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立派なお堂に守られて

西林山長福寺 安養院 足立区千住5-17-9

日光街道、千住新橋近くにある真言宗のお寺。
普段、山門は閉じられているので日光街道から入った広い道に面した石柱のある南門から入ります。
庫裏横を回って進むと右手に山門、正面に観音堂があり、左が本堂です。本堂の左手に雨屋というには立派すぎる、瓦屋根が4本の柱にを支えられたお堂が六地蔵をお守りしています。
立体感があり丁寧に彫られた丸彫りの六地蔵は気品のある表情で本堂東側の墓地を見ています。
六地蔵の並びは向かって左から檀陀地蔵(錫杖と宝珠)、宝珠地蔵(施無畏印と宝珠)、持地地蔵(両手で数珠)、除蓋障地蔵(合掌)、日光地蔵(両手で柄香炉)、宝印地蔵(両手で幢幡)となっています。
像高は77cm(本体63cm、蓮台14cm)です。銘の類は見当たりませんでした。 (2015.10)

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