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帽子、涎掛け、羽織を着けた小さな六地蔵

五ノ神社 羽村市五ノ神1-1



JR青梅線・羽村駅東口ロータリー隣の区画にあります。
敷地内には南から五ノ神まいまいず井戸、五ノ神会館、五ノ神薬師堂、五ノ神社本殿があります。
六地蔵は五ノ神薬師のお堂の前に建っています。
像高46cmの六地蔵には立派すぎるくらいの基壇と台座、蓮台の上に祀られています。
基壇は五ノ神薬師講中、六地蔵尊は個人の施主で平成二十年に奉納されたようです。
赤い帽子、涎掛け、羽織を着けていますので、見た目では像容はわかりませんが、左から数珠、宝珠に錫杖、幢幡、合掌、宝珠に施無畏印、柄香炉となっています。
駅前の一等地にあるのですが、人影もまばらな境内で、真っ赤な着衣の六地蔵は何を祈っているのでしょうか。
境内東南にある「まいまいず(カタツムリ)井戸」は鎌倉時代の創建と推定され、都の史跡になっています。 (2020.20)

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