円石版に青面金剛

(←):宗建寺  青梅市千ヶ瀬町6-734
円石版青面金剛 庚申塔。
文化九(1812)年建造。
円石板、中受台、台石、基壇で構成。高さ140cm。
円石板には瑞雲に日月、一面六臂の青面金剛、二邪気、二鶏が浮彫。全面に瑞雲模様浮彫。台石に三猿。
台石の三猿は烏帽子、狩衣姿。左猿は右肩に棒(御幣?)を担ぎ、左手の扇で口を隠し、中央猿は右手の扇で耳を隠し、右猿は右手の扇で目を隠している。
円石板の裏に「現住圭州 維・文化九壬申小春庚申日建・ 願主常休」の銘。







剣人型六臂。左本手にはショケラを掴んでいる。右手は剣。上手は法輪と鈴。下手は弓と矢。
脚の左右に鶏、足下に二邪気が見える。
台石には扇で口、耳、目を隠す烏帽子、狩衣姿の三猿 が舞う。