畜生)、柄香炉=日光地蔵(天)、宝珠に錫杖=檀陀地蔵(地獄)、合掌=除蓋障地蔵(人)、宝珠に施無畏印=宝珠地蔵(餓鬼)、数珠=持地地蔵(修羅)となっています。
幢幡は短い柄で、小さな飾りがついています。
像高は75cmで、蓮台は14cm。昭和59年の建造です。
右手が山門になり、山門から見ると正面に六地蔵が見えることになります。参道の右側にはたくさんの石碑や石仏を集めた中に供養塔が建っています。
ちょうどススキが穂を出し始めた季節でした。境内の陽だまりには数匹の猫がいて丁寧に送り迎えをしてくれました。 (2015.10)

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