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七体並んで六地蔵

阿遮山福寿院 足立区伊興2-18-18

東武スカイツリーライン・竹ノ塚駅の西1100歩のところにある真言宗のお寺です。三叉路の斜め前がやはり六地蔵のある実相院です。
山門手前右に板塀に囲まれて七つの地蔵立像が並んでいます。境内は正面に本堂、左に幼稚園、右手に墓地となっています。
寺と幼稚園の間に仕切りが無いようで、用心のためでしょう「寺・幼稚園にご用の方以外は立入禁止」の立て札がありましたので、中に入るのは遠慮して、六地蔵だけ撮影させていただきました。
七体の地蔵立像の像容は、左から宝珠に錫杖、宝珠に錫杖と続き、幢幡、宝珠に施無畏印、数珠、柄香炉、合掌となっています。像高は蓮台込みで80cmです。
組み合わせから言えば、石の色と蓮台の異なる左端の宝珠に錫杖の地蔵を除いた六体が一組だったと推測できますが、中央の宝珠に施無畏印の地蔵は他に比べて細身に造られていたり、また、柄香炉の地蔵の頭部の形が少し他と異なっているのが気になるところです。
幼稚園を並営するお寺では、ウイークデイの「関係者以外立入禁止」なども多くなってきているようです。 (2017.12)

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