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観音様?を主尊に小さな坐姿六地蔵

聚林山千光院 興福寺  八王子市東浅川町754

京王高尾線・狭間駅の北東500mのところにある曹洞宗・単立のお寺です。 徒歩約8分ばかりの所ですが、行きは急な下り坂、帰りはきつい上り坂を覚悟しなければなりません。
道路から入り込んだ参道は短く、右に六地蔵の雨屋、左に念仏供養像の入った雨屋があります。
その先に石柱門、さらに奥の右手に山門、奥に本堂があります。墓地は本堂左の小さな門の先に整備されています。
六地蔵は中央に主尊の観音?坐像を置き、左右に3体ずつ並んでいます。
主尊は像高55cm、地蔵は33cmの小さなものです。
主尊は左手が欠けています。右手は指先がありませんが、施無畏印を結んでいるように見えます。准胝観音像でしょうか。
地蔵は6体とも合掌の姿です。
角柱台の前面には中央に戒名、左右に「施主」と名前が刻まれているようです。
右から二つ目の地蔵の石柱台の側面には「安政六巳未(1859)?/十九世梅堂代/再建之」とありました。
(2020.12)

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