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真新しい基壇、石柱、蓮台の上に真新しい六地蔵

有王山地蔵院 延命寺  日野市川辺堀之内595

真言宗のお寺です。
京王線・南平駅の北東、直線距離で1200mの所にあります。北野街道から一番橋通りに入り、朝川を越えて都道159を東へ行ったところです。JR豊田駅からのバスが通っているようですが1時間に1本ぐらいの運行です。
都道側から境内に入ると正面(南)に庫裏と本堂が前後して建っています。右手(西側)は墓地です。
東面する本堂の正面にまっすぐ伸びる道がありますので、元々はこちらに山門、参道があったと思われます。
六地蔵は庫裏手前の墓地入口に建っています。真新しい基壇、石柱、蓮台の上に真新しい六地蔵が乗っています。
石柱には六道名と地蔵名が印刻されています。像容と地蔵名は左から柄香炉=法性地蔵(天上道)、合掌=宝性地蔵(人間道)、幢幡=法印地蔵(修羅道)、数珠=地持地蔵(畜生道)、宝珠に施無畏印=陀羅尼地蔵(餓鬼道)、宝珠に錫杖=延命地蔵(地獄道)です。
像高は75cm。昭和58年の建造です。
なおこのお寺には文明2年(1470)の板碑があります。阿弥陀三尊の種子、天蓋、三具足が刻まれています。 (2020.06)

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